仲代達矢さんと仲代さんの書かれる文章が好きなので、この本も読んでみたいと思いました。
良い内容でした。
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老化も進化 (講談社+α新書 465-1A) 新書 – 2009/6/1
仲代 達矢
(著)
老化は進化! 歳とともに自由に生きる! 「生きることは非効率。効率重視では生きられない!」真剣勝負で生きてきて、今、人生の晩年を迎える俳優・仲代達矢が、「加齢」の時を享受しながら本音で語る。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/6/1
- ISBN-104062725851
- ISBN-13978-4062725859
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/6/1)
- 発売日 : 2009/6/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 205ページ
- ISBN-10 : 4062725851
- ISBN-13 : 978-4062725859
- Amazon 売れ筋ランキング: - 648,706位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仲代達矢は脚本家で演出家だった奥さんをがんで亡くしている。「立ち直るまで」を描いた本だ。
下積みから苦労してきた人だけど、今までの人生で一番の試練は奥さんの死だという。
その喪失を通してなにを得たのか。
「かけがえのない人を失った悲しみは、今まで気づかなかったささやかな喜びを見つけるパワーを与えてくれた……人はだれもがいつかは愛する人を失う悲しみを味わいます。そして、人はどんなに絶望しても、命ある限り生きつづけなければなりません」
「私が失った大切な人たちは、私に「生きる」という仕事を遺したのではないか、かつてともにした魂を新しく出会った人たちに伝えるために……、かけがえのない人たちと別れた深い悲しみが私にそのことを気づかせてくれました。今、決して強がりではなく、私は、私の人生を幸せに全うしたいと思っています」
「人にどう思われてもいい、なんて、思ってはいけません。腹立たしいことがあってもにっこり笑って「しあわせです」という顔をする。そうすることによって、幸せに少し近づけます」
心の中は悲しくてもつらくても、顔だけは笑っていよう。笑うことによってほんのちょっと周囲の空気がやわらぐから。大切な教えだと思う。
空襲を経験し、明日のことなど考えられない日々を送ったのに加え、終戦後に豹変する大人たちを見ていたから、悪しき体制に対しては、反骨精神を忘れずに平和を唱えるという。そんな覚悟も彼の奥深い演技の背景にあるのだとよくわかった。
下積みから苦労してきた人だけど、今までの人生で一番の試練は奥さんの死だという。
その喪失を通してなにを得たのか。
「かけがえのない人を失った悲しみは、今まで気づかなかったささやかな喜びを見つけるパワーを与えてくれた……人はだれもがいつかは愛する人を失う悲しみを味わいます。そして、人はどんなに絶望しても、命ある限り生きつづけなければなりません」
「私が失った大切な人たちは、私に「生きる」という仕事を遺したのではないか、かつてともにした魂を新しく出会った人たちに伝えるために……、かけがえのない人たちと別れた深い悲しみが私にそのことを気づかせてくれました。今、決して強がりではなく、私は、私の人生を幸せに全うしたいと思っています」
「人にどう思われてもいい、なんて、思ってはいけません。腹立たしいことがあってもにっこり笑って「しあわせです」という顔をする。そうすることによって、幸せに少し近づけます」
心の中は悲しくてもつらくても、顔だけは笑っていよう。笑うことによってほんのちょっと周囲の空気がやわらぐから。大切な教えだと思う。
空襲を経験し、明日のことなど考えられない日々を送ったのに加え、終戦後に豹変する大人たちを見ていたから、悪しき体制に対しては、反骨精神を忘れずに平和を唱えるという。そんな覚悟も彼の奥深い演技の背景にあるのだとよくわかった。
2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仲代達矢さんの全てが分かりました。全ての方にお勧めします。
2019年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゆっくり ゆったり 気長に生きることへのサゼスション
2009年7月13日に日本でレビュー済み
「老化は進化」というタイトルに惹かれて手に取りました。
役者さんとしてのイメージが強烈すぎて、素顔の仲代さんや彼の人生観など全く知りませんでしたが、最愛の妻にして相棒の宮崎恭子さんとの突然の別れ、塾生を教えていく中での戸惑い、自分の老いへの挑戦など、鋭い演技とは全く違い、優しい口調で綴られていてすんなり読めました。
愛する人との別れや老いていく自分と向き合う事は、誰でもが必ず通らなくてはならない。
そんな時に傍でそっと勇気をくれる一冊です。
役者さんとしてのイメージが強烈すぎて、素顔の仲代さんや彼の人生観など全く知りませんでしたが、最愛の妻にして相棒の宮崎恭子さんとの突然の別れ、塾生を教えていく中での戸惑い、自分の老いへの挑戦など、鋭い演技とは全く違い、優しい口調で綴られていてすんなり読めました。
愛する人との別れや老いていく自分と向き合う事は、誰でもが必ず通らなくてはならない。
そんな時に傍でそっと勇気をくれる一冊です。
2010年9月5日に日本でレビュー済み
老化も進化という題名から中高年への自己啓発書を想像しましたが、本書は仲代達矢さんの自叙伝といってもさしつかえないかもしれません。本書の中身は全編亡き宮崎恭子さんへの愛が綴られていて、仲代達矢さんの役者人生や若き苦労時代のことも書かれています。宮崎恭子さん共に無名塾を立ち上げ苦労しながらいかに塾を続けて来たか、また宮崎さんが亡くなった後どうやって仲代さんが立ち直ったかが真摯な言葉で語られています。本書が書かれて時点ではお一人で暮らされているようです。個人的には、本書の中にある「過分は借金である。」という言葉が強烈に私の中に残りました。経済優先で「過分」に生きてきた私たち日本人にいまそのツケが回ってきたからです。俳優としての仲代達矢さんは全てが完璧な孤高の人だと思っていましたが、「私は舞台の一役者である。」と高齢になられた今も初心を忘れずに新しいことへチャレンジされています。最近の仲代さんは、ロンゲとロングヒゲでますますカッコ良くなられていますネ!