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坂本龍馬を英雄にした男 大久保一翁 (講談社+α新書) 新書 – 2009/12/22

4.1 5つ星のうち4.1 4個の評価

大久保一翁とは何者であろうか。軍艦奉行となった海舟の活躍で、諸藩にその名と思想は知られていた。薩摩の家老・小松帯刀、西郷隆盛、大久保利通、長州の木戸孝允(桂小五郎)、周布政之助、土佐の坂本龍馬、公家の岩倉具視など、幕末維新の数多の傑物が揃って大久保一翁に期待し、一翁が幕閣に登用されれば、「討幕を止める」とまで声を揃えたほどである。討幕派の西郷や大久保、木戸からも一目置かれ尊敬されていたことは、幕末維新の複雑な政局を知るうえで、一翁その人を避けては通れないことを意味する。一翁の最大の功績は、幕府の中枢にありながらも、私心を捨て、広く意見を聞き、深く洞察して結論を出すと、その主張を公言して憚らないことにあった。そのひとつが諸藩の重役や志士を驚かせた「大開国論」である。
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商品の説明

著者について

古川 愛哲
ふるかわ・あいてつ―1949年、神奈川県に生まれる。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻。放送作家を経て雑学家となる。「万年書生」と称し、東西の歴史や民俗学をはじめ生理学や科学技術史まで幅広く研究。また、世界の映画大学とも言える「国際学生映画祭」の創設に加わり、新しい視点から芸術をバックアップする。 著書には『雑学・日本の歴史』(日本実業出版社)、『裏日本史』(ワニ文庫)、『歴史クイズ式 この地名の漢字が読めますか?』(講談社+α文庫)、『江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた』『九代将軍は女だった!』『江戸の歴史は隠れキリシタンによって作られた』(以上、講談社+α新書)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2009/12/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/12/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062726246
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062726245
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 4個の評価

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古川 愛哲
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在の日本の為に生きた人、大河ドラマとかで取り上げて欲しい
2010年1月22日に日本でレビュー済み
 2010年NHK大河で竜馬を取り上げるので、最近坂本竜馬への注目が著しい。最近どころか、竜馬は近年尊敬する英雄No1の不動の存在と化している。しかし、坂本竜馬が有名になったのは司馬遼太郎が取り上げたからであり、それまでは無名な存在であったのは知られていない。明治好きの昭和嫌いで知られる司馬の作品は事実をゆがめているものも多く、「司馬史観」といって嫌う歴史家は多い。そこで、本書では埋もれてしまった大久保一翁を取り上げた、というわけだ。
 著者のそのような姿勢(勝の様に声を大きくする者だけが有名になるのはおかしい、と著者は書いている)は非常に共感するが、本書によると大久保は自身の資料を焼き捨て、結果資料に乏しいらしい。よって本書は伝聞推定が多すぎる。ここまで多いと歴史本としては通用するかどうかぎりぎりだろう。もう少し史実を誠実に伝える、という姿勢が欲しかった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年11月24日に日本でレビュー済み
大久保の死によって幕末は終わる。その後維新政府の要職に就いた連中の志の低さは現在の自民党、民主党などの政治家に引き継がれている。
しかし大久保も所詮は勝った者がいかにその正当性を守るかに終始したにすぎない男。
吉田松陰や高杉晋作、坂本龍馬などが生きていたらと、つくづく思う。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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