精神的にダメな女性が多くなったというダメ出し系かな?
と考えたのですが、この著者はバリバリの医学博士。
豊富な医学知識で裏打ちされた内容はわりとためになる内容。
「女性のライフスタイルがここ10年かわった。しかし、身体機能にはかわりはない。」
なるほど。
「見かけは成熟した女性のはずなのに、身体や性に関する知識は中高生程度。」
「(わたしここ)一年間、生理ないけれどもこのままでいいのでしょうか。」
...etc
身近でいそうで怖い。
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「メス」失格 (講談社+α新書) 新書 – 2010/3/19
対馬 ルリ子
(著)
女性の体が危ないことに気づいていますか? 頑張り続ける日本女性は心身ともに疲れています。自分の体の声に耳を傾けましょう! ●ライフスタイルの変化とメス力●ハードルを上げすぎる女性たち●横並び主義と良妻賢母信仰●見た目だけのアンチエイジング●身体に無頓着な女性たち●女性の健康に意識の低い日本●メス力を守る女性検診●若い世代に増えている子宮頸がん●女性外来は女性の保健室●サポーター軍団を作ろう、など
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/3/19
- ISBN-104062726432
- ISBN-13978-4062726436
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/3/19)
- 発売日 : 2010/3/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062726432
- ISBN-13 : 978-4062726436
- Amazon 売れ筋ランキング: - 563,252位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月5日に日本でレビュー済み
女性の社会的抑圧による生活・性の独立を謳いつつ(自慰には触れられていない)、それと結びつく身体の変調を医学的にアドバイスする本なのだが、リスク面が殆ど書かれていないので列記する。
低用量ピルの医師向け添付文書には、脳卒中・血栓症が、WHO付属機関である国際がん研究機関(IARC)は、ヒトに対する発ガン性の十分な証拠があるとの調査結果を公表。
ホルモン補充療法では、5年以上の長期服用で乳癌・心筋梗塞・脳卒中・鬱病のリスクが増大。
子宮頸癌では、生殖器のイボ原因となるHPVと、癌を発現するHPVとは違うし、円錐切除術ではほぼ完治するが再発の可能性もあり、頸管無力症などの合併症も報告されている。
また米食品医薬品局(FDA)は、ワクチンに入っているHPVに既に感染している人の場合、ワクチン接種が症状・病状を悪化させる可能性があり、入っていないタイプのHPVに感染している人の場合、ワクチンに入っているタイプのHPVに対し悪化の可能性があるとしている。
マンモグラフィの放射線被爆では、2年間隔であれば40歳以上で、利益がリスクを大幅に上回り、正当化の条件を満たしているとのデータがあるものの、検診によって癌が100%見つかるわけではない、過剰診断により、過剰な検査や治療を招く可能性がある、受診者の心理的不安をもたらす、検査に伴う偶発症も言われており、肺癌・乳癌・大腸癌等では、してもしなくても結果はほとんど変わらないという検診の無効性が、ハッキリと証明されてしまっていると、95年頃より近藤誠医師は発表しているが、それに対する癌の死亡率の減少を証明するデータ等の反論が全く書かれていない。
ちなみに米では、90年代より治療ではなく予防を重視した対策を進めるべきだという意見に方向転換し、国民全体が病気の予防や健康習慣改善に取り組んだので、癌罹患率・死亡率とも減少に転じている。
低用量ピルの医師向け添付文書には、脳卒中・血栓症が、WHO付属機関である国際がん研究機関(IARC)は、ヒトに対する発ガン性の十分な証拠があるとの調査結果を公表。
ホルモン補充療法では、5年以上の長期服用で乳癌・心筋梗塞・脳卒中・鬱病のリスクが増大。
子宮頸癌では、生殖器のイボ原因となるHPVと、癌を発現するHPVとは違うし、円錐切除術ではほぼ完治するが再発の可能性もあり、頸管無力症などの合併症も報告されている。
また米食品医薬品局(FDA)は、ワクチンに入っているHPVに既に感染している人の場合、ワクチン接種が症状・病状を悪化させる可能性があり、入っていないタイプのHPVに感染している人の場合、ワクチンに入っているタイプのHPVに対し悪化の可能性があるとしている。
マンモグラフィの放射線被爆では、2年間隔であれば40歳以上で、利益がリスクを大幅に上回り、正当化の条件を満たしているとのデータがあるものの、検診によって癌が100%見つかるわけではない、過剰診断により、過剰な検査や治療を招く可能性がある、受診者の心理的不安をもたらす、検査に伴う偶発症も言われており、肺癌・乳癌・大腸癌等では、してもしなくても結果はほとんど変わらないという検診の無効性が、ハッキリと証明されてしまっていると、95年頃より近藤誠医師は発表しているが、それに対する癌の死亡率の減少を証明するデータ等の反論が全く書かれていない。
ちなみに米では、90年代より治療ではなく予防を重視した対策を進めるべきだという意見に方向転換し、国民全体が病気の予防や健康習慣改善に取り組んだので、癌罹患率・死亡率とも減少に転じている。
2010年5月3日に日本でレビュー済み
読みだしたときは、娘にも読ませたい、と、そのような気になりました。ところが、途中から、HRT大賛成なのと、ご自身の病院の宣伝臭が少々気にかかり始めました。 性差医療のこととか、とてもいい、と思われる部分があるのですが、いかんせん新書という限られたボリュームのため、言葉足らずの部分が多いと感じられました。 ★は正直2.5ですが、3に繰り上げました。東京女子医大出の当方の女性主治医がリストから漏れていたことも原因かもしれません。