ヨーロッパに永く住み、ヨーロッパ人を観察して来た著者ならではの経験と考察に溢れた本である。ただ、本の題名と内容が解離しており、ヨーロッパ人から見た日本と言ふ視点からの記述はむしろ少ない事に拍子抜けを感じた。著者の日本への深い愛情には大いに共感するが、出版社は、本の題名をもう少し考えて欲しかったと言ふのが、率直な感想である。著者の次の本を楽しみにしたい。
(西岡昌紀・内科医/戦後66年目の夏に)
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発見! ヨーロッパが驚く「本当は感情豊かな日本」 (講談社+α新書) 新書 – 2010/10/21
デュラン れい子
(著)
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365日、毎日どこかでお祭りがある幸せを知ろう!
生真面目、清潔好き以上のホントの姿
クリスマスがメインイベントのキリスト教徒がうらやむ「800万の神」ゆえの楽しみ!
私の体験では、ヨーロッパの国々は私が日本で描いていたイメージとほとんど同じでした。でも、日本の場合、ホントの姿がヨーロッパに伝わっていないと思うのです。さて、そうすると世界の人々が持っている“日本人のイメージ”は? 生真面目、丁寧、清潔好き……等々、なぜか静的なイメージが強いように感じてしまうのは、私だけでしょうか? いえ、私と同じように、ほとんどのヨーロッパの人々が感じていると思います。そして、日本に来たことのない人たちだったら、なおさらのこと……と想像できます。果たして、日本人の個性って、これだけでしょうか? そんなことは、絶対ないはずです。日本人が気づかないけれど、外国人が驚いたり感動したりすることが、きっとあるはずです。――<「はじめに」より>
●日本人の素顔が見えてくるお祭り
●多神教の日本ならではの幸せ!
●庶民の日本、貴族のヨーロッパ
●ギリシャ危機が象徴するもの
●ユーロは採用しなかったイギリス
●日本の女性はかわいそう?
●なぜ日本人は有給を取らない?
●ひとりひとりを認める国へ
●ワールドカップに見る愛国心
●サッカー日本代表の強みと幸せ
生真面目、清潔好き以上のホントの姿
クリスマスがメインイベントのキリスト教徒がうらやむ「800万の神」ゆえの楽しみ!
私の体験では、ヨーロッパの国々は私が日本で描いていたイメージとほとんど同じでした。でも、日本の場合、ホントの姿がヨーロッパに伝わっていないと思うのです。さて、そうすると世界の人々が持っている“日本人のイメージ”は? 生真面目、丁寧、清潔好き……等々、なぜか静的なイメージが強いように感じてしまうのは、私だけでしょうか? いえ、私と同じように、ほとんどのヨーロッパの人々が感じていると思います。そして、日本に来たことのない人たちだったら、なおさらのこと……と想像できます。果たして、日本人の個性って、これだけでしょうか? そんなことは、絶対ないはずです。日本人が気づかないけれど、外国人が驚いたり感動したりすることが、きっとあるはずです。――<「はじめに」より>
●日本人の素顔が見えてくるお祭り
●多神教の日本ならではの幸せ!
●庶民の日本、貴族のヨーロッパ
●ギリシャ危機が象徴するもの
●ユーロは採用しなかったイギリス
●日本の女性はかわいそう?
●なぜ日本人は有給を取らない?
●ひとりひとりを認める国へ
●ワールドカップに見る愛国心
●サッカー日本代表の強みと幸せ
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/10/21
- 寸法12.2 x 1.3 x 18.3 cm
- ISBN-104062726793
- ISBN-13978-4062726795
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/10/21)
- 発売日 : 2010/10/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4062726793
- ISBN-13 : 978-4062726795
- 寸法 : 12.2 x 1.3 x 18.3 cm
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年8月9日に日本でレビュー済み
全部で第6章からなりますが、タイトルの「ヨーロッパが驚く『本当は感情豊かな日本』」に関する部分は、事実上第1章の「365日、毎日どこかで『祭り』がある国・ニッポン」だけです。残りの5章は、日本とヨーロッパの価値観・社会制度の比較が主な内容です。
タイトルから想像するような内容は少なくがっかりしました。
「本当は感情豊かな日本」の意味は、外国人にとって物静かな印象が強い日本人も、祭りの時にははしゃぐ・騒ぐというだけ。
タイトルが大げさなような気がしました。
タイトルから想像するような内容は少なくがっかりしました。
「本当は感情豊かな日本」の意味は、外国人にとって物静かな印象が強い日本人も、祭りの時にははしゃぐ・騒ぐというだけ。
タイトルが大げさなような気がしました。
2010年11月11日に日本でレビュー済み
「
一度も植民地になったことがない日本 (講談社+α新書)
」の筆者による、ヨーロッパから見た日本論。
たいへん示唆に富むが、特に第1章「365日、毎日どこかで「祭り」がある国・ニッポン」が面白い。
我々日本人は、毎日どこかでお祭りがあっているということを当たり前にしか思わないが、欧米では考えられないことなのだ。キリスト教がヨーロッパを制覇したとき、土俗信仰は根絶やしにされた。クリスマスなどキリスト教が継受したごく一部の「お祭り」を除いては、その土地に固有の信仰=お祭りは、滅ぼされてしまった。だから、国は違っても似たような時期に同じような祭りしかないのだ。一神教のもたらす貧困である。
従って、欧米人にとっては日本各地の個性豊かな祭りが極めて「面白い」ものとなる。今後、観光振興を考える上で貴重な示唆である。
また、「無表情で画一的な働き蜂」という日本人のイメージを打破することにもつながる。「祭り」で生き生きと振る舞う日本人のイメージを発信することは、日本の将来にとって極めて有益だと思われる。考えてみれば、映画「 選挙 [DVD ]」がヨーロッパでバカウケしたのは、単に珍しい習俗を描いたということだけではなくて、「情熱的な日本人」のリアリティを提供したからだったのだろう。それくらい、日本人の印象が薄いのだ。本当はロマンティックなニッポンを、もっと発信しないといけない。筆者の意見に全面的に賛成である。
たいへん示唆に富むが、特に第1章「365日、毎日どこかで「祭り」がある国・ニッポン」が面白い。
我々日本人は、毎日どこかでお祭りがあっているということを当たり前にしか思わないが、欧米では考えられないことなのだ。キリスト教がヨーロッパを制覇したとき、土俗信仰は根絶やしにされた。クリスマスなどキリスト教が継受したごく一部の「お祭り」を除いては、その土地に固有の信仰=お祭りは、滅ぼされてしまった。だから、国は違っても似たような時期に同じような祭りしかないのだ。一神教のもたらす貧困である。
従って、欧米人にとっては日本各地の個性豊かな祭りが極めて「面白い」ものとなる。今後、観光振興を考える上で貴重な示唆である。
また、「無表情で画一的な働き蜂」という日本人のイメージを打破することにもつながる。「祭り」で生き生きと振る舞う日本人のイメージを発信することは、日本の将来にとって極めて有益だと思われる。考えてみれば、映画「 選挙 [DVD ]」がヨーロッパでバカウケしたのは、単に珍しい習俗を描いたということだけではなくて、「情熱的な日本人」のリアリティを提供したからだったのだろう。それくらい、日本人の印象が薄いのだ。本当はロマンティックなニッポンを、もっと発信しないといけない。筆者の意見に全面的に賛成である。