とても重要な点と処方箋が書かれています。
残念なのは日本の政治、国民の現状では間に合うかどうか、とても不安なことで、これはこの本の欠点ではありません。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥880¥880 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥880¥880 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月3日-5日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月3日-5日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
2020年日本から米軍はいなくなる (講談社+α新書) 新書 – 2014/8/21
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥880","priceAmount":880.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"880","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"ASLZuDvzoli8KpMxI0FO4drGkE%2Bz8mjAWRvN9gun7yriRCnTFCnuASRsMAVn2%2BhO4km5BcESoxZt94nH1uMZUjvkEbp%2Fj9g6Uf4vCJwwXxDW9UkgP4MAhiIJflKQChG8f5oVV5noItc%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"ASLZuDvzoli8KpMxI0FO4drGkE%2Bz8mjAl%2Bdlx%2F%2BJz8R9B6Cpc6RDJRmOdrNYjOdsICZPVj3WDBhoUO%2Fr6nDcUjYuqrWd6DtieEMjuxwJGHfzdXkQ82GtifTcMAIP4fXsrASqqA6MJmIYqH4t5aQiRFG8eTbZQZ9tQFLPO9Q961Gstc%2BUNBXDXg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
沖縄の米軍基地撤退は、あくまでアメリカの大きな軍事戦略のほんの一端でしかない。ぶっちゃけ全部いなくなっちゃったら、日本はどうなる!?米軍と中国軍と自衛隊の現状と今後を、元アメリカ陸軍大尉の飯柴智亮氏と筑波大学非常勤講師・小峯隆生氏との対話形式で、初心者にもわかりやすく、かみ砕いで解説した。まずは「米軍の常識=自衛隊は米軍のためのもの」を知ることから、始めよう。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/8/21
- 寸法11.7 x 1 x 17.3 cm
- ISBN-104062728648
- ISBN-13978-4062728645
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 2020年日本から米軍はいなくなる (講談社+α新書)
¥880¥880
最短で6月1日 土曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥880¥880
最短で6月1日 土曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥1,880¥1,880
最短で6月1日 土曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
商品の説明
著者について
飯柴 智亮
1973年東京都生まれ。元アメリカ陸軍大尉、軍事コンサルタント。16歳で渡豪、『ランボー』に憧れて米軍に入隊するため19歳で渡米。北ミシガン州立大に入学し、学内にて士官候補生コースの訓練を修了。1999年に永住権を得て米陸軍入隊。精鋭部隊として名高い第82空挺師団に所属し、2002年よりアフガニスタンにおける「不朽の自由作戦」に参加。“世界で最も危険な場所”と形容されるコナール州でタリバン掃討作戦に従事。2003年、米国市民権を取得して2004年に少尉に任官。06年中尉、08年大尉に昇進。S2 情報担当将校として活躍。日米合同演習では連絡将校として自衛隊と折衝にあたる。同年除隊。現在、アラバマ州トロイ大学で、国際問題を研究し、国際政治学でPhdを目指す。
1973年東京都生まれ。元アメリカ陸軍大尉、軍事コンサルタント。16歳で渡豪、『ランボー』に憧れて米軍に入隊するため19歳で渡米。北ミシガン州立大に入学し、学内にて士官候補生コースの訓練を修了。1999年に永住権を得て米陸軍入隊。精鋭部隊として名高い第82空挺師団に所属し、2002年よりアフガニスタンにおける「不朽の自由作戦」に参加。“世界で最も危険な場所”と形容されるコナール州でタリバン掃討作戦に従事。2003年、米国市民権を取得して2004年に少尉に任官。06年中尉、08年大尉に昇進。S2 情報担当将校として活躍。日米合同演習では連絡将校として自衛隊と折衝にあたる。同年除隊。現在、アラバマ州トロイ大学で、国際問題を研究し、国際政治学でPhdを目指す。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/8/21)
- 発売日 : 2014/8/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 176ページ
- ISBN-10 : 4062728648
- ISBN-13 : 978-4062728645
- 寸法 : 11.7 x 1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 817,794位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 963位講談社+α新書
- - 121,239位ノンフィクション (本)
- - 206,710位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安保法制に対する日本保守政党の施策(法制決定)に対する 国民に対する説明
不足を補遺する一つの論説本で参考になりました。右左の思想分別議論でなく これからの日本をどうしたら平和に貢献できる国にしていくかの本質議論を国会で実施できるよう働きかけたいです。
中国、韓国、ロシアに領土を侵食されている、北朝鮮に不法に拉致されている国民を奪還できない現状を正しく認識して 美しい我が国の国土、文化、伝統を継続するにはどうすべきか?ひとりひとりの日本人が真剣に考える時期だと愚考しています。歴史に学び、更なる高遠な理想 平和国家を構築するため 政治家、国民が自己研鑽することが肝要ではないでしょうか? 自己中心、自派中心の他人、他国を思いやる仁の心を育てる人間学を磨きたいものです。 批評家、評論家にならないで 自らを研鑽して仲間とと変革すべき時ですね?
不足を補遺する一つの論説本で参考になりました。右左の思想分別議論でなく これからの日本をどうしたら平和に貢献できる国にしていくかの本質議論を国会で実施できるよう働きかけたいです。
中国、韓国、ロシアに領土を侵食されている、北朝鮮に不法に拉致されている国民を奪還できない現状を正しく認識して 美しい我が国の国土、文化、伝統を継続するにはどうすべきか?ひとりひとりの日本人が真剣に考える時期だと愚考しています。歴史に学び、更なる高遠な理想 平和国家を構築するため 政治家、国民が自己研鑽することが肝要ではないでしょうか? 自己中心、自派中心の他人、他国を思いやる仁の心を育てる人間学を磨きたいものです。 批評家、評論家にならないで 自らを研鑽して仲間とと変革すべき時ですね?
2019年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
北朝鮮の核は体制維持のためのものなので、先制攻撃に使われることは無い! なるほど
ソ連が無くなり、中国の実力、野心、そこに米日の国力が下がってきていることを考えると、本土決戦に向けて戦車にお金を使っている場合では無いですね。
ソ連が無くなり、中国の実力、野心、そこに米日の国力が下がってきていることを考えると、本土決戦に向けて戦車にお金を使っている場合では無いですね。
2016年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
■
戦闘というものが、どのように想定されているのか、素人にも理解できました。
日本が専守防衛、という国防体制であることもわかりました。
自衛隊は陸軍が多い。これは専守防衛だからなんですね。
でも、これって、裏を返せば、「本土決戦を前提」とした国防体制。
このこと自体が、すでに、追い込まれた状態である、ということも。
戦争には反対ですが、でも、それは睡眠中の夢の中の話。
目が覚めたら、軍備という手段は、やはり必要です。
迷うな、日本人。迷いは弱みを作る。
戦闘というものが、どのように想定されているのか、素人にも理解できました。
日本が専守防衛、という国防体制であることもわかりました。
自衛隊は陸軍が多い。これは専守防衛だからなんですね。
でも、これって、裏を返せば、「本土決戦を前提」とした国防体制。
このこと自体が、すでに、追い込まれた状態である、ということも。
戦争には反対ですが、でも、それは睡眠中の夢の中の話。
目が覚めたら、軍備という手段は、やはり必要です。
迷うな、日本人。迷いは弱みを作る。
2021年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安いからいいですけど。
2014年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自称リベラル派,リアリストの私が,純粋に軍事的観点からみたらどうなんだろう?という,日頃の疑問を解きたくて,本書を手にした.昭和40年代前半には小学生だった私は,家にあった「丸」という雑誌を隅から隅まで読んでいたほどで,軍事装備に興味がったからに違いない.
さて,疑問は解けたか?というと,ほぼ解けたと思う.自分の見立てとほぼ同じで,むしろ安心してしまったほどだ.しかし何かが足りない.哨戒システムとか,ミサイルを誘導するシステムとかの,純粋に技術的な面が特にである.米国のではない.中国のものがである.
また対談形式なため,全体が整理された感じがなく,断片的な情報を自分でつなぎ合わせる必要もある.
加えて,対ロシアの記述がほとんどない.全て人民解放軍を仮想的に対談している.今の時点で,それはそれで的を射ているのかもしれないが.
筆者は元米国軍人で,情報担当将校であったらしいが,技術将校ではなかったようだ.もはや米国籍でもあるし,全部を語れないのかもしれない.
さて,疑問は解けたか?というと,ほぼ解けたと思う.自分の見立てとほぼ同じで,むしろ安心してしまったほどだ.しかし何かが足りない.哨戒システムとか,ミサイルを誘導するシステムとかの,純粋に技術的な面が特にである.米国のではない.中国のものがである.
また対談形式なため,全体が整理された感じがなく,断片的な情報を自分でつなぎ合わせる必要もある.
加えて,対ロシアの記述がほとんどない.全て人民解放軍を仮想的に対談している.今の時点で,それはそれで的を射ているのかもしれないが.
筆者は元米国軍人で,情報担当将校であったらしいが,技術将校ではなかったようだ.もはや米国籍でもあるし,全部を語れないのかもしれない.
2014年10月29日に日本でレビュー済み
著者の飯柴智亮氏は、ワシントン州フォートルイス陸軍基地の情報部門に所属していた2006年から08年2月にかけ、別の人物と共謀し、軍用ライフルなどに取りつけるオプティクス・プラネット社製の光学式照準器60個等を購入し、無許可で日本に郵送輸出したとして起訴され、訴追を受け情報部門から外されていた。
検察側は、輸出先が日本の自衛隊関係者や防衛商社、友人だったと指摘。
氏は不正の事実を認め、検察側と司法取引を行い、シアトル連邦地裁は7日、禁固1年と1日の実刑を言い渡した。
飯柴被告は判決言い渡し前に「愚かな過ちを悔いている」と謝罪した。
(2008.7.22、11.08付 ANN・共同通信報道)
氏は、囚人番号38624-086として服役後、09年11月20日に釈放されている。
彼の声明文(7.28付)によれば、2005年秋に行われた、飯柴氏所属大隊が、渡米して近接戦闘訓練を行う、陸上自衛隊所属の富士普通科教導連隊を5週間行った際に、親しくなった自衛官より、特殊作戦群よりの要望として『陸自内に新設された特殊作戦群が、新たに購入した米国コルト社製M4カービン小銃に取り付ける光学サイトの購入を検討、結果米国製EOTech 553が選ばれたので、購入して発送してくれないか。』と要望を受けた。
飯柴氏は、オプティクス・プラネットというスコープ等を取り扱う業者に 連絡を取り、EOTech553六十個を可能な限り安い値段で購入し、日本に郵便荷物で発送した。 米国ではEOTech 553はスポーツショップ等で特別な許可無しに誰でも購入可能な品であり、日本において所持していても、法律に抵触するものではないことから、この時点で氏はEOTech 553が輸出規制対象のリストにある事を認知していなかった。
また、この声明文を発表するにあたり、防衛省・陸上自衛隊幕僚監部より氏に「今回の件に陸上自衛隊が関わっているという事実は、伏せて欲しい」との連絡があったことも明かしている。
それでは本書のレビューに移る。
米軍撤退の理由は、経費と中国軍の新兵器開発による射程距離圏内から出る事。
前者では米以外の国防費を総計しても約$4500億にもかかわらず、米国防費は2001年$1062億→2010年$6909億に膨らみ、将来は$3000 億ドルまで減らしたいと考えている。
集団的自衛権を「米軍の弾除けに自衛隊が使われる」と私は指摘するが、多いやり予算で、在日米軍基地の建設費や維持費は日本が全額負担してくれて、 仮に米軍が撤退しても、その基地を自衛隊が守ってくれるのがアメリカにとっては理想的な形であるのは確か。
それを踏まえて、米軍頼りに考えている自称保守層に、飯柴氏の以下の指摘は耳が痛かろう。
自衛隊は米軍を守る外側の盾。
海自のP-3C対潜哨戒機は、第7艦隊の空母を守る前方哨戒。
イージス艦は、敵ミサイル攻撃から守る盾でなく、空母護衛の対航空機爆撃が任務で、7艦では並航している。
空自のF-15は、三沢の米軍F-16到着まで制空権を維持する。
兵力で、島国なのに陸自が13.7万と海4.2万、空4.3万に比べ突出して多いのも、満州駐屯の関東軍の割合を模しただけでなく、在日米軍の割合に対応している。
その他の内容では、対中戦をゲームのようにシュミレーションしていて、面白くもあるが、米国債を世界一買っているのは中国であり、日本の最大貿易相手国も中国であることなどを全く勘案していない、絵空事と言える。
本書で言及すらないが、2基設置されたXバンドレーダーも、朝鮮半島はカバーするが、中国へは全く及んでいない。
また、MV22オスプレイが、機動力と展開力を兼ね備えた切り札のように書いてもいるが、仮に想定どおり10機配備したとしても、24名ずつ1個旅団600名を2回半の輸送で運ぶ前に武器が搭載されていないのだから、撃墜の危険性があり、護衛し続けねばならない。
重量については、内装カバーをはいで、電線むき出しにするほどなので、兵が装備をすると、せいぜい20名も載れれば良い方だろうから、計算どおりには行かないが、そのような指摘はない。
C-130に代わる期待をしているようだが、重火器を装備したAC-130もあり、完全武装の空挺隊員64人(通常の搭載人員は92名)が搭乗できるそれとは比べ物にならない。
ミリオタやゲームファンは喜ぶのかもしれないが、実際に議論などで使える情報ではなかった。
検察側は、輸出先が日本の自衛隊関係者や防衛商社、友人だったと指摘。
氏は不正の事実を認め、検察側と司法取引を行い、シアトル連邦地裁は7日、禁固1年と1日の実刑を言い渡した。
飯柴被告は判決言い渡し前に「愚かな過ちを悔いている」と謝罪した。
(2008.7.22、11.08付 ANN・共同通信報道)
氏は、囚人番号38624-086として服役後、09年11月20日に釈放されている。
彼の声明文(7.28付)によれば、2005年秋に行われた、飯柴氏所属大隊が、渡米して近接戦闘訓練を行う、陸上自衛隊所属の富士普通科教導連隊を5週間行った際に、親しくなった自衛官より、特殊作戦群よりの要望として『陸自内に新設された特殊作戦群が、新たに購入した米国コルト社製M4カービン小銃に取り付ける光学サイトの購入を検討、結果米国製EOTech 553が選ばれたので、購入して発送してくれないか。』と要望を受けた。
飯柴氏は、オプティクス・プラネットというスコープ等を取り扱う業者に 連絡を取り、EOTech553六十個を可能な限り安い値段で購入し、日本に郵便荷物で発送した。 米国ではEOTech 553はスポーツショップ等で特別な許可無しに誰でも購入可能な品であり、日本において所持していても、法律に抵触するものではないことから、この時点で氏はEOTech 553が輸出規制対象のリストにある事を認知していなかった。
また、この声明文を発表するにあたり、防衛省・陸上自衛隊幕僚監部より氏に「今回の件に陸上自衛隊が関わっているという事実は、伏せて欲しい」との連絡があったことも明かしている。
それでは本書のレビューに移る。
米軍撤退の理由は、経費と中国軍の新兵器開発による射程距離圏内から出る事。
前者では米以外の国防費を総計しても約$4500億にもかかわらず、米国防費は2001年$1062億→2010年$6909億に膨らみ、将来は$3000 億ドルまで減らしたいと考えている。
集団的自衛権を「米軍の弾除けに自衛隊が使われる」と私は指摘するが、多いやり予算で、在日米軍基地の建設費や維持費は日本が全額負担してくれて、 仮に米軍が撤退しても、その基地を自衛隊が守ってくれるのがアメリカにとっては理想的な形であるのは確か。
それを踏まえて、米軍頼りに考えている自称保守層に、飯柴氏の以下の指摘は耳が痛かろう。
自衛隊は米軍を守る外側の盾。
海自のP-3C対潜哨戒機は、第7艦隊の空母を守る前方哨戒。
イージス艦は、敵ミサイル攻撃から守る盾でなく、空母護衛の対航空機爆撃が任務で、7艦では並航している。
空自のF-15は、三沢の米軍F-16到着まで制空権を維持する。
兵力で、島国なのに陸自が13.7万と海4.2万、空4.3万に比べ突出して多いのも、満州駐屯の関東軍の割合を模しただけでなく、在日米軍の割合に対応している。
その他の内容では、対中戦をゲームのようにシュミレーションしていて、面白くもあるが、米国債を世界一買っているのは中国であり、日本の最大貿易相手国も中国であることなどを全く勘案していない、絵空事と言える。
本書で言及すらないが、2基設置されたXバンドレーダーも、朝鮮半島はカバーするが、中国へは全く及んでいない。
また、MV22オスプレイが、機動力と展開力を兼ね備えた切り札のように書いてもいるが、仮に想定どおり10機配備したとしても、24名ずつ1個旅団600名を2回半の輸送で運ぶ前に武器が搭載されていないのだから、撃墜の危険性があり、護衛し続けねばならない。
重量については、内装カバーをはいで、電線むき出しにするほどなので、兵が装備をすると、せいぜい20名も載れれば良い方だろうから、計算どおりには行かないが、そのような指摘はない。
C-130に代わる期待をしているようだが、重火器を装備したAC-130もあり、完全武装の空挺隊員64人(通常の搭載人員は92名)が搭乗できるそれとは比べ物にならない。
ミリオタやゲームファンは喜ぶのかもしれないが、実際に議論などで使える情報ではなかった。
2022年11月2日に日本でレビュー済み
日米同盟があるから、在日米軍がいるから、
日本が戦争に巻き込まれるという反日売国左翼プロパガンダは論外です。
逆に、
日米同盟があるから、在日米軍がいるから、
日本は安心であるというお花畑の思考停止も論外です。
本書はこちらに強烈な一発をかましてくれる本です。
本書では執筆当時の東アジア情勢を踏まえながら、
もし在日米軍が撤退したら日本はどうなるのか、
その時日本が自立して自国を守るためにどうすれば良いのかについて、
軍事的なシミュレーションをしています。
勿論シミュレーションですので本書以外の解もあるでしょうが、
大事なことは、
今の日本の安全保障戦略と国防戦略では日本を守ることはできないという事実です。
この事実を踏まえて日本人が日本を守るという意思を持って戦略を考え抜くことです。
戦略に基づいて抑止力を確実に高めていくことです。
2018/3/1読了
日本が戦争に巻き込まれるという反日売国左翼プロパガンダは論外です。
逆に、
日米同盟があるから、在日米軍がいるから、
日本は安心であるというお花畑の思考停止も論外です。
本書はこちらに強烈な一発をかましてくれる本です。
本書では執筆当時の東アジア情勢を踏まえながら、
もし在日米軍が撤退したら日本はどうなるのか、
その時日本が自立して自国を守るためにどうすれば良いのかについて、
軍事的なシミュレーションをしています。
勿論シミュレーションですので本書以外の解もあるでしょうが、
大事なことは、
今の日本の安全保障戦略と国防戦略では日本を守ることはできないという事実です。
この事実を踏まえて日本人が日本を守るという意思を持って戦略を考え抜くことです。
戦略に基づいて抑止力を確実に高めていくことです。
2018/3/1読了