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幻惑の死と使途 (講談社文庫) 文庫 – 2000/11/15
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事件は、奇数章だけで描かれる。
「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻(ありさとしょうげん)が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か?幾重にも重なる謎に秘められた真実を犀川・西之園の理系師弟が解明する。
- 本の長さ584ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/11/15
- 寸法10.8 x 2.2 x 14.8 cm
- ISBN-104062730111
- ISBN-13978-4062730112
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/11/15)
- 発売日 : 2000/11/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 584ページ
- ISBN-10 : 4062730111
- ISBN-13 : 978-4062730112
- 寸法 : 10.8 x 2.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 18,855位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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I want to buy next.
願いながら読んだが、それはなかった。
あと、今作は章の構成が飛んでいたりと変わっていて次作と関連してるみたいだけど、次作にどう繋がっていくのだろうか。
とあるマジシャンがショーの最中に死亡したと思われるところから物語は大きく動き始めます。
イリュージョニストが死に、死体が消え、また新たな殺人が起き……、
それが延々と450ページ以上に渡って謎が深まっていく内容です。
毎回素晴らしい完成度なのですが、最後の西之園家で開かれたパーティで最後に犀川先生が補足した説明、
いやはや、これが美しいと形容しても差し支えないほどの内容です。
恐れ多いので名言は避けますが、ぐうの音も出ない完璧な解釈ではないかと思うのです。
人は分からないことに疑問を抱き、自分が納得できるまで考える力をもちました。
それが現代の科学力の礎になったことは間違いありません。
だからこそ理解不可能で猟奇的な事件に人は拒否反応を示し、犯人を消滅させ、
臭いものには蓋をするように全てなかったことにしようとするのではないでしょうか。
そこに外部がさももっともらしい理由や原因の説明を求めるのは、
まさに「自分たちを納得させるための都合の良い理屈を構築しているに過ぎない」(本書より引用)のだと思います。
本書は後半まで不思議で説明がつかないマジックと殺人事件に対する推理です。
それだけでは森氏ファン始め、ミステリィに慣れた読者様方では退屈してしまうに違いありません。
どうやったのか? 犯人は誰なのか? その謎を自ら解いていくという高度な楽しみ方と知力を有する一部の方もいるにはせよ、
一体いつ解決するんだ!と途中飽いて来る方は多いと思います、殆ど進展しないので……。
しかし、そこはS&Mシリーズ、萌絵ちゃんの飛躍する天才的思考力、突如として突破口を見つけます。
そして彼女は犯人宅に乗り込み犯人と対峙し……、はてさて、この続き如何なるものか。
最後の50ページほどに本書の魅力は凝縮されているといっても過言ではありません。
また毎回お楽しみの犀川先生と萌絵ちゃんの仲も、多少は……?(笑)
このあまりにも綺麗で、そして哀しいマジックの真相とは。
また、6巻の裏舞台で同時期に起きた事件の出来事が7巻に描かれています。
補足ですが、本書の後書きは、なんとあの引田天功氏が手がけておいでです。
イリュージョニスト繋がりということなのでしょうが、本当にすごいですね、森氏。
一体どうやって引き受けて下さったのか、素人にはそれそこマジックだと思えてなりません。
読んでいる人ほどトラップにハマると思う。
傑作だね。