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夏のレプリカ (講談社文庫 も 28-8) 文庫 – 2000/11/15
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眩い夏、不可解な誘拐事件、蘇る過去
真実は、偶数章だけで明かされる。
T大学大学院生の簑沢杜萌(みのさわともえ)は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧(もうろう)とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは?『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。
- 本の長さ520ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/11/15
- 寸法10.8 x 1.9 x 14.8 cm
- ISBN-10406273012X
- ISBN-13978-4062730129
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/11/15)
- 発売日 : 2000/11/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 520ページ
- ISBN-10 : 406273012X
- ISBN-13 : 978-4062730129
- 寸法 : 10.8 x 1.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 108,978位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
人間関係が深く関わるストーリーですので、結果的には最後で正解だったんじゃないかなと思います。
特に萌絵の人間性がよく分かってから読むのがオススメです。
この本では犀川先生や萌絵ではなく、簑沢杜萌という萌絵の元同級生の視点で話が進みます。
名前、境遇、頭の良さ、外見の良さ、、、そっくりな杜萌と萌絵ですが最終的に「二人は似て非なる」ということがわかります。
話のトリック自体はシリーズの中でも驚きが少ないほうだと思いますが、メインの謎は「二人はどうしてここまで違うのか」という情緒的な部分ではないでしょうか。
萌絵にとって自分より頭の良い人=犀川先生が幼少期よりそばにいたことが幸運だった。
でも杜萌にとって萌絵はそういう存在にならなかった、、、それに尽きます。
Wikipediaによると当初「いつか問われる Fatal Question」という題名だったそうですがこっちの方がこの話に合っていると思います。
送料も無料だし届くのが、何と言っても速い‼
これまでの6作と比べると色々な意味で異色。
小説としてはこれまで読んだSMシリーズで今のところ一番好きな作風です。
前作の『幻惑の死と使途』で、萌絵と犀川は事件に対し互いに若干異なった解を導き出します。
犀川がその解を導いた一つの要因・・・、前作中でなぜそれについて触れなかったのか不思議でしたが
本作でしっかりと触れられていました。
逆に言えば、前作を読んでいないと何を言っているのか意味不明なオチみたいなものがあります。
また、先に触れたようにこれまでのS&Mシリーズとは作風が異なる・・・
ということで森先生の作品を読んだことがなく、一発目でこちらを読んでしまうとあっけなくトリックに気づいてしまうかもしれません。
まだ森作品を読まれたことのない方は、数冊読んでからのほうが
本作品で ”良い意味での” やられた感を味あわせてもらうことができると思いますよ。
本作の主人公は萌絵ちゃんや犀川先生ではなく、萌絵ちゃんの親友の簑沢杜萌になっており、
その杜萌が体験した誘拐から始まる殺人事件が描かれています。
この物語は前作の「幻惑と死の使途」とクロスするように起き、奇数章と偶数章で分けて描かれています。
さて、前作はいつものS&Mシリーズらしい密室と殺人事件で、勿論二人が主役となって解決していったわけですが……。
今作のこの異色具合は一体何なんでしょう?
そもそも本作を描く理由が不明で、前作と今作で一つの物語になっているわけでもなく……。
あくまで時系列が交わりあって……という経緯はあれど、そもそもそういう作りにしなければいいわけで、
何故主人公をシリーズでも本作だけ変えて、こんな事件を描きたかったのか?
理系でもなく、密室事件でもなく、普段の洗練された知的な部分もなく……。
今回は大変ドロドロとした人間模様が呈されます。
これ森作品?と疑いたくなるくらい、冒頭から嫌な印象を抱かずにはいられません。
主人公、杜萌の抱えた暗部、登場する人物ほぼ全ての嘘くささ、起きる事件の気持ち悪さ……、
何をとっても今までと違う、鬱々とした、暗く嫌な感覚を催します。
一体、どれほどまでに杜萌をここまで可哀想に、不幸に描く必要があったのでしょうか?
あまりにも可愛そうで仕方ありません。
読み終わった後の後味の悪さは7冊中、断トツで一位でしょう。
相も変わらず物語結末まで真相が分からない、読者を悩ませて仕方ない殺人事件の謎、
登場人物たちの言葉では言い表せない非論理的な言動、そしてそのキャラクター達の魅力等、見所は沢山あります。
ですがあまりにも主人公の運命に同情してしまって……森作品らしからぬ作風な点からしても、私は☆三つとしました。
最後の最後、素生は一体何故あそこにいたのでしょうか?
読者の想像に任せられた……ということでしょうか。
萌絵と睦子のやりとりをはじめ、
その他登場人物たちの言葉の選び方や、文字で読んでいるのに会話の間が映像を見ているかのように伝わってくる表現が魅力的で、毎回どんどん読み進められてしまいますね。
素生に関する大きな謎が残ってしまったように思います。
続編があるのかなぁ?
他の作品をある程度読んで、愛着が湧いてきた頃に読むと感情の落差を味わえるのでは。