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グレッグ・ルッカ

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奪回者 (講談社文庫) 文庫 – 2000/11/15

グレッグ・ルッカ (著), 古沢嘉通 (翻訳)

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NY最強のボディガード・アティカスの活躍「貴様なら俺の娘を守れる。とにかく見張って欲しい」軍隊時代の上官からの依頼だった。15歳の少女につきまとう怪しい男たちの影…。白熱のアクションスリラー

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本の長さ

536ページ
言語

日本語
出版社

講談社
発売日

2000/11/15
ISBN-10

4062730197
ISBN-13

978-4062730198
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Greg Rucka
25
ハードカバー
14個の商品：￥8,677から

商品の説明

著者について

【グレッグ・ルッカ】
1970年、サンフランシスコ生まれ。ニューヨーク州ヴァッサー大学卒。南カリフォルニア大学創作学科で修士号を得る。1996年、プロのボディーガードを主人公にした『守護者（キーパー）』でデビュー、PWA最優秀処女長編賞候補に。続いてFinder（本書）、Smokerと快調にヒットを飛ばす。アンドリュー・ヴァックスが絶賛した大型新人。
【古沢嘉通】
1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。マクドナルド『火星夜想曲』（ハヤカワ文庫SF）、コナリー『ザ・ポエット』『トランク・ミュージック』『わが心臓の痛み』（以上、扶桑社）など翻訳書多数。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2000/11/15)
発売日 ‏ : ‎ 2000/11/15
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 536ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4062730197
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062730198

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- - 1,693位英米文学
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グレッグ・ルッカ

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小西信典

アティカスシリーズの中でも一番オススメ

2015年8月14日に日本でレビュー済み

かつて妹のように愛していた少女・エリカを助けるために、おちぶれたボディーガード・アティカスが世界一危険である特殊部隊のSASと激突します。手に汗握るシーンが連続し、SASが路上で急襲するシーンの描写は非常に緊張感があっていいです。軽くネタバレになってしまいますが、このシリーズは後半になるとボディーガードとしての活躍する描写が薄れていき、コンセプト？ががらりと変わって残念だと個人的に思っています。それはともかく、アティカスシリーズの中では本作が一番気に入っています。

2007年5月3日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　私立ボディガード(というのでしょうか)のAtticus Kodiak シリーズ第二弾です。

　前作から傷心を抱えたKodiakは身体警護のプロとしての仕事の請け負いをやめ、ナイトクラブの用心棒に身を落としております。

　しかし、かつて愛した女性の娘の警護を強引に頼まれたことから、再びチームを組んで立ちあがります。

　しかし今度の相手は地上戦に関してはプロ中のプロ、英国の元SASで、壮絶な戦いが繰り広げられることになります。

　意表をつく謎解きがあるミステリーというより、ストレートなアクション小説ですが、息をつかせずに読ませてくれます。

　人物像が魅力的なのと、ﾌﾟﾛのﾎﾞﾃﾞｨｶﾞｰﾄﾞの仕事ぶりが頼もしいのとで、新鮮です。

　それにしてもKodiak はもてるもてる。しかも範囲は幅広く、かつよくふられてます。

　それでもなぜか純情に感じるヒーローです。

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あつぼう

満点です

2008年4月29日に日本でレビュー済み

ボディーガード、アティカス・コディアックを主人公とするシリーズ第２弾です。
既に１作目でこのシリーズの虜になってしまったので凄く楽しみにしていました。
前回は過激な中絶反対派から女医を守りきったアティカスですが、今度の敵はＳＡＳ（英国陸軍特殊空挺部隊）の強者達。
守るべき人物はアティカスの知り合いでもある大佐の娘エリカ。
１５歳のエリカは両親の不仲もあり自ら危険に足を踏み入れるタイプです。
大佐からそんなエリカを守ってくれと言われたアティカス。
守れといわれただけで情報は皆無の状態で何から守ればいいのか分からないまま、アティカスは前作でもチームを組んだ仲間達を呼び集めます。
前作ではラストにチームに悲劇が襲うけど、主要人物がこの悲劇を引きずったまま生活しています。
今回のチームには前作で少し登場したナタリーの父親が経営する警備保障会社で働くイスラエル人のヨッシも仲間になるのですが、このヨッシが凄く頼れる男なんで今後の活躍も楽しみです。
ボディーガードは依頼者を完全に守るって事が大前提やけど、アティカスは、「あなたを完璧に守ることはできない。だれにもできない。だれかがあなたを本気で殺したいと願い、そいつらに忍耐心と半分の脳味噌があり、多少の金があったなら、その仕事をやりとげるだろう。十年かかるかもしれないが、やりとげるはずだ」と依頼者に言う男です。
１００％守りきるって事が出来るのは映画の中の世界だけで本当の世界ではアティカスの言葉が正しいんでしょうね。
ストーリー的にも映画化すれば凄く面白いと思います。

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socks

翻訳古沢嘉通氏推薦

2015年9月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

マイクル・コナリー・ボッシュシリーズの後書きに推薦されていました。
マイクル・コナリーにはとても及びませんが、それなりではあります。

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aquatio

実は女性が主人公というハードボイルド

2012年11月28日に日本でレビュー済み

プロのボディガードのアティカスを主人公にした小説だけど、実際には、守られるべきエリカ、その母親ダイアナ、アティカの恋人である(はずの)ブリジッド、そしてなき親友の恋人ナタリーの女性陣が非常に重く重要な役回りを演じている。
彼女たちこそハードボイルドそのもので、主人公のアティカスも強面の最強のSASの面々もかすんでしまう。実に面白い小説でした。

実は、第一作が微妙に読みづらく挫折したんだなあ。
でも、どうしてもルッカの作品を読んで見
みたく、邪道だと思いながらも本作から読みだした。

さて、第一作に戻るか。あえて、次に進もうか。
いずれにしても楽しみであることに違いはないな。

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Wakaba-Mark

二転三転の展開と派手なアクション、＜コディアック＞シリーズ第２弾

2011年3月1日に日本でレビュー済み

グレッグ・ルッカの、“世界最強のハードボイルド”という惹句が付けられた、プロのボディーガード（パーソナル・セキュリティ・エージェント）、＜アティカス・コディアック＞シリーズの第２弾。

前作『守護者−キーパー−』からおよそ４ヵ月後のニューヨークに雪が降る１１月半ば。その事件で親友を失った痛手から傷心の‘わたし’ことコディアックは、ボンデージ・クラブの用心棒として糊口をしのいでいた。ある夜、その店で男に絡まれている１５才の美少女となったエリカに４年ぶりに再会するところから物語の幕が開く。

後日、かつて身辺警護をしていたエリカの父、いまは放蕩三昧のあげくエイズを患い、余命いくばくもないワイアット大佐から、エリカを預かってくれ、そして“敵”から守ってくれと依頼される。なんとその“敵”というのが世界最強最高という評価のある英国陸軍特殊空挺部隊（ＳＡＳ）のつわもの兵士だという。なぜ１５才の少女をＳＡＳが狙うのか。詳しい事情を明かそうとしない大佐に、高額の報酬で無理やり引き受けさせられ、エリカの警護に仲間たちと臨む‘わたし’だったが、さっそく“敵”の襲撃があり、激しい銃撃戦へと発展する。

ストーリーは、大佐の元妻、エリカの母親で、かつて‘わたし’と不倫関係にあったダイアナが登場した辺りからおおきなうねりがおこり、状況は二転三転、任務の真相がわかりかけてきた頃には、事態はまたも悲劇的な結末へと転がりだすのだった・・・。

派手なアクションの連続、その果てに満身創痍の‘わたし’は私生活でつい魔がさして・・・。

本書は、複雑な事情に振り回されながらも、世界最強の軍団ＳＡＳの戦士たちをむこうにまわして文字通りの死闘を繰り広げる‘わたし’の姿を追った一作である。

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Dennis A. Muirhead

One of Greg's well done mysteries.

2014年2月10日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

We like the author and this was an inexpensive way to get a copy of a book we had not read.

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Calvin Brown

Arrived as described

2024年1月12日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

Item arrived as described. Book jacket was worn and consistent with original description. Interior pages and binding were good. Makes for a good reading copy

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Amazon Customer

Five Stars

2016年12月17日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

Good

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Guy L. Gonzalez

Another strong outing for Kodiak

2004年7月14日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

(3.5 stars) Picking up three months after the events in KEEPER, Rucka combines another fast-paced plot with some welcome fleshing out of his main protagonist, Atticus Kodiak. Kodiak has issues and I still think he's implausibly young for what he does but this time that actually plays into the story somewhat as his relative inexperience - not to mention his immaturity in dealing with relationships - is highlighted when he comes up against the SAS, in what is basically an extremely over-the-top custody battle.

Like Lawrence Block's Matthew Scudder series, Rucka earns a suspension of disbelief because he's so good at developing his characters. If there's one flaw, it's the same problem KEEPER had, with New York City feeling a little too sterile. The names and places are all correct but there's a certain something missing, that something that Block does so well in making the City a living, breathing character as opposed to simply a backdrop.

All in all, another strong, if flawed, outing and I look forward to reading the next installment in the series.

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MacCann

Reads like a rough draft

2008年6月27日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

(MAY CONTAIN A SPOILER.)
I purchased this book and Mr. Rucka's previous Atticus Kodiak novel "Keeper" largely due to the reviews here on Amazon. Unfortunately, the reliability of Amazon as a source was less, in this case, than has previously been my experience.
It's not that this is a terrible book, but it certainly isn't great, or even very good. The dialogue is frequently perfunctory, and often unbelievable. Most of the characters are shallowly drawn, and many of the minor players are actually more developed than the central cast. Too often the only reason for a character's very existence seems to be as a device to move the plot forward, instead of having the plot grow from the actions and motivations of the characters.
Also, there were significant technical errors, especially with regard to police procedures and firearms. While I realize that most authors do not have extensive real-world experience in law enforcement, military service, or high-risk private military contract work, I do feel that they have a responsibility to their readers to either exclude technical detail, or else get it right. In one scene a character, supposedly a highly-trained Israeli special operator, fires a high-velocity assault rifle on a downtown New York street, but tells Kodiak that there is no risk to bystanders, since he loads his own ammunition and uses such low powder charges that the bullets will not injure anyone past a hundred yards. I won't bore you with all the technical detail, but take my word as a veteran of both the military and law enforcement, that simply isn't possible.
There were also certain inaccuracies relating to the SAS that seem to indicate the author merely skimmed some general source about the Regiment, and has no real knowledge of their structure, training, or methods. One minor example of this is his repeated and pointed use of the phrase "brick" to refer to a four-man team. Having done some liaison and exchange program time with member of the 22nd SAS, I can say categorically that I have never heard them refer to a four-man component as anything other than a "patrol", within the higher structures of Troops and Squadrons. (The term "brick" is used by the British Army to refer to a four man tactical element, but this was a development of the Army's Northern Ireland Training Team (NITAT) and the brick concept was used for improved flexibility by every regiment which operated in Ulster. While the 22nd SAS did participate in NITAT, they retained their own terminology.)I cannot categorically state that members of the 21st SAS or 23rd SAS may not use the word "brick", as I have no operational or personal experience with either unit, but my understanding is that these units function more as training and development commands, and occasionally in support of various British intelligence and security agencies, and would not therefore be involved in such activities as Mr. Rucka imagines. I also have to say that in one scene, and this is a key plot point, an SAS entry team is outwitted, and outmaneuvered , by a much older man who is dying from AIDS and is barely able to draw enough breath to speak, yet can outrun SAS troopers.
So while I understand that many readers might feel, as some reviewers point out, that Mr. Rucka explores a world of close-protection specialists that few authors have examined, I'm afraid that his books are simply too slapdash to be on any lasting interest.

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