岸本さんのエッセイは読みやすくわかりやすいと思う。 テーマが身近というか、地に足の着いた生活の中から 描かれているせいか、気がつくと「うん、うん」と うなずきながら読んでいる。同世代ということもあるけれど、目の前に現れる問題に潔く取り組み、自分らしく対応していく日常がさっぱりとしていて気持ちがいい。
読み終わってなんとなく元気になれる不思議な本です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
炊飯器とキーボード: エッセイストの12ヵ月 (講談社文庫 き 29-7) 文庫 – 2001/5/1
岸本 葉子
(著)
エッセイ書く人って、こんな暮らしです!
仕事始めに15年ぶんの切り抜き記事の整理。初めて本を出したときからダンボール2箱になった。旅の取材はいつも「防寒」に悩まされ、10代の頃の「交換ノート」を持った友達がカルチャー講座の講師依頼に訪れる。本屋の偵察、パソコン購入、いま現在の自分を綴ろうとする葉子さんの365日書下ろしエッセイ。
仕事始めに15年ぶんの切り抜き記事の整理。初めて本を出したときからダンボール2箱になった。旅の取材はいつも「防寒」に悩まされ、10代の頃の「交換ノート」を持った友達がカルチャー講座の講師依頼に訪れる。本屋の偵察、パソコン購入、いま現在の自分を綴ろうとする葉子さんの365日書下ろしエッセイ。
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/5/1
- ISBN-104062731657
- ISBN-13978-4062731652
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
岸本葉子(きしもとようこ)
1961年鎌倉市生まれ。エッセイスト。東京大学教養学部卒。生命保険会社勤務を経て、’86年中国北京外語学院に留学。『よい旅を、アジア』『旅はお肌の曲がり角』『三十過ぎたら楽しくなった!』(以上、講談社文庫)、『幸せな朝寝坊』『30前後、やや美人』(以上、文春文庫)、『もうすぐ私も四十歳』(小学館)、『ちょっとのお金で気分快適な生活術』(講談社+α新書)、『「ひとり暮らし」の人生設計』(新潮OH!文庫)など著書多数。
1961年鎌倉市生まれ。エッセイスト。東京大学教養学部卒。生命保険会社勤務を経て、’86年中国北京外語学院に留学。『よい旅を、アジア』『旅はお肌の曲がり角』『三十過ぎたら楽しくなった!』(以上、講談社文庫)、『幸せな朝寝坊』『30前後、やや美人』(以上、文春文庫)、『もうすぐ私も四十歳』(小学館)、『ちょっとのお金で気分快適な生活術』(講談社+α新書)、『「ひとり暮らし」の人生設計』(新潮OH!文庫)など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/5/1)
- 発売日 : 2001/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 284ページ
- ISBN-10 : 4062731657
- ISBN-13 : 978-4062731652
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,335,386位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,282位講談社文庫
- - 19,111位近現代日本のエッセー・随筆
- - 56,443位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2003年6月15日に日本でレビュー済み
「私はそんな俗なことなんて興味ないのよ」「でも、気になる…」の間で揺れ動く著者がカワユイかも。
2008年8月23日に日本でレビュー済み
文庫書き下ろし作品。
12ヶ月を通した著者の日常が描かれている。
メインとなっているのは、「本を出すこと」。色々な雑誌に書き溜めた短文を集めて一冊にしたり、書き下ろしをしたりして「自分の本」を出版するわけだが、そこには他人には伺い知れないような苦労がある。
〆切はもちろん、意外にお金にならないこと、売れない場合の出版社との関係、また、近所の書店で自分の本が売れているかチェックしたりといった姿も出てくる。大変なんだなあと身に染みて分かる。
お役立ち、楽しさといった点では、著者のほかの本には及ばないと思う。しかし、出版界の事情を垣間見させてくれたのが面白かった。
12ヶ月を通した著者の日常が描かれている。
メインとなっているのは、「本を出すこと」。色々な雑誌に書き溜めた短文を集めて一冊にしたり、書き下ろしをしたりして「自分の本」を出版するわけだが、そこには他人には伺い知れないような苦労がある。
〆切はもちろん、意外にお金にならないこと、売れない場合の出版社との関係、また、近所の書店で自分の本が売れているかチェックしたりといった姿も出てくる。大変なんだなあと身に染みて分かる。
お役立ち、楽しさといった点では、著者のほかの本には及ばないと思う。しかし、出版界の事情を垣間見させてくれたのが面白かった。
2003年1月14日に日本でレビュー済み
エッセイストの日常がわかってとっても興味深く読むことができました。エッセイを書いたものを1冊の本にまとめるとき、いままで書いた履歴(?)を自分でとっておかないといけない、とかあちこちの出版社さんとのお付き合いがあって、スケジュール的に出版社さんに義理立てができなくなり、「自分がわるいんじゃないか~!」とひとりつっこむ岸本さんがすきです。旅行にいくときは必ず岸本さんの本を1冊もっていきます。