あまりにも、ささやか過ぎる人狼城事件との蘭子の関わりあいには、少し無理があるのではと思われた。
しかし、事件への関わりの深まりとともに謎も深まっていき、引きつけられるものを感じた。
それに以前の事件解決による結果によって、今回の事件への接近が図られ調査が進むことになっていくのは付随的とはいえ興味をそそることにつながった。
最後の場面では、思いがけない状況に追い込まれる蘭子たち。解決編へつづく意外性も感じられて面白い。
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人狼城の恐怖 第3部 探偵編 (講談社文庫 に 22-10) 文庫 – 2001/8/1
二階堂 黎人
(著)
名探偵・二階堂蘭子が人狼城殺人事件に登場!
大量殺人の謎に挑むため欧州へ飛んだ蘭子をさらなる殺人が迎える。
合計20人もの死者を数える人狼城殺人事件解決のため、名探偵・二階堂蘭子は欧州へ飛んだ。だが、人狼城からの唯一の生還者は人格を破壊され、有力な証人は何者かによって命を絶たれていた。蘭子が鋭敏な推理力から看破した犠牲者たちをつなぐ〈失われた環(ミッシング・リンク)〉とは?空前絶後の謎と恐怖、いよいよ佳境へ!
大量殺人の謎に挑むため欧州へ飛んだ蘭子をさらなる殺人が迎える。
合計20人もの死者を数える人狼城殺人事件解決のため、名探偵・二階堂蘭子は欧州へ飛んだ。だが、人狼城からの唯一の生還者は人格を破壊され、有力な証人は何者かによって命を絶たれていた。蘭子が鋭敏な推理力から看破した犠牲者たちをつなぐ〈失われた環(ミッシング・リンク)〉とは?空前絶後の謎と恐怖、いよいよ佳境へ!
- 本の長さ569ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/8/1
- ISBN-104062731835
- ISBN-13978-4062731836
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商品の説明
著者について
二階堂黎人(にかいどうれいと)
1959年7月19日東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』(講談社文庫所収)が佳作入選、1992年『地獄の奇術師』(講談社文庫)を書き下ろし単行本として上梓し、推理界の注目を大いに集める。著書に『聖アウスラ修道院の惨劇』『悪霊の館』短編集『ユリ迷宮』『バラ迷宮』『私が捜した少年』(すべて講談社文庫)、氏の敬愛するJ・D・カーについての対談や随筆をも収録した作品集『名探偵の肖像』『悪魔のラビリンス』(ともに講談社ノベルス)など多数。
1959年7月19日東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第1回鮎川哲也賞で『吸血の家』(講談社文庫所収)が佳作入選、1992年『地獄の奇術師』(講談社文庫)を書き下ろし単行本として上梓し、推理界の注目を大いに集める。著書に『聖アウスラ修道院の惨劇』『悪霊の館』短編集『ユリ迷宮』『バラ迷宮』『私が捜した少年』(すべて講談社文庫)、氏の敬愛するJ・D・カーについての対談や随筆をも収録した作品集『名探偵の肖像』『悪魔のラビリンス』(ともに講談社ノベルス)など多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/8/1)
- 発売日 : 2001/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 569ページ
- ISBN-10 : 4062731835
- ISBN-13 : 978-4062731836
- Amazon 売れ筋ランキング: - 391,997位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2022年3月20日に日本でレビュー済み
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2017年7月15日に日本でレビュー済み
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なぜ、推理ではあまりに長編にしないのか分かります。覚えとけないからだ。記憶の弱者であるのが恨めしい。でも、なんとなく面白いです。仰々しい胡散臭い蘊蓄が、怪しい博士のほら話聴いてるみたいで楽しめます。
2015年12月8日に日本でレビュー済み
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家族に頼まれ本屋さんを探し回っても見つからず
嬉しいの一言です。
嬉しいの一言です。
2002年6月10日に日本でレビュー済み
一、二巻での謎の提出を経て、いよいよ探偵が推理に乗り出す第三作目。もっとも、そのわりにはこの本は緊張感を欠く間延びした展開である。四巻目はスピードとサスペンスが上がってくるので、淡々と読み進めましょう。