どの作品もKindleのカウントで1000くらいの長さです。
この長さに、事件(謎)を設定し、一度それらしい解決を用意し、さらにそれをひっくり返す意外な結末を盛り込んでいます。
物語そのものの面白さは、残念ながら作り物めいている分、星3つといった感じですが、工夫された構成には頭が下がります。
ミステリ作家を目指す人の文章教室があれば、そこで物語作りのお手本として、取り上げられてもおかしくないと思います。
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法月綸太郎の新冒険 (講談社文庫 の 7-8) 文庫 – 2002/7/1
法月 綸太郎
(著)
全編、これぞ本格推理! 名探偵・法月綸太郎が帰ってきた! 著者会心の傑作鉄道ミステリー「背信の交点(シザーズ・クロッシング)」、オカルトじたての怪事件「世界の神秘を解く男」、法月綸太郎本人が登場しない異色作「身投げ女のブルース」など、テーマと構成にこだわりぬいた中編を収録。本格推理の醍醐味が味わえる〈知恵と工夫のエンタテインメント〉!! (講談社文庫)
- 本の長さ441ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/7/1
- ISBN-104062734877
- ISBN-13978-4062734875
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 441ページ
- ISBN-10 : 4062734877
- ISBN-13 : 978-4062734875
- Amazon 売れ筋ランキング: - 852,815位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2017年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気付いた限り、二ヶ所の誤字があった。今まで読んだものには無かった(気付かなかっただけか?)ので…とても残念でした
2014年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本篇はそれぞれ味があり楽しめたのだが、誤植が多かったのが残念である。
2006年8月23日に日本でレビュー済み
1999年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
法月綸太郎ものの短編が5編、収められている。『パズル崩壊』の葛城警部も出てくるが、まさか、こんなことになるとは。
いずれの作品も完成度が高い。トリックもプロットも申し分ない。とくにすごいのはプロットの捻り方。短編なのに二転三転するのだ。しかも、最後に行き着く結末は、これしかないというもの。どこまで捻ることが出来るか、遊んでいるようだ。
この捻りに溺れて欲しい。
法月綸太郎ものの短編が5編、収められている。『パズル崩壊』の葛城警部も出てくるが、まさか、こんなことになるとは。
いずれの作品も完成度が高い。トリックもプロットも申し分ない。とくにすごいのはプロットの捻り方。短編なのに二転三転するのだ。しかも、最後に行き着く結末は、これしかないというもの。どこまで捻ることが出来るか、遊んでいるようだ。
この捻りに溺れて欲しい。
2003年6月26日に日本でレビュー済み
短編ミステリ5編+1(プロローグみたいなものですね)を収録、どの作品も、いかにも法月綸太郎らしくガチガチの本格で、読み応えはあるのですが、読み終わってみると、肩透かしをくわされた感じ、ケレン味があるわけでもなく、何か物足りず、可も無く不可も無くといった印象。テレビで放送された名探偵の真似をさせたりと、ところどころで綸太郎をおどけさせたりしてはいるのですが、これも失敗、別にそんなことさせなくとも、綸太郎と父親の警視とのやりとりだけで充分に楽しいのに。
ますます長編が待ち遠しくなりました。
ますます長編が待ち遠しくなりました。
2020年10月17日に日本でレビュー済み
5つの短編集。トリックが結構ややこしくて(苦心して考えているようだが)、すっきりとしていない。なるほど、と気持ちよく腑に落ちないのだ。探偵役の綸太郎もあんまり魅力がないかな。文章も上手い方じゃない。
2005年1月31日に日本でレビュー済み
長編には長編の面白さがあるんだろうけど、
私にはこのくらいの数の短編集が好み。
短すぎず、長すぎず、一話ごとの内容がしっかりしていると思う。
きちんと読み進めていけば、綸太郎ほど細部にわたらなくとも
トリックが分かると思うので、
自分なりに犯人やトリックを当てながら読む楽しみもあるし、
そうかと思うと「作者にやられた!」と設定の上質さに
思わず笑みがこぼれることもあるんじゃないかな?
私にはこのくらいの数の短編集が好み。
短すぎず、長すぎず、一話ごとの内容がしっかりしていると思う。
きちんと読み進めていけば、綸太郎ほど細部にわたらなくとも
トリックが分かると思うので、
自分なりに犯人やトリックを当てながら読む楽しみもあるし、
そうかと思うと「作者にやられた!」と設定の上質さに
思わず笑みがこぼれることもあるんじゃないかな?