最初から引き込まれていっきに読んでしまいました。
映画化されたようですが、やっぱり本のほうがおもしろいですよね。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
唇を閉ざせ 下 (講談社文庫 こ 60-2) 文庫 – 2002/10/1
逃亡者となったベック
愛する妻と再会できるのか!?
全米大ベストセラーの傑作エンターテインメント!
謎のメールを解読して妻のエリザベスが生きていることを確信したベックは、彼女の居場所の手がかりを探し求める。しかし、2人の友人だった女性カメラマンが殺害され、ワナにはめられたベックは犯人として追われるはめに……。逃亡者となったベックは妻と再会できるのか? そして8年前の悲劇の真相とは!?
愛する妻と再会できるのか!?
全米大ベストセラーの傑作エンターテインメント!
謎のメールを解読して妻のエリザベスが生きていることを確信したベックは、彼女の居場所の手がかりを探し求める。しかし、2人の友人だった女性カメラマンが殺害され、ワナにはめられたベックは犯人として追われるはめに……。逃亡者となったベックは妻と再会できるのか? そして8年前の悲劇の真相とは!?
- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/10/1
- ISBN-104062735652
- ISBN-13978-4062735650
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/10/1)
- 発売日 : 2002/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 291ページ
- ISBN-10 : 4062735652
- ISBN-13 : 978-4062735650
- Amazon 売れ筋ランキング: - 163,198位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年12月23日に日本でレビュー済み
8年前に連続殺人鬼に殺された妻への想いを断ち切れず,悶々としながら勤務に就く青年医師。ところが,二人だけしか知らないはずの思い出をキーワードにしたメールが届いて・・・。
ともかく読み始めたらやめられない。ジェットコースター並みのノンストップアクション。主人公に手を貸す麻薬ディーラー・タイリーズとそのボディーガードのキャラクターが秀逸。
何があったのか,妻は本当に生きているのか・・・
寝床で読み始めて,読み終えるともう明け方だった。ただ,ラストのひねりがひとつ余計だったのではないか?ここさえしっかり書き込んでいれば大傑作だったのに・・・もったいない。
ともかく読み始めたらやめられない。ジェットコースター並みのノンストップアクション。主人公に手を貸す麻薬ディーラー・タイリーズとそのボディーガードのキャラクターが秀逸。
何があったのか,妻は本当に生きているのか・・・
寝床で読み始めて,読み終えるともう明け方だった。ただ,ラストのひねりがひとつ余計だったのではないか?ここさえしっかり書き込んでいれば大傑作だったのに・・・もったいない。
2018年10月6日に日本でレビュー済み
---上巻
妻を連続殺人犯に殺され、自身も重症を負った主人公。それから8年前後、主人公の元に亡き妻から突然のライブメッセージが届く。殺された事は明白な事実ではありながら、主人公は妻が生存している事を確信していくのだった。
冒頭の、謎の人物から襲撃を受けるシーンから、あれよあれよと謎がばらまかれて、読む手を休ませてくれない。
主人公の行動を、常に監視している冷酷な殺し屋(こいつがなかなか良い味を出しています)。妻の行方を追い求めようとする主人公に、FBIは妻殺しの容疑者として拘束しようとする。
理由もわからぬまま警察と殺し屋に追われる主人公。謎だらけ、そしてハラハラドキドキで下巻に続く。
---下巻
8年前に妻を連続殺人犯に殺された主人公。妻の生存を確信し、FBIと殺し屋の追跡をかわしながら、行方を追い求める。
理不尽ながら絶対的な不利な状況で、ピンチ、またピンチの連続だ。このあたりの盛り上げ方は、他の作品にも共通していて、たっぷりと愉しませてくれる。
死体が見つかったはずの妻は、本当に生きているのか。生きているとすれば、何故、8年間も音信不通であったのか。
これは、どんでん返し連続技の作品ではないか!そして、最後の1ページでえっ!となってしまった。
日本未公開のフランス映画原作(セザール賞受賞)。
妻を連続殺人犯に殺され、自身も重症を負った主人公。それから8年前後、主人公の元に亡き妻から突然のライブメッセージが届く。殺された事は明白な事実ではありながら、主人公は妻が生存している事を確信していくのだった。
冒頭の、謎の人物から襲撃を受けるシーンから、あれよあれよと謎がばらまかれて、読む手を休ませてくれない。
主人公の行動を、常に監視している冷酷な殺し屋(こいつがなかなか良い味を出しています)。妻の行方を追い求めようとする主人公に、FBIは妻殺しの容疑者として拘束しようとする。
理由もわからぬまま警察と殺し屋に追われる主人公。謎だらけ、そしてハラハラドキドキで下巻に続く。
---下巻
8年前に妻を連続殺人犯に殺された主人公。妻の生存を確信し、FBIと殺し屋の追跡をかわしながら、行方を追い求める。
理不尽ながら絶対的な不利な状況で、ピンチ、またピンチの連続だ。このあたりの盛り上げ方は、他の作品にも共通していて、たっぷりと愉しませてくれる。
死体が見つかったはずの妻は、本当に生きているのか。生きているとすれば、何故、8年間も音信不通であったのか。
これは、どんでん返し連続技の作品ではないか!そして、最後の1ページでえっ!となってしまった。
日本未公開のフランス映画原作(セザール賞受賞)。
2005年10月17日に日本でレビュー済み
ちょっと引き伸ばしすぎではないですかね~。
久しぶりにあちこち飛ばし読みさせてもらいました。
値段的にもいただけません。
ペーパーバック[英語]なら安いですが。
久しぶりにあちこち飛ばし読みさせてもらいました。
値段的にもいただけません。
ペーパーバック[英語]なら安いですが。
2022年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コーベンのノン・シリーズ翻訳作品第一作は、軽ハードボイルド・タッチのマイロン・ボライター・シリーズとは趣きを変えた、重厚なノンストップ・バイオレンス・スリラー。
山と湖の自然とギャングの横行するストリートのどちらもが舞台となる、ニューヨークの隣町ニュージャージーは、作者の生まれ育った土地らしく、生き生きと活写されている。人も街も生命感たっぷりで、お洒落だったり猥雑だったりの変化に富んでいる辺りは物語を豊かにしているように思われる。
本書は8年前の殺人事件で犠牲なっていたはずの愛妻が、主人公である小児科医師の周辺に現れるという奇妙な出来事に端を発し、過去からの有象無象やら、関わった者たちの罪と罰が表面化してゆくストーリー。
二十代の若き主人公は元より、彼を取り巻く個性的なキャラクター造形が素晴らしく、人間的で魅力的な悪党たちや、サイボーグのような冷徹な悪人、また善悪の彼岸を往来する迷い人のような存在も多彩に描かれ、彼らのもたらす化学反応が、ストーリーを激しく燃焼させてゆく様は、読み応えに満ちている。いわゆるジェットコースター・スリラーなのである。
過去のシリーズ物と、最近の熟成した作品との狭間に位置するホットな書きっぷりが、作風をいい感じに料理してくれており、この作者が一気にエンタメ小説の世界的なスターダムに持ち上がったエネルギーに納得させられる何かを、しっかり感じさせてれる。
なお、『ランナウェイ』『森の中の少年』にも登場する女弁護士ヘスターが本作でもしっかり存在感を示してくれている。ぼくがこの作品を読んだのもヘスターの初登場作と聞き及んでいたことが大きい。熱い弁護士ヘスターのファンには是非とも本作での活躍もご覧頂きたい。
山と湖の自然とギャングの横行するストリートのどちらもが舞台となる、ニューヨークの隣町ニュージャージーは、作者の生まれ育った土地らしく、生き生きと活写されている。人も街も生命感たっぷりで、お洒落だったり猥雑だったりの変化に富んでいる辺りは物語を豊かにしているように思われる。
本書は8年前の殺人事件で犠牲なっていたはずの愛妻が、主人公である小児科医師の周辺に現れるという奇妙な出来事に端を発し、過去からの有象無象やら、関わった者たちの罪と罰が表面化してゆくストーリー。
二十代の若き主人公は元より、彼を取り巻く個性的なキャラクター造形が素晴らしく、人間的で魅力的な悪党たちや、サイボーグのような冷徹な悪人、また善悪の彼岸を往来する迷い人のような存在も多彩に描かれ、彼らのもたらす化学反応が、ストーリーを激しく燃焼させてゆく様は、読み応えに満ちている。いわゆるジェットコースター・スリラーなのである。
過去のシリーズ物と、最近の熟成した作品との狭間に位置するホットな書きっぷりが、作風をいい感じに料理してくれており、この作者が一気にエンタメ小説の世界的なスターダムに持ち上がったエネルギーに納得させられる何かを、しっかり感じさせてれる。
なお、『ランナウェイ』『森の中の少年』にも登場する女弁護士ヘスターが本作でもしっかり存在感を示してくれている。ぼくがこの作品を読んだのもヘスターの初登場作と聞き及んでいたことが大きい。熱い弁護士ヘスターのファンには是非とも本作での活躍もご覧頂きたい。