独特の文体。
感覚。
引き込まれました。
あっという間に読み終えました。
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ヴァイブレータ (講談社文庫 あ 90-1) 文庫 – 2003/1/1
赤坂 真理
(著)
あなたのことが書いてある。
ウァイブレータ――振動するもの。あたしの中身は震えつづけている。アルコールと食べ吐きで辛うじて自分を支えているライターのあたしは、コンビニで知り合った男のトラックに乗りこみ、航路の道連れとなる。肌の温もりとセックス、重ね合う言葉。四日間の「旅」を描く、痛いほどに切実な、再生の物語。
ウァイブレータ――振動するもの。あたしの中身は震えつづけている。アルコールと食べ吐きで辛うじて自分を支えているライターのあたしは、コンビニで知り合った男のトラックに乗りこみ、航路の道連れとなる。肌の温もりとセックス、重ね合う言葉。四日間の「旅」を描く、痛いほどに切実な、再生の物語。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/1/1
- ISBN-104062735806
- ISBN-13978-4062735803
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/1/1)
- 発売日 : 2003/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 184ページ
- ISBN-10 : 4062735806
- ISBN-13 : 978-4062735803
- Amazon 売れ筋ランキング: - 815,483位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読ませるうまさを感じます。小説(文字)だからできる表現。冒頭のコンビニのシーンは読みごたえあります。映画では表現できなかったのでは?。
2012年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吐くという行為は過負荷だ生体にだから出るんだエンドルフィンが……
ぐっちゃ具茶な脳内会話がべらべらべら震えひきつり蠕動運動
会話文が楽しいけど複数の感じがしない。大きさの大小はあっても本当に聞こえるならば、もっと大勢の声だろう。でも練って錬って煉った文章には引き締まっていて本当に楽しい。それに引き換えセックスシーンに面白さが感じられないのは、こちらの経験不測か?(たとえば絲山秋子だったら文章はストイックなまで論理的なのに見事に感覚が伝わる)そういう意味では読者を選ぶ作品なのかもしれない。トラックのあんちゃんはいいな。でも挿入されるトレビアは内容は面白いが絡みがイマイチ。そして結末は物語が始まる前にあったような気が……?
ぐっちゃ具茶な脳内会話がべらべらべら震えひきつり蠕動運動
会話文が楽しいけど複数の感じがしない。大きさの大小はあっても本当に聞こえるならば、もっと大勢の声だろう。でも練って錬って煉った文章には引き締まっていて本当に楽しい。それに引き換えセックスシーンに面白さが感じられないのは、こちらの経験不測か?(たとえば絲山秋子だったら文章はストイックなまで論理的なのに見事に感覚が伝わる)そういう意味では読者を選ぶ作品なのかもしれない。トラックのあんちゃんはいいな。でも挿入されるトレビアは内容は面白いが絡みがイマイチ。そして結末は物語が始まる前にあったような気が……?
2013年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家ははじめて読みました。
口語体の文章が読みづらいのと、表現がグロテスクで馴染めませんでした。
10Pほどで断念。
残念です。
口語体の文章が読みづらいのと、表現がグロテスクで馴染めませんでした。
10Pほどで断念。
残念です。
2007年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて読んだ、赤坂真理。
彼女の作品の中でも割と評価の高い『ヴァイブレータ』から読んでみました。
実際どうなのかはわからないけど、村上龍に影響受けてるんじゃないかなってちょっと思った。
この小説は、男よりも女の方が、圧倒的に共感・共鳴できる小説なんじゃないかなって思う。
その証拠に、この作品に対する絶賛のリアクションの多くが、女性からのものだったらしい。女性が抱える「病み」みたいなものを非常に上手く描いている。
女性は是非一度。
彼女の作品の中でも割と評価の高い『ヴァイブレータ』から読んでみました。
実際どうなのかはわからないけど、村上龍に影響受けてるんじゃないかなってちょっと思った。
この小説は、男よりも女の方が、圧倒的に共感・共鳴できる小説なんじゃないかなって思う。
その証拠に、この作品に対する絶賛のリアクションの多くが、女性からのものだったらしい。女性が抱える「病み」みたいなものを非常に上手く描いている。
女性は是非一度。
2005年2月23日に日本でレビュー済み
映画の「ヴァイブレター」を見てから読みました。
驚いたのが、かなり細かい部分まで原作が忠実だったこと。
台詞等、ほとんど使われていて、驚きました。
同じ赤坂真理さんの「コーリング」も読んだのですが
彼女の作品はかなり取っつきにくい印象を受けます。
この「ヴァイブレータ」は映像化したものを見たことあって、
抵抗無く小説に入っていけました。
誰でもあるような不安の糸口。
現代女性の“痛み”がリアルに書かれていて、
女性なら、何かひっかかるものがあるはず。
無意識のうちに「心の声」に支配される自分、
自分の管轄外のヴァイブレータ。
岡部の包容力は小説でも映画でもすごいですね。
赤坂さん独特の書き方なので、映像化されたものを見ていない方は
多少作品に入りづらいかと思いますが
この小説も、小説をそのまま映像化したような映画も
どちらも素晴らしい作品だと思います。
驚いたのが、かなり細かい部分まで原作が忠実だったこと。
台詞等、ほとんど使われていて、驚きました。
同じ赤坂真理さんの「コーリング」も読んだのですが
彼女の作品はかなり取っつきにくい印象を受けます。
この「ヴァイブレータ」は映像化したものを見たことあって、
抵抗無く小説に入っていけました。
誰でもあるような不安の糸口。
現代女性の“痛み”がリアルに書かれていて、
女性なら、何かひっかかるものがあるはず。
無意識のうちに「心の声」に支配される自分、
自分の管轄外のヴァイブレータ。
岡部の包容力は小説でも映画でもすごいですね。
赤坂さん独特の書き方なので、映像化されたものを見ていない方は
多少作品に入りづらいかと思いますが
この小説も、小説をそのまま映像化したような映画も
どちらも素晴らしい作品だと思います。
2011年8月9日に日本でレビュー済み
これの良さは私には解らない
すさんだ感じがする
すさんだ感じがする
2005年2月19日に日本でレビュー済み
でたらめに面白い。
言語感覚がすごく自然で、思考に近く、
ストーリーは何十回も破綻しそうになりながら、決して破綻しない。
計算づくな感じすらする。
プロ・アマチュアを問わず売春婦をテーマに
一時期の村上龍が「ラブ&ポップ」とかで書いていたような文章が
圧倒的な情報量で迫ってくる。
その情報がまたリアリティーの塊で、
語り手の頭の中身を受信してるような感じになる。
共振するということがテーマで、それもきちんと押さえられている。
前半だけですでに素晴らしすぎる。
星五つをつけないのは後半だれてきたからだが、
だからといって人に勧めないわけではない。
というか、読ませたい人の顔が走馬灯のように浮かぶ。
だからこのレビューをみたあなたも是非読んで欲しい。
面白くなかったら、
容赦なく「参考にならなかった」票を入れてくれて構わない。
言語感覚がすごく自然で、思考に近く、
ストーリーは何十回も破綻しそうになりながら、決して破綻しない。
計算づくな感じすらする。
プロ・アマチュアを問わず売春婦をテーマに
一時期の村上龍が「ラブ&ポップ」とかで書いていたような文章が
圧倒的な情報量で迫ってくる。
その情報がまたリアリティーの塊で、
語り手の頭の中身を受信してるような感じになる。
共振するということがテーマで、それもきちんと押さえられている。
前半だけですでに素晴らしすぎる。
星五つをつけないのは後半だれてきたからだが、
だからといって人に勧めないわけではない。
というか、読ませたい人の顔が走馬灯のように浮かぶ。
だからこのレビューをみたあなたも是非読んで欲しい。
面白くなかったら、
容赦なく「参考にならなかった」票を入れてくれて構わない。