著者がインド(主に北インド)を旅するエッセイです。
様々なハプニングが起こり、中には結構笑えないものもあるのですが、どこかあっけらかんとした文章のおかげで楽しく読むことができました。
現地の方を軽くも見ないし、必要以上に重くも見ない。
あくまで外国人旅行者と現地の人、というスタンスを保ち続けている様子が好ましかった。
中でも「マラナの伝説」と「サラハンのババジー」のエピソードは笑ってしまいました。
自分には無理だなあ、と思いつつ、バックパッカーのこんな旅に憧れてしまいます。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
インドは今日も雨だった (講談社文庫 く 33-4) 文庫 – 2003/6/1
蔵前 仁一
(著)
名著『ゴーゴー・インド』に続く傑作エッセイ集!
なぜインドをまた旅したくなるんだろう。
バックパッカーのバイブル『ゴーゴー・インド』から10年を経て綴るインド紀行。
はるばる“北インドのチベット”ダラムサラへ。
安宿並ぶカルカッタのサダム・ストリートや、ネパール・カトマンズのスケッチの旅も収録。
ハプニング続発、イラスト満載の傑作エッセイ。
なぜインドをまた旅したくなるんだろう。
バックパッカーのバイブル『ゴーゴー・インド』から10年を経て綴るインド紀行。
はるばる“北インドのチベット”ダラムサラへ。
安宿並ぶカルカッタのサダム・ストリートや、ネパール・カトマンズのスケッチの旅も収録。
ハプニング続発、イラスト満載の傑作エッセイ。
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/6/1
- ISBN-104062736594
- ISBN-13978-4062736596
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/6/1)
- 発売日 : 2003/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 246ページ
- ISBN-10 : 4062736594
- ISBN-13 : 978-4062736596
- Amazon 売れ筋ランキング: - 344,723位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,040位紀行文・旅行記
- - 4,608位海外旅行ガイド (本)
- - 4,975位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
19グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インドを訪れることは,まずない。よって,本からバーチャル体験をするしかない。実体験できれば,この本の良さがもっと分かるのだろう。
2015年2月14日に日本でレビュー済み
楽しいです…
ヒマチャルプラデッシュ州は、シムラから、少し先まで行ったことがあります。
ハヌマーン寺で、神の化身のお猿様にメガネを取られてしまいました…ははは
で、そんな甘い話ではなく、奥の奥に足を踏み入れた時の話が、一番面白かったです。
行きたいです…
ヒマチャルプラデッシュ州は、シムラから、少し先まで行ったことがあります。
ハヌマーン寺で、神の化身のお猿様にメガネを取られてしまいました…ははは
で、そんな甘い話ではなく、奥の奥に足を踏み入れた時の話が、一番面白かったです。
行きたいです…
2009年12月21日に日本でレビュー済み
インド,ネパールの旅行記。暑いというより,天気が悪いのか?と感じてしまう。北インドって,そういえばヒマラヤの麓かぁ。
マラナ村への登山の話が好き。
マラナ村への登山の話が好き。
2005年2月12日に日本でレビュー済み
1997年に世界文化社から出たものの文庫化。
本書は「北インド田舎紀行」、「カトマンズでスケッチ」、「サダルに降る雨」の3部から構成されているが、メインは北インド。もともと、チベットに行く予定が、政治的理由から困難になり、インド北部に住むチベット族への取材に切り替えたらしい。
今回は夫人を伴っての旅であり、安宿、無茶な旅程といった「旅の醍醐味」はいくぶんか削ぎ落とされてしまっている。そのかわりに、山岳地帯に特有の、山道の困難さという面白みが加わっている。
しかし、北インドは想像以上の面白さだった。身体の接触を禁じる部族、ダライ・ラマ城下での生活など、普通のインドとは全く違う世界が広がっている。
本書は「北インド田舎紀行」、「カトマンズでスケッチ」、「サダルに降る雨」の3部から構成されているが、メインは北インド。もともと、チベットに行く予定が、政治的理由から困難になり、インド北部に住むチベット族への取材に切り替えたらしい。
今回は夫人を伴っての旅であり、安宿、無茶な旅程といった「旅の醍醐味」はいくぶんか削ぎ落とされてしまっている。そのかわりに、山岳地帯に特有の、山道の困難さという面白みが加わっている。
しかし、北インドは想像以上の面白さだった。身体の接触を禁じる部族、ダライ・ラマ城下での生活など、普通のインドとは全く違う世界が広がっている。
2003年11月4日に日本でレビュー済み
私はインドに行ったことは無いですが、著者はインドやアジアで
豊富なバックパッカー経験を持っていて、そのおすそ分けにあずかれる本です。
メジャーな観光ルートではなく、インド・中国国境のチベット文化圏に
近い北インドの田舎の旅行記が主になっており、インドに詳しい人にも
目新しくて面白いのではないでしょうか?
インド通といっても、やっぱりあちこちでだまされるところや、
いわゆる「インドにはまったヒッピー」に対して胡散臭さを感じているところなど、
普通人の感覚に近いので親しみがもてます。
著者自筆のイラストも味があります。
1997年の単行本が元なので、情報は少し古いかも。
豊富なバックパッカー経験を持っていて、そのおすそ分けにあずかれる本です。
メジャーな観光ルートではなく、インド・中国国境のチベット文化圏に
近い北インドの田舎の旅行記が主になっており、インドに詳しい人にも
目新しくて面白いのではないでしょうか?
インド通といっても、やっぱりあちこちでだまされるところや、
いわゆる「インドにはまったヒッピー」に対して胡散臭さを感じているところなど、
普通人の感覚に近いので親しみがもてます。
著者自筆のイラストも味があります。
1997年の単行本が元なので、情報は少し古いかも。
2004年6月1日に日本でレビュー済み
インドへ行きたいと思っている人に一読をお勧めします。くだらないインド本は山ほどありますが、蔵前氏のものには一貫した旅のポリシーが感じられます。
テレビでお馴染みの○○とか、面白おかしく涙あり感動ありの物語ですか。
蔵前氏はインド、アフリカ…、世界一周しましたけれど、自己陶酔に終わらせず一歩退いた立場で体験した出来事を綴っています。
この本が上梓されたのは80年代後半。いちばんインド個人旅行が流行った時代でありました。
ただ、今やどんな山奥のホテルでもEメールで予約できる時代になりました。十年間にわたって繰り返してインドを訪問した私には、
変わらないインドと変わってゆくインドの両方を知っています。ちょっと内容が古いなと思わせるので星の数が減りました。
テレビでお馴染みの○○とか、面白おかしく涙あり感動ありの物語ですか。
蔵前氏はインド、アフリカ…、世界一周しましたけれど、自己陶酔に終わらせず一歩退いた立場で体験した出来事を綴っています。
この本が上梓されたのは80年代後半。いちばんインド個人旅行が流行った時代でありました。
ただ、今やどんな山奥のホテルでもEメールで予約できる時代になりました。十年間にわたって繰り返してインドを訪問した私には、
変わらないインドと変わってゆくインドの両方を知っています。ちょっと内容が古いなと思わせるので星の数が減りました。
2004年9月18日に日本でレビュー済み
「(新)ゴーゴー・インド」が面白かったので、続いて読んだのが本書です。期待を裏切らない出来栄えです。3部作となっていますが、初めの”北インド紀行”がメインで、素晴らしい旅の軌跡が描かれています。
ただ、これを読んで、同じような旅を計画される方には注意が必要でしょう。著者だから切り抜けられた状況も沢山あったのではないでしょうか。最も、本書には、著者でもビックリされるような経験をお持ちの方も登場しますが...
ただ、これを読んで、同じような旅を計画される方には注意が必要でしょう。著者だから切り抜けられた状況も沢山あったのではないでしょうか。最も、本書には、著者でもビックリされるような経験をお持ちの方も登場しますが...