おしゃれだった。
殊能先生の文章が好きです。
穏やかで心地よかった
トリックも先生らしく、作り込まれていたと思う
牛が食べたくなった
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美濃牛 (講談社文庫 し 68-2) 文庫 – 2003/4/1
殊能 将之
(著)
探偵小説のDNAが息づく傑作長編!
病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。
古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。
病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。
古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。
- 本の長さ770ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/4/1
- ISBN-104062737205
- ISBN-13978-4062737203
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/4/1)
- 発売日 : 2003/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 770ページ
- ISBN-10 : 4062737205
- ISBN-13 : 978-4062737203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 80,949位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
民間人の石動戯作が探偵役をつとめるが、出番はけっして多くない。いつもニコニコしているところは金田一耕助タイプである。田舎の山奥の迷路の洞穴、奇跡の泉、赤毛の資産家一族、神秘的な美少女など横溝正史の世界である。村長たち、マスコミの人間、刑事たちの、本筋とは関係のない会話や描写がドタバタコメディのようで楽しい。まあその分小説も長くなってしまったのだが。ただのお遊びに思えた句会にまさかヒントが隠されていたなんて。石動戯作が正体を明かすエンディングが素晴らしい。その後の恋人たちの様子が余韻を残す。章ごとの冒頭の引用辞が著者の博覧強記ぶりをあらわしている。早逝したのが惜しまれる作家である。
2024年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トリックはそれほどでもないんですが、登場人物に妙に味がある。
ただし、結末は好みの分かれるところ。
ただし、結末は好みの分かれるところ。
2018年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく好き。
事件数の割に長いんだけど、おもしろい。読むとなんともいえない不思議な気持ちになる。
石動だけじゃなく、登場人物みんながきちんとキャラ立ちしていて良い。
哲史がとにかく好き。
ごはんがおいしそう。
ラストも、私は好き。ラストまで読むとうっかりまた最初から読んでしまうこともある。
事件数の割に長いんだけど、おもしろい。読むとなんともいえない不思議な気持ちになる。
石動だけじゃなく、登場人物みんながきちんとキャラ立ちしていて良い。
哲史がとにかく好き。
ごはんがおいしそう。
ラストも、私は好き。ラストまで読むとうっかりまた最初から読んでしまうこともある。
2016年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いが、分厚いので通勤電車で読むには不向き。
石動のこうるさい感じは嫌いではない。
ハサミ男とはまったく趣を異にする作品。
石動のこうるさい感じは嫌いではない。
ハサミ男とはまったく趣を異にする作品。
2017年12月23日に日本でレビュー済み
何と言うか、色々な要素が絡み合って、化学反応を起こしていて面白かった。
プロットが良く出来ている、と言うべきか。
「ミステリ」としては最高でした。
「本格ミステリ」「フーダニット」としては120%明らかにアンフェアな所が有ります(笑)。
麻耶雄嵩どころじゃないくらいの(笑)。
プロットが良く出来ている、と言うべきか。
「ミステリ」としては最高でした。
「本格ミステリ」「フーダニット」としては120%明らかにアンフェアな所が有ります(笑)。
麻耶雄嵩どころじゃないくらいの(笑)。
2007年8月10日に日本でレビュー済み
誰もが思うように横溝正史へのオマージュであり、メイントリックの大胆さ、迫力あるクライマックスと、いささか批評的でありすぎる氏の作品中、最もスタンダードな本格ミステリに仕上がっている。
作中饒舌に語られる音楽関係(コール・ポーターからパンクまで)の薀蓄も楽しい。
作中饒舌に語られる音楽関係(コール・ポーターからパンクまで)の薀蓄も楽しい。
2008年3月10日に日本でレビュー済み
横溝作品の面白さを期待して読んだが、そうしたおどろおどろしい雰囲気は残念ながら全く無かった。プロローグで主人公とおぼしき男性が老人のようになっているので「そんなに怖い体験をしたのか!」と思ったが、そうではなかった。しかも、キーマンとなっている謎の人物の正体も・・・・いまひとつ納得せず。