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夢・出逢い・魔性 (講談社文庫) 文庫 – 2003/7/15
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TV局内の殺人!
20年前に死んだ恋人の夢に怯えていたN放送プロデューサが殺害された。犯行時響いた炸裂音は1つ、だが遺体には2つの弾痕。番組出演のためテレビ局にいた小鳥遊練無(たかなしねりな)は、事件の核心に位置するアイドルの少女と行方不明に……。
繊細な心の揺らぎと、瀬在丸紅子(せざいまるべにこ)の論理的な推理が際立つ、Vシリーズ第4作!
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/7/15
- 寸法10.8 x 1.7 x 14.8 cm
- ISBN-104062738066
- ISBN-13978-4062738064
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/7/15)
- 発売日 : 2003/7/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 432ページ
- ISBN-10 : 4062738066
- ISBN-13 : 978-4062738064
- 寸法 : 10.8 x 1.7 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,077位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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個人の集合体である社会に適合していくには、装いながら生きていく必要性があるのでしょう。
「いずれにしても、人ほど、自分の皮膚を不安に感じる動物はいない。人は服を着る。そのうえ部屋に籠もる。家や城を築く。堀や城壁で取り囲む。さらには、村を作り、国を作る。そうして、社会というシールドを構築し、常に、その綻びに目を光らせ、直し続けるのだ。それが、人間という動物だろう。幾重にも及ぶかぶりものを一生脱がないまま、生きていこうとする」
爽快感すらかんじます。
犯人は途中で推測でき(動機まではわかりませんでしたが)このあたりも気持ちよく読めたことに繋がっているのかも。
楽しめました。
---以下ネタバレ含みます。
1点だけ気になったのが、ある登場人物のこと。
当初、その人物の描写から女性だとすぐに思ったものの、
途中、保呂草氏がその人物について「彼」と振り返る部分があった。
その後もその人物が登場する度に女性を想起させる記述が多かったのだが、
先に「彼」と形容されていたために男性なんだろうと思い読み進めてしまった。
気になるので何度も先のページへと戻って ”やっぱり『彼』と書かれているなぁ” などと見返すことも。
ところが最後にその人物が女性だと紹介される。
ストーリーの本筋とはさして関係はないが、一体なんだったのだろう?
それだけが腑に落ちないままではあった。
小鳥遊練無という人が好きな方にはたまらない作品でしょう。あの四人の個性が溢れているのも魅力です。
ミステリィのスマートさも見事ながら、ちょっとしたトリックは読む者を魅了します。
ネタバレになるから、あまり触れられませんが、明るく軽快で楽しいミステリィだと思いました。私の最も好きな作品の一つです。
タイトルも美しいと思います。ちょっとしたことですが、タイトルが面白い本もあまりないでしょう。
なので、華やかな東京のテレビ局を舞台にしている点、いつも以上に軽快な文体も個人的には気にならない。
章ごとに挿入される引用文「不思議の国のアリス」も、割と良かった。軽快なテンポとは良くマッチしているし、掛詞の面白さというのも本作と相性はいい。
しかし、読後の感慨深さはない。
タイトルとの連携に気を回しすぎていて、全体としての話の作りが粗く、テーマが伝わりにくい(この作品が気に入っている人にとっては、タイトルが巧くできていて、軽快な文章で読みやすい、となる部分ではある)。
推理小説として人物に納得できない行動が多い。
犯人も一見意外な気がするが、犯人と特定の人物以外は特筆すべき行動を起こしていないので、あっさりと分かるなど、残念な部分が多い。
勿体ない作品である。
そもそも、この内容は小説よりも、映像向きのシナリオに思える。テーマ、トリック、小道具、演出、どれも映像に向いている。逆に云うと、小説でなければならない理由はあまり感じられない。
シリーズ内作品でなかったなら、魅力は薄いだろう。
森博嗣の作品は癖はあるがやっぱり深く本当に面白い!
一見の価値ありです。
分かりました?ステキなタイトルですよね。内容も、このシリーズらしさが出ている、とっても面白い作品でした。事件のトリックはそんなに"斬新"ではなく、ビックリ仰天(古いかなぁ?この常套句)って、訳でもないのですが、イロイロ楽しめる内容でした。