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ダブ(エ)ストン街道 (講談社文庫 あ 92-1) 文庫 – 2003/10/1

3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

ダブルポイント 詳細

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2003/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 341ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062738805
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062738804
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

著者について

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浅暮 三文
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浅暮三文(あさぐれ・みつふみ)小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て1998年第八回メフィスト賞でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を受賞。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。

Mitsufumi Asagure is a novelist. He made his debut at the 8th Mephisto Award in 1998 after being a finalist for the 8th Japan Fantasy Novel Award. Received the 56th Japan Mystery Writers Association Award in 2003. His works have been translated in Italy and South Korea, and have been adopted as junior high school textbooks. He is a member of the Japan Literary Artists Association and the Japan Mystery Writers Association.

カスタマーレビュー

星5つ中3.3つ
5つのうち3.3つ
11グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年4月27日に日本でレビュー済み
行方不明の恋人を探し求め主人公が漂着した伝説の島ダブ(エ)ストン。そこは、奇人変人、奇妙奇天烈な獣が跋扈する迷宮だった...

本作品は、ワンダーランドに迷い込んだ男の、不思議体験談だ。ファンタジーになるのだろうが、めくるめくイマジネーションに翻弄され、とは残念ながらいかない。ただ、西洋童話のパロディのような、独特の雰囲気を持った作品ではある。

つまらなくはないけれど、大きな盛り上がりがないまま淡々とお話しは続き、ラストにちょっとほっこり感を残す。なんでもありありのメフィスト賞。懐の広さを感じた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さまようことのお話です。
メフィスト賞の受賞作なので,一応はミステリと言うことになるのかもしれませんが(たしかに謎解きの要素はありますが),ジャンルを言い表すのがとても難しいです。
ダブ(エ)ストンとはどのような大地なのか,そこから唯一脱出した卿はどのような手段をとったのか,など楽しみどころ満載のストーリーです。
しかし,何よりも好きになったのは文体です。
柔らかく,骨があって,無頼で,ファンタスティック。
とても楽しめました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年12月26日に日本でレビュー済み
残念ながら私には合わない小説でした。
主人公がダブエストンという奇妙な場所に流れ着いて、行方不明の恋人を探す冒険をするという話なのですが、あまりにも多くの奇妙な話が脈絡なく続け様に起こるため、興味が持続できませんでした。
物語を読むことを楽しみたい人にはお勧めできません。
文学賞を受賞した作品ではあるので、文学の研究をしたい人向けの本でしょう。
2010年9月28日に日本でレビュー済み
 1998年に出た単行本の文庫化。
 第8回メフィスト賞の受賞作にして、著者のデビュー作。
 しかし、ファンタジーである。わけのわからない世界で、おかしな登場人物たちが、謎めいた冒険を繰り広げていく。
 結末もあってなきようなもので、結局、最後まで「謎」は解き明かされないままで終わる。
 しかし、読んでいて楽しくなり、心温まるような小説であった。
 これはこれで面白い。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年8月19日に日本でレビュー済み
 メフィスト賞作品のなかでは浮きまくりの一品。そもそも日本ファンラジー大賞の最終候補作品の改訂版だから、これはファンタジーである。
 僕にはどこをどう楽しんでいいのかわからなかった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年4月21日に日本でレビュー済み
楽しめた。こういう話は大好きだ。メフィスト賞受賞作なので、ミステリの範疇での期待をして読んでしまう人もいるかもしれないが、本書は純然たるファンタジーである。それもかなり変わったファンタジーなのだ。

ファンタジーの常として本書もクエストの物語なのだが、その舞台となる世界が秀逸である。

誰も行き方を知らない、帰り方もわからない、名前すらも人それぞれ呼び方が違っている不思議な島ダブ(エ)ストン。

この島では、誰もが何かを探している。島全体がいつも霧に覆われ、目標となるものが見通せないから誰もが道に迷っているのだ。

主人公ケンは夢遊病者である恋人タニアを探している。彼が出会う人々も彷徨いながら何かを探している。ポストを探している郵便配達夫。町を探している楽団。何を探してるのかすぐ忘れてしまう全裸の男なんかもいる始末である。主軸とは別に語られるエピソードでも赤い影を探し求める王の隊列や、生まれ

故郷を探し求める海賊の幽霊などの話が出てくる。

みんな探して彷徨っているのだ。それらの登場人物たちが縦や横に交差して、いろんな形で物語に絡んでくるのである。

すっとぼけたユーモアと、寸止めの奇想。だが文章や章題なんかは、おそろしく洗練されている。作者の力量が、まだまだこんなものではないよと告げている。なんとも、楽しみな作家だ。これからも読み続けていこう。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月14日に日本でレビュー済み
とても面白かったです。
特に大きな盛り上がりもないのですが、なぜか凄く面白いです。
分類すればファンタジーになるのでしょうか。
この不思議なタイトルからは、内容を想像し難いですが、
読んで楽しく、読後爽やかな不思議な世界を楽しめます。
主人公はとても不安な状況に陥っているはずなのに、登場する
キャラクターが皆どこか牧歌的で、いつの間にか安心してこの
世界にはまっていきます。基本的に笑いながら読める本ですが、
ジーンとくる場面もあったり、また文体の軽いのも手伝って、
一気読みが可能です。そして、誰もが、ダブ(エ)ストンを
彷徨ってみたいと思うことでしょう。
類似する作品はちょっと思いつきません。
この不思議な魅力にあふれた傑作を、一人でも多くの方が
読まれることを願います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート