無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM (講談社文庫) 文庫 – 2004/3/16
N大学医学部に在籍する小鳥遊練無(たかなしねりな)は、構内で出会った風変わりなお嬢様に誘われて「ぶるぶる人形を追跡する会」に参加した。大学に出没する踊る紙人形を観察し、謎を解こうというのだが……。不可思議な謎と魅力的な謎解きに満ちた「ぶるぶる人形にうってつけの夜」ほか、魅惑の7編を収録した珠玉の第3短編集。
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/3/16
- 寸法10.8 x 1.5 x 14.8 cm
- ISBN-104062739836
- ISBN-13978-4062739832
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/3/16)
- 発売日 : 2004/3/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 392ページ
- ISBN-10 : 4062739836
- ISBN-13 : 978-4062739832
- 寸法 : 10.8 x 1.5 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 517,047位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
タイトル通り様々な「オチ」が並べられている。最後に「ああそうか」と頷く作品もあれば、どこが「オチ」なのかわからないようなものまであり、まさに「オチ方の博物館」といった趣向だ。
初めて読む方からファンの方まで氏の押し開いたミステリィの世界をじっくりと味わえる一冊である。
長編作は、エンタテイメントに徹しているが、短編は実験的で文学的なものが多く見られます
SMシリーズや、Vシリーズの外伝は楽しく読めましたが、短編のテイストは自分の肌に合わなかった
従って、短編が駄目だった方も、長編を手に取れば、あるいは、楽しめるかもしれません
「双頭の鷲の旗の下に」が一番好きです。SMシリーズの犀川が母校の学園祭を訪れる話
メインのトリックは、すぐに気づくけど、別の箇所で鮮やかな転倒がいくつも仕掛けられている
目の前の謎が解けたと弛緩しているところを後ろから突かれる感じでしょうか
本筋とは関係ないので、瞞されて気持ちよくなれる人と、「だから何だ」という人という人と別れそうですが
いつになく、コメディ要素多め
学園や生徒達の描写が微細で、実際の学生時代をモデルにしているのではないでしょうか
たとえば、作中に出てくる、気怠る気な理系少年、思慮深いプレイボーイの同級生、名古屋弁を話す鈍臭い少年、というのは「もえない」という別の小説にも出てくる組み合わせです
「もえない」では、名古屋弁の少年に対する嫌悪感を煩いほど、描写していた。収録の「双頭の~」では仲良し三人組だったのでちょっと、ほっとしました
「世の中に存在する問題の大半は、問題自体がどこにあるのか、何が問題なのか、かということが明確に提示されない。それが最大の問題なんだ」
久々のS&Mシリーズ作品ということで、 喜んでおります。 ま行の作家に載っていないのはちょっと不満でしたが。
大御坊の変心?とロマンスに、あの二人の共演? と、ファンなら必読ものです。
森作品をご存知ないかたは、「F」から順にお読み下さい。
すぐにここまでたどり着いてしまうはずです。
ではお先に。
めくるめく森博嗣こと小鳥遊練無な短編世界が展開するのだが、本作は最初の5編だけが面白かった。逆に言えば最後の4編は今一歩だった。(●^o^●)若干種が尽きた感がある。それでも『どちらかが魔女』や『ぶるぶる人形にうってつけの夜』などは森ファンの気持ちをぐっと掴んで放さない面白さがある。普通な大御坊など最高!!やっぱりファンには不可欠な一冊です。(降参(●^o^●))