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浅田次郎

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歩兵の本領 (講談社文庫あ 70-10) 文庫 – 2004/4/15

浅田次郎 (著)

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自衛隊を舞台に描く青春グラフィティ!

名誉も誇りもない、そして戦闘を前提としていない、世界一奇妙な軍隊・自衛隊。世間が高度成長で浮かれ、就職の心配など無用の時代に、志願して自衛官になった若者たちがいた。軍人としての立場を全うし、男子の本懐を遂げようと生きる彼らを活写した、著者自らの体験を綴る涙と笑いの青春グラフィティ!

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本の長さ

328ページ
言語

日本語
出版社

講談社
発売日

2004/4/15
寸法

10.8 x 1.3 x 14.8 cm
ISBN-10

4062739895
ISBN-13

978-4062739894
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2004/4/15)
発売日 ‏ : ‎ 2004/4/15
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 328ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4062739895
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062739894
寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.3 x 14.8 cm

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浅田次郎

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1951年、東京都出身。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、それぞれ受賞(「BOOK著者紹介情報」より：本データは『終わらざる夏上　(ISBN-13: 978-4087713466 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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ｍ１

読み応えあります

2023年9月1日に日本でレビュー済み

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作品に吸い込まれます。

2020年12月29日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

歩兵の本領読了。
古い作品かと思ったら2000年なんだ。勤め上げた佐々一曹と除隊する自分の対比が、時代背景とオーバーラップして旧来の仕組みや常識から新しい枠組みへの移行を予感させる。

一曹の経歴と愛国心、矜持に対する尊敬すらも新しい時代では陳腐化するのでは？という悲哀に無常感ある。

AKIRAを観た後のような読後感。ナイスナイス！

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役に立った

LEICA FAN

胸の熱くなる喜劇に感動！

2022年7月30日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

昭和の男たちの姿が自衛隊を通して力強く描かれています。涙と笑いと郷愁が込み上げてらくる傑作集です。

役に立った

AKi

2020年に自衛隊が憲法に明記されれば、名誉が手に入るだろう。

2017年5月18日に日本でレビュー済み

　折しも、安部総理が2020年をめどに、憲法第九条に自衛隊について明記をする案を表明したところで、読み始めました。本の中で、「自衛隊には名誉もない」というのが、心に残りました。東日本大震災などでの災害救助・復旧では脚光を浴びますが、それもしばらくすれば人々は忘れてしまう。北朝鮮の核ミサイルの脅威があれば、自衛隊や米軍の防衛力に期待するが、自衛隊・安保は違憲だと唱える人々もいます。世界を見渡しても、防衛力をもたない国が無いことを考えても、国防力は実際に必要なのでしょう。ただ、安保条約や国連決議があるため、外国に自衛隊を派遣させる国際協調が必要なのは、難しい判断だと思います。憲法改正については、ドイツなども変更を繰り返してきていると聞きます。この機会に、自衛隊の存在を憲法に追加するかは、世論の高まり、国会での議論を繰り返してもらいたいと思います。この本の中では、歩兵のリアルな当時の生活・人生設計が見えて取れます。

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岡村秀平

半世紀前の市ヶ谷を舞台とした青春群像が、今でも人の心を打つ！

2022年3月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

文庫本が発売されて間もなく本書を読み、感銘を受けました。
数年前、私がまだ現職中に中途退職する若者にその本をあげてしまったのですが、最近また読み直したくなって、この度アマゾンで注文しました。何度読んでも心が温まる名著です。

2015年2月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

購入しましたわたしの青春時代そのものなので正確にいうと浅田先生の20年ほど後輩ですが懐かしくてたまりません

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

at-random

自衛隊に興味を持ったきっかけの本

2021年1月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

私はかつて「予備自衛官補」に応募し、訓練を受けていました。（残念ながら訓練を全て修了する前に就職してしまい、予備自衛官にはなれませんでした）
そのきっかけとなったのがこの本です。
元自衛官の著者が書いたこの本は、描写がとてもリアル。
三島由紀夫の自決事件当時の自衛隊は、働く場所としてはおそらく劣悪な環境だったと思います。
しかしそれをコミカルに、またどこか居心地のよさそうな雰囲気で描写し、エンターテイメントにしてしまうあたりはさすが浅田次郎です。

短編集の体裁ですが全ての話が同じ登場人物とバックグラウンドで繋がっており、読み終えたあとは長編を読んだ後かのようにさわやかな気持ちになります。
自衛隊には特に興味が無い人にもおすすめしたい本です。

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成分無調整

ご愁傷さまでしたと言うほかはない。

2017年10月9日に日本でレビュー済み

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これは騙された。軍隊についての真面目な話と思って買ったが、内容はお手軽短編集だった。
そのうちの一編が本の題名となっている「歩兵の本領」。こういう紛らわしい事をせず、本の題名に短編集と入れてもらいたいものだ。
９話のうち３話を読んだが、陰湿な話ばかり、読もうとする意欲を失う。これは自衛隊に対するネガキャン本だろう。
著者が2年間勤務した自衛隊が、性に合わなかったのだろうが、ご愁傷さまでしたと言うほかはない。

・若鷲の歌
航空自衛隊の話かと思ったが、そうではない。
文章中に勝手に始めた戦争で、勝手に負けたと何度も出て来る。作者は自虐史観の持ち主なのだろう。
・小村二等兵の憂鬱
中学生の創作のレベル。
・歩兵の本領
除隊者にまつわるウジウジ話。

その他は未読。

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