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恋恋蓮歩の演習 (講談社文庫) 文庫 – 2004/7/15
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世界一周中の豪華客船ヒミコ号に持ち込まれた天才画家・関根朔太(せきねさくた)の自画像を巡る陰謀。仕事のためその客船に乗り込んだ保呂草(ほろくさ)と紫子(むらさきこ)、無賃乗船した紅子と練無(ねりな)は、完全密室たる航海中の船内で男性客の奇妙な消失事件に遭遇する。交錯する謎、ロマンティックな罠、スリリングに深まるVシリーズ長編第6作!
- 本の長さ456ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/7/15
- 寸法10.8 x 1.7 x 14.8 cm
- ISBN-104062748223
- ISBN-13978-4062748223
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/7/15)
- 発売日 : 2004/7/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 456ページ
- ISBN-10 : 4062748223
- ISBN-13 : 978-4062748223
- 寸法 : 10.8 x 1.7 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 141,699位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
途中で気づくはちょっと難しいかもしれないが、私もラスト3ページくらいで気づいた
ので、結構わかる人は多いかも。
保呂草が今回大活躍で、正体の掴めない泥棒っぷりを
遺憾なく発揮。何気にこれが本作の最大の魅力だろうと思う。
紅子はいつもの謎解きがあるにはあるが、まぁちょっととってつけた感は感じた。
登場人物などは前作『魔剣天翔』を読んでないとわからない人が多々いるのでそれだけは
注意。
そういえば『名探偵コナン』や『謎解きはディナーのあとで』にも、こういったシチュエーションってあったなぁ。
それにスウィートルームがすごい!なにせ、フランスの大富豪がずーっと乗ってて世界中を回っているというんだから。
その豪華客船の中で起こった不可解な死体消失事件。殺人?それとも事故死? 通報を受けた警備員たちが駆けつけると、死体はキレイさっぱり消えていた。
それと同時刻に、世界的名がが盗まれる。この2つの事件の関連は?
私はかなり好きです。
その冒頭部分で描かれる、建築家の羽村と理系学生の大笛の出会い、そして会話が魅力的です。
大笛という女性は、これまで恋人がいなかったのかな、これが遅れてきた初めての恋なのかな、などと思って共感して読んでいました(笑)。
著者はこういう女性の細かい心情を描くのが上手いと思います。
Vシリーズでお馴染みの保呂草語りによるプロローグとエピローグが、すっかり病み付きになってくるシリーズ第六弾です。
やっぱり保呂草さん、文句なくカッコいいですよね(笑)。
「事件はなかなか起こりません、ちんたら進みます。
まあ気長によんでください。ぼくとゆう人間はうんたらかんたら・・・」
予告どおり、ダルイ展開が続きます。
ところが。。。!
最後の最後で、
「!!!!!!」
驚愕が待っています。
心臓はどきどき、
おめめはキラキラ、
くちもとにやにや。
最初から熟読したくなります。何度も何度も読みました。
森センセー最高です!!!れんれんれんぽ、絶対オススメです。
大オチがわかっていたから、事件が起きたときにも、そのあとの推理の期間にも「アレがコウだとしたら、なるほど、こういうことだろうな」とおおよそはわかってしまった。
そんなにアタマが鋭いとはいえない僕がわかったくらいだから、きっと読者の半分くらいは気づくトリックなのだと思う。
でも、わかっていても面白い。
世のミステリィ小説には、トリックがばれたら途端にその魅力が色褪せてしまうものもあるけれど、これはそうじゃなかった。わかっていても十分に面白い。
というか、わかっているとよりいっそう面白いのかもしれない。
大トリックがわかった上で読み進めると、なんとなく犯人側に片足踏み込んだスタンスで読んでしまう。「よし、ここまではなんとか成功だ。さあこれからだ、果たしてうまくいくのか?」どきどき。
Vシリーズには、S&Mにはなかったクライムノヴェルの要素(犯人側の視点)が「大オチのあの人物」を軸にして取り入れられていて、それは成功していると僕は思う。もうめまいがする。くらくら。
シリーズの真ん中でこんな本に会えるとは思っていなかったのでびっくり。
それを除いてはロマンティックで切なくて好き。 ただ、保呂草の美学は意味不明。紫子に語る妊娠に例えた彼の論理も、私なら一蹴してしまう。ひそかにまわりの人間に非道な気もするので、彼だけは好きになれない。