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秘密屋文庫知ってる怪 (講談社文庫 せ 12-11) 文庫 – 2004/8/1
口裂け女、人面犬、ベッドの下の斧男——。どこからともなく社会に広まる“都市伝説”の数々。怪しい噂を支配する深い謎に包まれた存在「秘密屋」が、本当の姿を現した! 超大物政治家を標的に、彼が仕掛ける驚くべき計画とは?(『秘密屋 赤』『秘密屋 白』を全面改稿し、書き下ろし『黒』を加えた文庫オリジナル)
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/8/1
- ISBN-104062748312
- ISBN-13978-4062748315
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/8/1)
- 発売日 : 2004/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 306ページ
- ISBN-10 : 4062748312
- ISBN-13 : 978-4062748315
- Amazon 売れ筋ランキング: - 302,164位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1974年8月9日、兵庫県西宮市生まれ。
小説の既存ジャンルにこだわらない「大説家(たいせつか)」を自称する娯楽小説(エンターテインメント)作家。「The BBB」編集長。英訳者。マンガ原作者。
京都大学在学中の1996年、『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。
日本人の小説家やビジネス書著者の作品を英訳して全世界に発信するサイト「The BBB」を2012年12月にオープンし、著者、英訳者、編集者として、これまでに220作品以上の電子書籍を刊行。
TOEICスコア: 990(満点)を5回獲得。
2020年7月20日に受洗し、クリスチャン(カトリック信徒)となる。
最新刊は『どろどろのキリスト教』(朝日新書)。
NHK「ラジオ英会話」2021年4月号より、連載「英語で読む戦国武将列伝」(英文執筆: 早稲田大学名誉教授ジェームス・M・バーダマン先生)の和訳を担当中。
近著に『どろどろの聖書』(朝日新書)、『三日坊主でも英語は伸びる』『50歳から始める英語』(幻冬舎新書)、『きみと行く 満天の星の彼方へ』(リチェンジ)、『感涙ストーリーで一気に覚える英単語3000』(明日香出版社)。
おもな著作に、
2018年1月に同時刊行した『純忠 日本で最初にキリシタン大名になった男』(WAVE出版)と『ルイス・フロイス戦国記 ジャパゥン』(幻冬舎)、
世界初のTOEIC小説『不思議の国のグプタ』(アルク)、
実在の英語学習者たちを描いたノンフィクション『社会人英語部の衝撃』(KADOKAWA)、
マイケル・ジャクソンの人生を描いた小説で、ビジネス書と音楽本の要素もある『キング・イン・ザ・ミラー』(PHP)、
デビュー15周年記念作品として2011年に刊行した『清涼院流水の小説作法』(PHP)、
小説仕立てのビジネス書『成功学キャラ教授 4000万円トクする話』(講談社)、
2007年に12か月連続刊行を達成した、英語と京都と運命の物語『パーフェクト・ワールド』(講談社)、
デビュー作と同じテーマに13年ぶりに挑んだ『コズミック・ゼロ 日本絶滅計画』(文藝春秋)、
『羊たちの沈黙』へのオマージュとして執筆した『B/W(ブラック・オア・ホワイト)完全犯罪研究会』(太田出版)、
ケータイ小説として1年間連載した初の純愛ミステリー『忘レ愛』(SDP)、
前半が小説で後半がゲームブックという特殊な構成の『LOVE LOGIC 〜蜜と罰〜』(KADOKAWA)、
見開きごとに新しい事件が起きる日めくりカレンダー的な仕掛けの『とくまでやる』(徳間書店)、
ゲーム・クリエイター飯野賢治氏との共著「RE(アールイー)」名義で、エンピツで本をこすると登場人物の心理が浮かび上がる『レッドブック ワルツの雨』(幻冬舎)などがある。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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都市伝説をテーマにしたミステリー「赤」、勘違いから生まれたハッタリの駆け引き(『ジョジョ』的かも…)が面白い「白」、そして本物の秘密屋が登場し、都市伝説とリンクする完結編「黒」。
「黒」は、野中広務元幹事長(N中)が関西弁で凄んでいるところを想像しながら読むと妙にオカしい…(^_^;)
最後の最後には説教臭くなるのは『カーニバル・デイ』などと同様ですが…。
こういうのは直截書かずに仄めかすのが小説ってもんですが、まあ“大説”ですから…。
今回は袋綴じで30ページにも及ぶ裏話があり、こっちのほうが面白いのは『億千万の人間CMスキャンダル』と同じ現象ですね。
講談社ノベルスで刊行された赤と白に加え、2つを繋ぐ黒が新たに書き下ろされたお得文庫版。私はノベルスを読んでいなかったので比較は出来ませんが、赤・白の繋がりがスムーズで、かなり読みやすくなっていると思います。
最後はいつものように(いや、以上に)意味不明流水ワールドに突入しますが、御大好きにとっては楽めると思います。