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大江戸番付事情 (講談社文庫 い 10-23) 文庫 – 2004/10/1
石川 英輔
(著)
番付だからわかる江戸庶民のホンネ
女房まで番付する! 江戸庶民たちの遊び心が冴えわたる。料理茶屋から酒、職人、娘、色と欲、天変地異、温泉、江戸自慢まで……。現存していた番付表が当時の文化を芳醇に粋に甦えらせた。江戸庶民事情の第一人者が、挿絵もふんだんに、番付の読み方を解説する。一味違う真の江戸文化をぜひご笑覧あれ。
女房まで番付する! 江戸庶民たちの遊び心が冴えわたる。料理茶屋から酒、職人、娘、色と欲、天変地異、温泉、江戸自慢まで……。現存していた番付表が当時の文化を芳醇に粋に甦えらせた。江戸庶民事情の第一人者が、挿絵もふんだんに、番付の読み方を解説する。一味違う真の江戸文化をぜひご笑覧あれ。
- 本の長さ387ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/10/1
- ISBN-104062748983
- ISBN-13978-4062748988
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/10/1)
- 発売日 : 2004/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 387ページ
- ISBN-10 : 4062748983
- ISBN-13 : 978-4062748988
- Amazon 売れ筋ランキング: - 662,622位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビ放送でこの本を知り、購入しました。もっと大きい版があれば見やすいんですが・・・。でも、面白かったので◎。
2015年6月15日に日本でレビュー済み
BS朝日の「円楽の大江戸何でも番付」と言う番組を見てから、江戸時代に発行された「番付」が気になり出し、たまたま地元の図書館にあったのがこれだけだったので借りてみました。
著者の石川英輔氏は本業は「作家」と言うことですが、実際は江戸庶民文化研究家といった方がよいようで、事実この本のカバーや巻末のお薦めの文庫にはこの人が書いた大江戸シリーズがずらずら10冊ぐらい…。実際に本文を読むと分かりますが、戦中戦後の教育や思想環境の激変に振り回されたことから現在の歴史学者に非常に懐疑的な方のようで、欧米文化は勿論、明治維新以降の近現代日本やかつて存在したソ連を中心とする共産主義世界は特に嫌ってられる様子がうかがえます。そのため番付を説明する前振りなどでこれらを非難するのに必至な様子がうかがえて、それが正直いってしつこく過剰。元々雑誌『ダイアモンド』の連載を再編した物だそうで、同じような表現が手を代え品を替え何度も出てくるのは仕方ないのかも知れませんが…。
また、石川氏曰くそれら欧米の庶民や現代日本人等々に比べて江戸の庶民は実に豊かで素晴らしく平和を満喫していたと言うことのようですが、この本を見る限りでは「番付」も江戸に住んでいる庶民=江戸っ子に主に楽しまれた物のようで(実際版元が分かる番付で明らかに江戸以外なのは大坂1枚だけだった)、他の地域に住んでいた庶民も同様な状況だったかどうか?という点に関しては踏み込みが薄いです。
そういう問題点はありますが、番付自体の考察や分析に関しては、かなり一般人には理解のしづらいところまで詳しく調べられていて高度な内容です。先述のTV番組でも取り上げられた江戸の料理屋番付など割と歴史マニアに知られている物から、お座敷遊びの選手権ランキングなど…。現代日本の庶民にはさっぱり知らない世界になってしまった江戸の庶民文化が垣間見えてきて、この点は非常に興味深く読めます。
また、関連図版や写真も文庫本の割にはかなりふんだんに載せられていて理解しやすいです。
江戸(※江戸”時代”ではない)の庶民、特に江戸中後期の庶民の生活を知りたい人には大変面白く読める内容です。
但し、文庫本の悲しさ、肝心の番付本体の図版は字がつぶれて読みにくいので、更に興味が出てきた方は近年発行された番付の専門書を読まれると良いかと思います。
内容は以下の通りです
第一章 江戸の商売と衣食住(料理茶屋、鰻や、おかず、米の産地、酒、世帯道具、職人、名刀、儲かる商売、地震/火事、震災景気、開国で得した人、開国後物価)
第二章 江戸の人情と常識(娘、江戸のOL、女房、色と欲、嘘、いらない物、醜い物、大きい物小さい物、雲泥の差がある物、対になる地名、重言、拳、酒合戦)
第三章 江戸の物見遊山(山、橋、名所旧跡、不思議、天変地異、温泉、神社仏閣、祭り、物産、贅沢、花、江戸自慢)
個人的には特に三章は興味深く読みました。知っている場所とかよく出て来たので(爆)。ただ、石川氏は京都出身と言うことなんですが祇園祭の開催時期を間違ってられます…再版の暁には是非修正をお願いしたいです。一般的に興味を引きそうなのは一章でしょうか。二章はなかなか難解でした。一番最後の番付が「江戸自慢」なのは、いかにも石川氏の著書らしいと思いました。
著者の石川英輔氏は本業は「作家」と言うことですが、実際は江戸庶民文化研究家といった方がよいようで、事実この本のカバーや巻末のお薦めの文庫にはこの人が書いた大江戸シリーズがずらずら10冊ぐらい…。実際に本文を読むと分かりますが、戦中戦後の教育や思想環境の激変に振り回されたことから現在の歴史学者に非常に懐疑的な方のようで、欧米文化は勿論、明治維新以降の近現代日本やかつて存在したソ連を中心とする共産主義世界は特に嫌ってられる様子がうかがえます。そのため番付を説明する前振りなどでこれらを非難するのに必至な様子がうかがえて、それが正直いってしつこく過剰。元々雑誌『ダイアモンド』の連載を再編した物だそうで、同じような表現が手を代え品を替え何度も出てくるのは仕方ないのかも知れませんが…。
また、石川氏曰くそれら欧米の庶民や現代日本人等々に比べて江戸の庶民は実に豊かで素晴らしく平和を満喫していたと言うことのようですが、この本を見る限りでは「番付」も江戸に住んでいる庶民=江戸っ子に主に楽しまれた物のようで(実際版元が分かる番付で明らかに江戸以外なのは大坂1枚だけだった)、他の地域に住んでいた庶民も同様な状況だったかどうか?という点に関しては踏み込みが薄いです。
そういう問題点はありますが、番付自体の考察や分析に関しては、かなり一般人には理解のしづらいところまで詳しく調べられていて高度な内容です。先述のTV番組でも取り上げられた江戸の料理屋番付など割と歴史マニアに知られている物から、お座敷遊びの選手権ランキングなど…。現代日本の庶民にはさっぱり知らない世界になってしまった江戸の庶民文化が垣間見えてきて、この点は非常に興味深く読めます。
また、関連図版や写真も文庫本の割にはかなりふんだんに載せられていて理解しやすいです。
江戸(※江戸”時代”ではない)の庶民、特に江戸中後期の庶民の生活を知りたい人には大変面白く読める内容です。
但し、文庫本の悲しさ、肝心の番付本体の図版は字がつぶれて読みにくいので、更に興味が出てきた方は近年発行された番付の専門書を読まれると良いかと思います。
内容は以下の通りです
第一章 江戸の商売と衣食住(料理茶屋、鰻や、おかず、米の産地、酒、世帯道具、職人、名刀、儲かる商売、地震/火事、震災景気、開国で得した人、開国後物価)
第二章 江戸の人情と常識(娘、江戸のOL、女房、色と欲、嘘、いらない物、醜い物、大きい物小さい物、雲泥の差がある物、対になる地名、重言、拳、酒合戦)
第三章 江戸の物見遊山(山、橋、名所旧跡、不思議、天変地異、温泉、神社仏閣、祭り、物産、贅沢、花、江戸自慢)
個人的には特に三章は興味深く読みました。知っている場所とかよく出て来たので(爆)。ただ、石川氏は京都出身と言うことなんですが祇園祭の開催時期を間違ってられます…再版の暁には是非修正をお願いしたいです。一般的に興味を引きそうなのは一章でしょうか。二章はなかなか難解でした。一番最後の番付が「江戸自慢」なのは、いかにも石川氏の著書らしいと思いました。
2006年1月29日に日本でレビュー済み
江戸時代を、当時作られていた番付(ランキング)を元に解説している本です。うなぎ屋やおかずの番付もあれば、酒合戦(酒豪)やいらないもの番付等、パラパラ眺めるだけでも十分楽しめる内容です。
番付の解説内容も面白く、江戸物が好きであれば特にお勧めします。
私は、杉浦日向子氏(江戸風俗研究家、故人)の描かれる江戸の情景が好きなので、その世界をより一層味わうための資料という意味でも、読んで満足でした。
番付の解説内容も面白く、江戸物が好きであれば特にお勧めします。
私は、杉浦日向子氏(江戸風俗研究家、故人)の描かれる江戸の情景が好きなので、その世界をより一層味わうための資料という意味でも、読んで満足でした。
2020年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見立て番付を気軽に楽しむには良いのですが、当時の道具の番付を著者が説明しているのですが、よこづちという道具を「不明」などと書いており、著者の知識に疑問を覚えました。