甦るとすれば、まさに、これはトレンディ・ミステリーのひとつ
だとおもいます。
女性主人公としては本文庫にケイ・スカーペッタ捜査官という
強力なアメリカ版ヒロインが立ちふさがっておるようですが、
いささか、ああいうエグイ（ファンの方、ゆるされよ）暴力ミステリー
はちょっとなあ、という方にはちょうどぴったりのスリルとサスペンス度ではないかとおもいます。
家族史、系図学やら美術史も含め薀蓄の楽しさも満載です。
Wikipediaを自分でも調べながら読み進めるのがまた一興です。
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本書のヒロイン（ロンドンっ子のお嬢さん）ナターシャさんに
今後素敵なエスコート役があらわれるのかどうか気になるところです。
（原作の２作目はちょうどこの１１月にでています。
なんとか翻訳でも（早く：－）続いて欲しいシリーズです）
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原書のほうの書評には、「ラストがちょっと」みたいなことが
書いてあるようですが、小生は十分あっ！といわせてもらえた
ラストでした。
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