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終戦のローレライ(3) (講談社文庫) 文庫 – 2005/2/15

4.3 5つ星のうち4.3 60個の評価

その日、広島は核の業火に包まれた。人類史上類を見ない大量殺戮(さつりく)の閃光が、日本に定められた敗北の道を歩ませ、「国家としての切腹」を目論む浅倉大佐の計画を加速させる。彼が望む「あるべき終戦の形」とは? その凄惨な真実が語られる時、伊507乗員たちは言葉を失い、そして決断を迫られた。刮目(かつもく)の第3巻。【2005年3月公開 映画「ローレライ」原作】 (講談社文庫)


ありうべき終戦の形を巡り、錯綜する想い。本土で艦内でそしてウェーク島で誰もが一心に生きようとしていた。伊507に接収されたローレライシステムは、真に幸福な終戦へと誘ってくれるのか。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2005/2/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/2/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 480ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062750023
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062750028
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 60個の評価

著者について

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福井 晴敏
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1968年、東京都墨田区生まれ。

98年「Twelve Y.O.」で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。99年『亡国のイージス』では第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推 理作家協会賞を受賞。2002年『終戦のローレライ』では第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作が3本映画化 された(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『機動戦士ガンダムUC(4) パラオ攻略戦  (ISBN-13: 978-4044748081 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
60グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画も見ました、亡国のイージスは原作が圧倒的にいいと思いました。ローレライはどちらもいいですね。
2008年1月22日に日本でレビュー済み
映画化された『ローレライ』の原作本です。文庫本で4冊組のうちの第3巻です。2巻と同様に500ページ近くあってぶ厚い文庫本ですけど、2巻と違って重い内容が続きます。

原爆が次々と日本に投下される中、ローレライが日本から3000キロも離れたウェーク島に向かう様指示した軍令部の朝倉大佐の陰謀が明らかになります。
国家としての切腹を日本にさせようとしる朝倉大佐の陰謀と真っ正面から対抗する絹見艦長と折笠少年兵、潜水艦の奪還のシーンに行き詰まる思いがします。

このシーン、映画ではアメリカ艦隊に遭遇した時に起こりますが、原作は全然違った状況と展開になります。
映画を観た後でもこのシーンは楽しめます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月13日に日本でレビュー済み
 第24回吉川英治文学新人賞受賞作品
 第21回日本冒険小説協会大賞受賞作品
 「宝島社 このミステリーがすごい!」 2004年度 第2位
 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 2003年 第5位
 「ミステリチャンネル 闘うベストテン2003」 第2位
 「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2003」 総合ランキング 第16位
 「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2003」 ミステリー&エンターテインメント部門 第25位
 本書では、日本人ばかりでなく、世界中の人々が忘れてはいけない日・1945年(昭和20年)8月6日についての記述があります。
 私のような若輩が持っている「あの日のできごと」についての知識は、映像ないし伝聞で得たものですので、たかが知れてます。
 そんな私は、本書における「あの日のできごと」についての詳細な記述に圧倒されました。
 読んでいて、人々の息遣い、一瞬一瞬の風景の変化等々を直接自分の肌で感じているような気さえしてきました。
 この部分はノンフィクションだと思います。
 一方、その周りで展開される物語はもちろんフィクションです。
 フィクションの中にノンフィクションがうま~く織り込まれています。
 そのため、読者に対して投げ掛ける『何か』がより鮮明になってくるような気がします。
 福井晴敏氏の作品全般に言えることですが、読んでいてドキッとすることが本当に多いのです…
 それは、誰もが本来、目を背けてはいけないはずなのに、見ない振りをしがちな問題に正面から一石を投じているからだと思います。
 福井晴敏氏の織り成すノンフィクションとフィクションの絶妙なハーモニーを是非味わってみてください。
 ソレデハ…
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年10月4日に日本でレビュー済み
実はずるい読み方をしてしまいました。2巻を読み終えた時点で2人の主人公の行く末がどうしても気になり、4巻の結末部分を先に読んでしまったのです。
しかし結末を知ってなお、3巻は途中で置くことを許してくれないくらい、迫ってきました。それこそ、カバンに入れて持ち歩き、寸暇を惜しんで読み進めましたもの。
ちょうど、パプアニューギニアへ出張中だったことも重なり、乗員挙げて『椰子の実』を唱うくだりには、涙がこぼれました。
時代考証、事実確認というのは、歴史小説の絶対条件です、おそらく。なまじっか第二次世界大戦という、まだまだ生き証人も大勢おられる舞台であるだけに、厳密でないことが気になる点も確かにあります。
しかし、ローレライという秘密兵器の存在自体、どうにもこうにもフィクションです。なので、ま、いっかと、私は純粋に楽しみました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年4月13日に日本でレビュー済み
~ローレライの回収に成功し、追いすがる敵艦をやっつけ、しばしの静寂の中で響き渡る椰子の実の歌と唱和する潜水艦員。心が一つになったかに見えたのにやがて作戦の真の目的が見えてきます。壮絶な経験をし、固めた信念が揺れるさまをじっくり描いていますし、艦内での息をもつかせぬ戦い、純粋な若者の心は読んでいて心の底から熱いものがこみ上げて来ました~~。~
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年2月21日に日本でレビュー済み
 再読でも面白いローレライの3巻。一旦落ち着いたと思ったらまた始まり、休むところを知らない。長期決戦の中の終戦間近、誰もが慌てるのは仕方ないか。
 ローレライを死守した《伊507》はウェーク島で浅倉良橘と落ち合った。ローレライの入手そのものが目的ではない。そのローレライがもたらす「あるべき終戦の形」とは。国家としての切腹を成し遂げようとする浅倉の陰謀。狂気と言うまでの独走に走る浅倉。2つの原子爆弾を落とされもはや後のない日本政府。アメリカは何を思い描いているのか。そして《伊507》の下した結論は。
 それぞれの戦争観というものが浮き彫りに出てきたか。浅倉の戦争観や折笠の戦争観、田口の過去だったりそれぞれが抱くものはある。戦争だからと言って土谷の意志が許されるのか。今から言えば正論ではないのだが、戦争上正論になり得ない。浅倉の意志はそれとはかけ離れたところにあるのだが、だからといって最善とは言えるわけもない。今の世代からしてみれば折笠にひどく感情移入できるんだが世代によっては異なってくるかも知れない。現代への強いメッセージ性がエンターティンメントを超越している。
 展開は一旦スローになる。元々じっくり書くタイプの福井晴敏だし、田口や浅倉をより人としての存在感を示すための描写は素晴らしい。そして本題かも知れない折笠のサクセスストーリーとしても面白い。解説にもあるが一種の青春小説としても読める。
 スローとは言え浅倉の思惑通りの新展開もありスピード感に富んでいる。前にも書いたが土谷や田口など、脇役陣も濃く読ませるのは作者の技量には改めて敬意を表する。どこまでも熱い。それぞれが意志を持ち、生きようとする。生きるのは今のためでもあり、望む未来のために。
 最後まで目が離せない。 
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年1月27日に日本でレビュー済み
展開が気になって読み続けてなんとか3巻に至りましたが、読み通すのが苦行でした。
ストーリーが面白くないわけではありませんが、くどいしつこい描写が続いて時間がかかるわりに進まない展開に飽きてきてしまって。
癖のある文章のせいもあり、少なくとも読み手を選ぶ作家だと思いました。

過去の戦争において思うところがあるかたは、自らの思いを重ねて、あるいは反発して読まれていることだと推測いたします。ですがわたしはあくまでフィクションとして距離を置かせて楽しませていただきました。
なにか「答え」を求めてこのような小説を読まれることはお勧めできません。自分とは考え方が違う、というだけで駄作と決めつけてしまうし、逆もそうです。面白いか面白くないか、それだけでいいのです。主義思想を排して面白さ☆3でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
土谷の設定に、疑問無限大。
作者は、442部隊を知らないのだろうか。
日本はどうのこうのと、大言壮語する前に、
基本的な歴史の勉強をして欲しい。
再度、繰り返す。
442部隊を知らないのか。
稚拙な歴史観に、★、100個。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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