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ビート・キッズ―Beat Kids (講談社文庫) 文庫 – 2006/4/14
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/4/14
- ISBN-104062753650
- ISBN-13978-4062753654
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商品の説明
出版社からのコメント
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/4/14)
- 発売日 : 2006/4/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 233ページ
- ISBN-10 : 4062753650
- ISBN-13 : 978-4062753654
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,758位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1962年6月23日大阪生まれ。大阪府立鳳高等学校、桃山学院大学社会学部卒業。
1997年第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』で翌98年にデビュー。
第36回野間児童文芸新人賞と第9回椋鳩十児童文学賞をW受賞する。
2005年、塩屋俊監督の手で『ビートキッズ』が映画化される。出演は相武紗季、豊川悦司、HUNGRY DAYS、など。
他の作品に『ビート・キッズⅡ』(講談社)「氷の上のプリンセス」シリーズ(青い鳥文庫/講談社)「クリスタル・エッジ」シリーズ(講談社YA!)「竜巻少女」シリーズ(青い鳥文庫/講談社)「エリアの魔剣」シリーズ(岩崎書店)『モデラートで行こう♪』(ポプラ・ピュアフル文庫)『明日ハ晴レカナ曇リカナ』(文藝春秋)『ゲンタ!』(ほるぷ出版)『歌う樹の星』(ポプラ社)など。
日本文藝家協会、日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人。
高校ではオーケストラ部でバイオリン、大学では吹奏楽部でトランペットを担当。作家デビュー前は主婦バンドでベースを担当していた。趣味はスポーツ観戦で、フィギュアスケート、野球、サッカーなど。著作でも、音楽やスポーツを題材にしたものが多い。
公式サイト http://homepage2.nifty.com/ushiokazeno/
blog http://ushio-k.cocolog-nifty.com/blog/
twitter http://twitter.com/ushio_k
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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これまで音楽(吹奏楽)などにはまったく興味のなかった私ですが、この作品を読んだことで興味を持つ様に。また小学上級から読める作品になっておりますが、大人が読んでも最高に面白いですし、漫画しか読まないお子さんにはうってつけの作品だと思います。そのリズムを感じさせるような、楽しく、熱くさせる文章。一度この作品を読んでしまったら? 次はこの続編を読みたくなってしまう『秀逸な作品』だと私は思います。
『「ドラムの響きは、俺の心の、花火やねん!」英二が叩く。七生が打つ。二人の大阪少年が16ビートで笑って泣かせる!―中学のブラスバンド部を舞台に炸裂する青春を、大阪弁のリズムに乗せて、涙と笑い、てんこ盛りで描いた、「パーカッション新喜劇」。児童文学新人賞三賞独占の傑作を、ついに文庫化。』
あらすじにある三賞というのは、第38回講談社児童文学新人賞、第36回野間児童文芸新人賞、第9回椋鳩十児童文学賞です。
英二という中学二年生の主人公が、二年生から吹奏楽部に入ってパーカッションを始める、というところから始まります。七生という天才同僚がいて、二人の友情が軸となります。
あらすじには、涙と笑い、とありますが、確かに関西弁でテンポ良く進むので、新喜劇的なのですが、個人的にはあまり笑う部分は無かったです。この辺は読者個人の笑いのツボの違いが出るので仕方ないところです。
全10章構成となっていて、第5章と第6章が中盤の山場。英二、七生たちパーカッションを中心にメンバーみんなで自由を守るために、自分たちの音楽を武器にして権力と闘います。決着の仕方にやや不満も残りましたが痛快な展開でした。
ただ、ラスボス的山場である第七章、第八章、第九章は、英二の家庭の問題が中心です。関西弁の軽いノリでバカをやってきた主人公に降りかかる問題としては非常に重いです。
涙する……かどうかは、これも読者個人によると思います。
残念なのは、この家庭問題パートは、音楽がほとんど関係なかったことです。音楽ネタ、ということで期待して本書をひもといたので、大ボスで肩透かしをくらった感じで拍子抜けしてしまいました。
ラストの第10章はエピローグ的内容で中学校卒業式と英二の高校入学後エピです。全体としてこういった構成の10章のため、中学二年から高校入学まで、話がかなり飛び飛びになります。
主役二人と英二の家族以外のキャラは、やや扱いが中途半端で使い捨てっぽくも感じました。
全体としてはテンポ良く読めて楽しめましたが「笑いあり涙あり」の部分で個人的に乗れなかったことと、ラスボスが音楽でなかったことを差し引いて★3です。
今回、青い鳥文庫化されて、本当に希望どおりのステキな挿絵がついて大満足です! 絵の魅力がよりいっそうキャラクターを魅力的にしていますし、物語がおもしろいせいで絵の上手さも引き立つ……作家と画家の相性が本当に良い、気持ちのいい本だと思います。
10年も前に出た話のリニューアルですが、本文の語句もこまごまと直されていて古さを感じさせません。
絵とルビがついたことにより、元々中学生向きのものが、小学4〜5年から幅広く読める作品になりました。子供さんはもちろん、昔吹奏楽をやっていた大人の方も楽しんで読めると思います。
青い鳥文庫で再登場!
旧版のクールな装丁も好きでしたが、
今回のキュートなイラストがイメージぴったりでした☆
10年以上前に出たお話しなのに、
まったく古びた印象はありません。
これでまた新たなBKファンができるでしょうね!
ぜひぜひ2巻も青い鳥で出してほしい〜〜〜
大阪弁で書かれているので他の地域の人は最初はちょっと引いてしまうかもしれませんが、すぐにグングン読み進んでしまうと思います。
客観的に見ると結構悲惨な境遇で天然で健気なんだけどちっとも本人は自覚してないエイジと、生い立ちのせいでかなりひねくれた性格の七生の単純ではないけれど本当の友情がイイです。そして青春してます。
2もあります。最初に読んだのは子供が友達に借りてきた本でしたが、文庫になったので2冊とも買いました。親子共々お気に入りの時々読み返したくなる本です。