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桜宵 (講談社文庫) 文庫 – 2006/4/14

4.0 5つ星のうち4.0 57個の評価

マスター工藤 冴える味覚 抜群の観察力

一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました――。そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー《香菜里屋》にやってきた神崎。マスター・工藤が語った、妻がプレゼントに込めた意味とは……。客から持ちかけられた謎の数々を解き明かす連作短編集の第2弾。
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商品の説明

出版社からのコメント

バーのマスター工藤が4つの難事件に挑む!東京・三軒茶屋の路地裏にひっそりと佇むバー「香菜里屋」。そのマスター・工藤が探偵役となって、バーに集う人々をめぐる4つの事件を解決していく連作短編集。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/4/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/4/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062753693
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062753692
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 57個の評価

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北森 鴻
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みんながおすすめを食べるから、どんなメニューがあるのか分からないままだ。それでも不満にならないのは、提供される料理がおいしそうに表現されているからだ。
料理を通して解決される事件たち。一つ一つにスパイスがきいている。
2019年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供や恋人や友人に対する深い愛情に根差した、常人では理解しがたい行動が謎の原点にある気がした。
そんな一見不可解な行動も、マスター工藤が心の奥底を読み解き、事件を解明していく。
謎解きが進むビアバーのスツールで、一人の客として、その話を聞いているような錯覚に陥り、
どこかほっこりとする空間にいるような感じも、また気持ちがいい。
2017年2月3日に日本でレビュー済み
皮肉なことに、亡くなったということでこの作家を知った。そこから何点かの作品を読み始めることになり、至った感想としては話を手堅くまとめる、筆力のある作家だったということだ。だが、きっとこの人の全盛期はさらに何十年後だったろう。この小品集は才能と可能性を感じる一方で、筆に任せて結論を急いだ作品が多かった気がする。もっと書けるからこそ手堅くまとめるのではなく、もう少し寝かせて熟成させたかった印象がある。例えば人物の背景を少し厚くすれば、劇的な展開をもっと強く印象付けられたはず。惜しむらくは彼の命が尽きたこと。

心からご冥福をお祈りします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
<香菜里屋>を愛するものは、ただ工藤の供する料理を堪能すればよい。
三軒茶屋のビアバーで供される数々の斬新な取り合わせの創作料理は読むだけでも満足感がある。
マスター工藤と常連により交わされる会話、謎解きは節度があってふくよかでそこは快適な隠れ家のような「場」となっている。
シリーズ完結作にバーは、茶室に通じている。とあったが、もうここは現代の茶室といってもよい。
そして、物語のリアリティーを堅牢にしているのは北村鴻の人間と社会についての深い洞察である。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽くはなかったです。
何気〜に人も死んだりしてます。

ラストの話しは もうゾワ〜です。
元恋人の不幸が 自分の幸福になるって
恐ろし〜(*_*)でも そこまではいかないくても、それに近い負の感情に満ちている人は 確かにいますよね。
美味しそうな 食べ物が、登場しますが
あまりに完璧な店なので
ちょっと近寄りがたいですね 、店主の工藤さんも含めて。
私なら 工藤さんの友人のBarに行きます!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月12日に日本でレビュー済み
三軒茶屋の奥まったところにあるビヤ・バー「香菜里屋」。
アルコール度数の違うビール四種と
読むだけで涎が出そうな創作料理が大きな魅力。
そこのマスター工藤が安楽椅子探偵となって
「日常の謎」を解いていく連作短編シリーズ第二弾。

謎解きはやや強引で、テクニックに走りがちとは云える。
しかしスタイリッシュながら、表題作『桜宵』を皮切りに
「語られなかった情念」といった、日本人の琴線に触れる短編が秀逸。
なにより工藤をはじめ、登場人物たちの人間としての陰影が
謎解きに華を添える上品な一面を持ち合わせている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月8日に日本でレビュー済み
『花の下にて春死なむ』に続く「香菜里屋」シリーズ第2作品集『桜宵』。ビアバー「香菜里屋」のマスター、
工藤が客たちに出す料理がね、とっても美味しそうですね~。心にぽっと灯りが点るような、そんな店の雰囲気も
素敵です。
『黒後家蜘蛛の会』の給仕ヘンリーならぬマスター工藤が、客たちが持ち込んできた事件の謎を解いていく、
そういう話が全部で五つ、収められています。話の中につながりがある連鎖ミステリとしての面白さもあります。
最初の二篇、「十五周年」と「桜宵」を読んで、このシリーズ、ますますいい味が出てきたなあ、北森鴻さん、
相変わらずうまいなあと、ため息をついていました。
料理の美味しさにほくほく舌鼓を打つうちに、謎が解き明かされていく連作ミステリ短編集。
北森鴻さんの「香菜里屋」シリーズの2冊と『メイン・ディッシュ』で、その雰囲気の心地よさ、美味しさをぜひ!
味わってみてください。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前短編集でこのシリーズのうちの一編を読んで面白かったので買ってみました。
北森さんのほかの作品も読んだことがあるのですが、この作品はちょっと謎解きが強引に感じました。
私は民俗学の那智シリーズの方が好きです。
ただ、でてくるお料理がすべて美味しそうで料理本として大変参考になりました。