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天使と罪の街(上) (講談社文庫) 文庫 – 2006/8/12

4.4 5つ星のうち4.4 68個の評価

悪魔からの挑戦状
探偵ボッシュと猟奇殺人犯の息詰まる頭脳戦
『暗く聖なる夜』に続く超一級犯罪サスペンス

元・ロス市警刑事の私立探偵ボッシュは、仕事仲間だった友の不審死の真相究明のため調査を開始する。その頃ネヴァダ州の砂漠では多数の埋められた他殺体が見つかり、左遷中のFBI捜査官レイチェルが現地に召致された。これは連続猟奇殺人犯、“詩人(ポエット)”の仕業なのか?そしてボッシュが行き着いた先には……。

全米各紙誌も絶賛!
「長い殺人ゲームのなかで登場人物を巧みに配置し、驚くほど独創的な作品をコナリーは生み出した。最後の戦いは、アクション描写の傑作である」――ニューヨーク・タイムズ紙
「ボッシュは現在、犯罪と闘う最も魅力的なヒーローだ」――ピープル誌
「知的に、緻密に描き上げられたスリラー。この作品でコナリーは、犯罪小説の第一人者としての名声を、よりいっそう高めるだろう」――トロント・グローブ&メイル紙
「サスペンスに満ち満ちた作品。鋭い洞察と哀感表現、機知に富み、洗練された文体も特筆」――ウォール・ストリート・ジャーナル紙
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商品の説明

出版社からのコメント

1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼が手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンゼルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している。
著書は『ナイトホークス』『わが心臓の痛み』『夜より暗き闇』『暗く聖なる夜』など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2006/8/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/8/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 344ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062754762
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062754767
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 68個の評価

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マイクル・コナリー
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 ハリー・ボッシュ・シリーズの7作目『夜より暗き闇』まで読んできて8作目の『シティ・オブ・ボーンズ』と9作目の『暗く聖なる夜』は、読んだ記憶があり、10作目の『 天使と罪の街』(上)を、入手して読むことにした。  
 読み進むうちなんとなく読んだことがあるようなシーン(モハーヴェ砂漠で死体が見つかるところなど)に記憶があり、おかしいな~、と思いアマゾンの購入履歴を遡って調べたら2006年11月27日に、本書上下巻を購入していた。  
 本棚に見つけることはできなかったから多分処分したんだろう。  最近読んだこのシリーズもきっと何冊か過去に読んだのだのかも知れない。  
 もう14年も昔のことだから内容もほとんど記憶にないから初めて読むような気分で読み進むことができる。
 ボッシュがロサンジェルス市警を退職して私立探偵をして3年が過ぎようとするころ、旧友の元FBI心理分析官テリー・マッケイレブが「追い風」号上で急死した。  
 マッケイレブの妻グラシエラは、夫の死に疑問を抱きボッシュの家を訪れ、捜査を依頼する。  
 ボッシュは、まず手始めにマッケイレブの釣り船「追い風」号のなかに残してあるマッケイレブの多くのファイルから調べ始める。  
 マッケイレブが釣り船のチャーター客を迎えるときは相棒のバデイ・ロックリッジを伴うが、半日だけのチャーターをマッケイレブが受けたことがあった。  
 その客に不審を持ったマッケイレブが何枚もの写真を残していた。  
 ボッシュの捜査は意外な方向へ進んでゆく。  
 左遷されているFBI捜査官のレイチェル・ウォリング宛に送られてきたGPSからモハベー砂漠の中に10体もの殺された死体が見つかる。  
 犯人は、レイチェル・ウォリングと因縁のあるバッカスこと「ポィエット」である。  
 この犯人は、元FBI捜査官でテリー・マッケイレブとレイチェル・ウォリングの上司だった。  
 ボッシュは、マッケイレブが残したプロファイルから同じ現場へ行きFBI捜査官たちに尋問されて経緯を適当に話して事件に関与しないよう釘を刺されてラスベガスへ向かう。  
 さて、下巻での結末は、読んだはずの本なのに、わが記憶力の低下を喜ぶべきか悲しむべきか記憶の彼方であるから楽しみにしながら下巻を読むことにしょう。  
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
衝撃かつ感動のエンディングを味わった『暗く聖なる夜』に引き続き警察をやめたボッシュ2作目の本作は、新聞記者ジャック・マカヴォイを主役とする単発作品『ポエット』の続編でもあり、『わが心臓の痛み』の主役テリー・マケイレブに別れを告げる作品でもあります。
 特に『わが心臓の痛み』は、個人的にはこれまで読んだコナリー作品の中でも一二を争う面白さであり、その後ボッシュシリーズでの共演『夜より暗き闇』でも存在感を見せていただけに、本作でテリーに別れを告げなければならないというのは、なんとももったいない気がします。
 一方、『ポエット』からの続投となったは、マカヴォイ記者ではなくマカヴォイとともに殺人犯ポエットに迫るFBI捜査官のレイチェル・ウォリング。
 彼女の言動には少々イラっとさせられるところがありますが、さすがいぶし銀のボッシュだけあって、大人の対応です。
 そんなボッシュも、警察を辞め、ともすれば、世間から隔絶し世捨て人となりそうなところ、人生の晩年になって得た娘の純真さに触れることで、自分をこの世に引き戻し、わが身を守るための喜びの盾を得たと感じます。
 自身の娘の黒い瞳のなかに、おのれの救いを見たボッシュ。
 わが娘を愛し、彼女の世界観を愛す。彼女が世界を把握し、咀嚼している直截な方法を愛する。もちろん、彼女のそういう物の見方が長く続かないのは分かっており、それゆえ娘の見方を見聞きするひとときひとときが宝物のように大切になる。
 その思いは、自身が危機的状況に追い込まれた時に、娘はまだ自分を必要としている、娘のためにも生き抜かなければならないとの気持ちが沸き起こり、諦めず生にしがみつく最後の力を振り絞る原動力にもなる。
 娘に対するこのようなボッシュの気持ちは痛いほどに分かります。
 守るべきものができたボッシュの生きかたは、無意識ながらも大きく変わることになるのではないでしょうか。
 ともあれ、警察を辞めたボッシュの捜査姿勢は、警察時代に培われた「細部こそ重要。答えは常に細部にある。今は重要ではないと思えることが、のちに極めて重要なものであると判明することがある」との考え方に貫かれたもので、常にFBIの捜査より一歩前を進んでいます。
 ともに行動するレイチェルの活躍も、ほとんどボッシュの力によるもので、FBI内でレイチェルが評価されるようになったとしても、それは棚ぼたのように見えますね。
2012年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もともと<ハリー・ボッシュ>シリーズは順番に読んでみて−−と言われることが多く、第1作「ナイト・ホークス」から順に読んでいき、どんどん面白さにはまっていった私。
第9作「暗く聖なる夜」を読んだところで、どうも第10作以降、<ノン・シリーズ>との関係が深くなってくる、との情報を得て、<ノン・シリーズ>を読んでから、第10作である本作品を読んでみたのですが、その方法で、大正解でした。

冒頭の登場人物欄には、「詩人(ポエット)」と「テリー・マッケイレブ」が掲げられており、それらは、<ノン・シリーズ>作品、「ザ・ポエット」と「わが心臓の痛み」の主要な登場人物であり、その2作品とクロスする作品か、と想像させます。

でも、それは「クロスする」などというレベルではなく、「ザ・ポエット」「わが心臓の痛み」それぞれの「続編」というべき関係の深さ。
つまり、両作品の内容を知っていないと愉しむことができない、と言えます。

このことは、本作品が、<ハリー・ボッシュ>シリーズの「新たな読者」を獲得するという点では、障壁かもしれませんが、コナリー・ファンにとっては「これほど嬉しい企画はない」と言えます。

是非とも、<ハリー・ボッシュ>シリーズを1作目から読んで、しかも<ノン・シリーズ>も読んでから、本書を−−という長々としたオススメをしてしまう、作品。
もちろん、シリーズを貫く、緊迫した展開は保証付き。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月18日に日本でレビュー済み
俺は嘘をつかれるのが好きじゃないんだ。ボッシュの生き方が捜査にも私生活にもずっと一貫して。損な生き方ですが救われることがあるのでしょうか?いままでのコナリー作品を読んでからじゃないと面白みがありません。オールスターキャストですから。事件は解決してもボッシュの今後が心配です。ボッシュサーガもいよいよ終盤へ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイクル・コナリー作品を読破しようとしています。この作品も楽しく読めました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年9月19日に日本でレビュー済み
前作「暗く聖なる夜」で警察やFBIという組織を離れながらも協力して事件を解決したボッシュとマッケイレブだったが、本作はマッケイレブが移植心臓の不調で死去したところからスタート。

今回の敵は、生きていた「ザ・ポエット」。(これは冒頭で明らかにされるのでネタバレではないが、「ザ・ポエット」は先に読んでいないと本作は読めないと思った方がよい)。マッケイレブの死の疑惑からはじまったボッシュの捜査線とザ・ポエットにおびき寄せられたFBI捜査官レイチェルの捜査線が、中盤で見事に合流。

レイチェルはじめFBI側の官僚主義的で目の前の危機に鈍感な感じと今や警察官でもないのに渋いボッシュとが対比的に描かれる。

読みどころは、荒涼としたネバダの砂漠とトレーラハウスと売春の街のすさんだ風景での転回と、大雨で氾濫するロサンゼルス川での最後の闘いの場面。

私立探偵になって不自由だったボッシュが次作では退職者再雇用制度でLAPDに戻りそうだ。
2006年9月17日に日本でレビュー済み
以前から彼の本を読んでいない人にはつまらんかも

ファンにはニヤリとさせられる点も多数ありますよね。

私は上下一気で呼んでしまいました。

あんな人やこんな人も登場で、楽しいかったけど

ラストが余計だったような気持ちがするのは私だけですか?

書きたいことたくさん有るけど、ねたバラシになると困るので

この辺りで止めます。

最後に、無理やり上下にしてますよね。

版権高すぎかな・・・
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月16日に日本でレビュー済み
ボッシュ・シリーズ10弾、加えてノン・シリーズ『ザ・ポエット』の続き。『わが心臓の痛み』等関連。
冒頭からショック!こんなのあり⁉ ……コナリーの非凡さを思い知った。
それと同時に不気味な恐怖感が漂う。コナリー作品は、前半は比較的退屈で終盤一気に怒涛の展開というのが多いように思うが、本作は序盤からどんよりといやな雰囲気だった。
『ザ・ポエット』では真犯人の動機が今一つはっきりしないまま終わったが、ここで念押しした印象。
ラストで明かされたエピソードは、読者の怒りとショックに対するせめてもの慰みとしたのか。
それにしても、かつてはそれぞれの後輩だった女たちのかわいげのないこと。レイチェルの後輩もさることながら、キズミン・ライダーも前巻あたりではすっかりでかい態度になっている。
ボッシュの、エレノアに恋焦がれる気持ちは冷めたよう。
ベガスにある仮宿の隣室女性の謎とかも今後明かされたりするのかな?(⇒次巻でキャシー・ブラックだと知る!)
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート