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混沌 新・金融腐蝕列島<下> (講談社文庫) 文庫 – 2006/9/15
高杉 良
(著)
日本経済の未来を射抜く傑作巨編!
弱者連合を取り込んだ途端、協立は大手行としての本性を剥き出した。統合方式を巡る路線変更に反発したあけぼの銀行は離脱に傾く。情報をキャッチした竹中は、経営陣の危機感の欠如に愕然とし、一縷の望みを託して奔走するが。熾烈な駆け引きを浮き彫りにし、日本経済の未来を照らし出す経済小説の金字塔。
弱者連合を取り込んだ途端、協立は大手行としての本性を剥き出した。統合方式を巡る路線変更に反発したあけぼの銀行は離脱に傾く。情報をキャッチした竹中は、経営陣の危機感の欠如に愕然とし、一縷の望みを託して奔走するが。熾烈な駆け引きを浮き彫りにし、日本経済の未来を照らし出す経済小説の金字塔。
- 本の長さ535ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/9/15
- ISBN-104062755084
- ISBN-13978-4062755085
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/9/15)
- 発売日 : 2006/9/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 535ページ
- ISBN-10 : 4062755084
- ISBN-13 : 978-4062755085
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,661,580位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 875位経済・社会小説 (本)
- - 17,370位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1939年東京生まれ。
石油化学業界紙の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』で作家デビュー。以後、『小説 日本興業銀行』をはじめ、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表し注目を集める。
97年、書き下ろし作品『金融腐蝕列島』で銀行不祥事を暴き、以降、『再生 続・金融腐蝕列島』『混沌 新・金融腐蝕列島』『消失 金融腐蝕列島・完結編』と続く一連のシリーズは、金融大再編を描く壮大な平成金融経済史となり、スピンオフ的に書かれた『呪縛 金融腐蝕列島Ⅱ』は銀行と裏社会との癒着を告発、映画化されて話題を呼んだ。近年の代表作は『小説ザ・外資』『乱気流 小説・巨大経済新聞』、近著は『挑戦 巨大外資』『反乱する管理職』など。「高杉良経済小説全集」(全15巻)がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
某東海銀行に友人が就職していたが、某三和銀行にいじめられていたとは!うーん、複雑。
2005年10月4日に日本でレビュー済み
読み手が慣れてきていることも多分にあると思いますが、「続」「新」と続くにつれて、刺激が薄くなっていることは確かだと思います。主人公の行動パターンや、思考パターンが読めてしまうという意味で、悪く言えばマンネリ、良く言えば安心して読めるということでしょうか。危うくなるが、復活する展開は、安心して見たり読んだりできる悪代官退治ものだと思えば、これもいいかもしれません。
2013年10月31日に日本でレビュー済み
UFJ銀行設立もモデルに三井銀行を中心とした物語はいよいよ終盤へ。
合併後の人事に注目が集まり始めた。
いよいよ完結篇に突入するが竹中の人生はどうなるのか期待したい。
一般文学通算1081作品目の感想。
合併後の人事に注目が集まり始めた。
いよいよ完結篇に突入するが竹中の人生はどうなるのか期待したい。
一般文学通算1081作品目の感想。
2006年10月25日に日本でレビュー済み
UFJ銀行誕生前後の話と推定されるが、ここまで来たら銀行大統合―
小説みずほFG(フィナンシャルグループ) の様に実名で書いた方が
面白い様な気もした。
シリーズの中で大きな存在感を示して大物フィクサーの児玉氏の死
や鈴木相談役の取締役解任、外に出されたカミソリ佐藤の暗躍など
は金融腐蝕列島シリーズの読者にとっては懐かしくもあり、時代の
流れを感じたりもする。
話自体は3行合併の協議⇒あけぼの銀行(あさひ銀行?)の
合併離脱のところで終わっているので、はやく続きが読みたい
ところ。
小説みずほFG(フィナンシャルグループ) の様に実名で書いた方が
面白い様な気もした。
シリーズの中で大きな存在感を示して大物フィクサーの児玉氏の死
や鈴木相談役の取締役解任、外に出されたカミソリ佐藤の暗躍など
は金融腐蝕列島シリーズの読者にとっては懐かしくもあり、時代の
流れを感じたりもする。
話自体は3行合併の協議⇒あけぼの銀行(あさひ銀行?)の
合併離脱のところで終わっているので、はやく続きが読みたい
ところ。
2013年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金融腐食列島のシリーズは好きでよませていただいているのですが、なんだか混沌の初っ端から不安を感じていたのがやはり読み終えて実感に変わりました。
作者がパワーダウンしたのか、連載した新聞のせいなのかやたらと御都合主義な展開といい、意味のなさない不倫相手との逢瀬の描写といい正に作品が混沌としています。
経済小説を読んでいるより渡辺淳一先生の小説を読んでいるいる錯覚にとらわれ私の頭の中まで混沌とし始めました。
続きは気になるものの、続きは読まない方が良いのでしょうか?
作者がパワーダウンしたのか、連載した新聞のせいなのかやたらと御都合主義な展開といい、意味のなさない不倫相手との逢瀬の描写といい正に作品が混沌としています。
経済小説を読んでいるより渡辺淳一先生の小説を読んでいるいる錯覚にとらわれ私の頭の中まで混沌とし始めました。
続きは気になるものの、続きは読まない方が良いのでしょうか?
2007年5月21日に日本でレビュー済み
三和銀行、東海銀行が統合しUFJ銀行になる経緯をフィクションとして描いています。私はシステムエンジニアとして、この統合の際にちょっと関わっていた事もあり、あさひ銀行が離脱する内幕等、とても興味深く読む事ができました。UFJ銀行と言えば、その後に、東京三菱銀行に救済合併されてしまったので、是非、次回作では、その内幕を小説化して欲しいと願っています。また、あさひ銀行に関しては、大和銀行と合併し、りそな銀行へ、そして、準国有化された経緯も次回作として取り上げて欲しいと願っています。
2004年8月4日に日本でレビュー済み
私は金融とは関係ない仕事をしているのですが、読んでちょっと残念でした。やはり経済はノンフィクションに近いほうが面白いのでは。麻生さんとか、倉橋さんとか(文春だったかな)。それに政治だけど、成田さんも面白い。