クーパーは１４歳でじいちゃんとばあちゃんを亡くしてから、健気に一人で学校に行きながら酪農夫として生きて行きます。
大人たちの都合に振り回されるクーパーですが、周囲の心優しい人たちに支えられながらニューハンプシャー農民の誇りを持って簡単にはくじけません。
この作品は半分寓話として読んだほうがいい気がします。
そうじゃないとクーパーが可哀相で可哀相で。
自分の都合で生きる大人たちに怒りを覚えます。
１４歳にそんな生き方無理だよ、なんて野暮は言わずに読むほうがいいですよ。
薄いので気軽に読めると思います。
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