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四季 春 (講談社文庫) 文庫 – 2006/11/16
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幼くして発現する、真の天才。
圧倒的人気のカリスマ、真賀田四季の物語、第1弾。
天才科学者・真賀田四季(まがたしき)。彼女は5歳になるまでに語学を、6歳には数学と物理をマスタ、一流のエンジニアになった。すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考するその能力に人々は魅了される。あらゆる概念にとらわれぬ知性が遭遇した殺人事件は、彼女にどんな影響を与えたのか。圧倒的人気の4部作、第1弾。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/11/16
- 寸法10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-104062755688
- ISBN-13978-4062755689
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/11/16)
- 発売日 : 2006/11/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 4062755688
- ISBN-13 : 978-4062755689
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,509位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
楽しく読めます。
よく考えているなぁ・・・。
続刊も読もうと思っています。
ただ、並行して読んでいる、野間宏さんの「青年の環」も面白い。
一見冗長に見えますが、そうではなくて、飽きさせない。
まだ2巻目の途中ですが(学生時代に読んだときは1巻の途中で挫折しました。)、とても面白い。
見た目はあれですが、野間宏さんも素晴らしく頭が切れそう。
読む時間量は違いますが、交互に読んでいます(笑)。
いろいろ商品もそろって入るので、買い物に行くより余計なお金も使わず、欲しい物だけを購入できるので、助かります。
<春>は、四季の幼女〜少女期を描いたもので、視点(語り手)が独特。
そのため、若干読みづらいと感じたが、この尋常でない語り手の存在自体が、彼女の謎を解く鍵のひとつでもあるので、仕方がない。
それよりも彼女の天才ぶりが遺憾なく発揮される思考ぶりは、鋭いカミソリのような切れ味で、読んでいてドキドキする。
また、この4部作は、S&MシリーズとVシリーズ全体に施された驚くべき仕掛けを
解いてくれるので、ぜひこの両シリーズを読破した後に読んでください。
途中の展開にびっくりしたし。
わ〜〜って思うところもあったし。
読んだあとは真賀田四季という人がわかった気がした。
S&Mシリーズの後に呼んだ方がわたしはオススメ。
Vシリーズも読みたくなった。これを読んで。
夏も楽しみ。
四季は森博嗣より頭がいい、という設定だ。
ファジーな表現を多用しているが、薄氷を踏むような瞬間が何度もあったのではないか
それでも、なるほど、本当に頭が良かったらこんな風に考えたり話したりするかもしれないな、と思わされる作者のイマジネーションがすごい
耽美的で詩的な文章
本当は、作者はもっとこういう作品が書きたいのではないか
この著者のものでは、個人的にこの作品が一番好きだ
上記のシリーズを知らなくても読める事は読めますが、知っていた方が読みやすいし話においていかれずに済みます。
春あたりの書き方は謎の語り手でもやもやしますが、話が進んでいくにつれ解消されました。
天才の思考回路なんて考えた事もありませんでした。
書くのは無駄な行為。
目に映る全てを記憶し、いつでも思い出せる。
人が死んで悲しい?それに答えた四季の言葉。
色々と「そうか、天才はこんな感じなのか」と思わされました。
私が四季のような天才だったら、どうなんだろう?
知識を得る喜びは永遠に尽きない?
その人が目の前にいなくても全てをトレース出来るなら、ひとりで生きていける?ひとりで生きる意味はある?
なにもかも嫌にならない?
天才の思考、というおよそ理解の範疇を超えるものの、片鱗を伺うことができる珍しい本でした。
ミステリーではないので注意です。
森作品で真賀田四季に興味を持った方、天才の思考に興味のある方にはオススメです。
これを読んだら他シリーズを読み返したくなりました。
ドラマでしたが!(*'-`)) 天才(あくまでこの作家さんの考える天才ですが(*'-`)) の思考ってどんな感じなんだろうと思い買ってみました しかし普段から本を読み慣れていないわたしには忍耐力(嫌ないい方で言えばそれほど興味深くなかった)がなかったのか最初の少しだけを読んであとは漫画化が少しされているということなのでそちらを少し読みました ただわたしにはこの作家さんというかこの作品はちょっといやかなり刺激が強過ぎて同じミステリーでいうなら◯リレオシリーズとかの方が好きです(・・;)