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四季 夏 (講談社文庫) 文庫 – 2006/11/16
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あの夏、あの島で何が起こったのか?
孤島の事件、その真相を描く「四季」4部作、第2弾。
13歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、MITで博士号も取得し真の天才と讃えられた。青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。彼女が望んだもの、望んだこととは? 孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第2弾。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/11/16
- 寸法10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-104062755696
- ISBN-13978-4062755696
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/11/16)
- 発売日 : 2006/11/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 4062755696
- ISBN-13 : 978-4062755696
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 116,303位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2018年12月11日に日本でレビュー済みAmazonで購入これまでの本は西野園さんが中心で書かれていたところに四季さんが絡んでいた。この本では両親を殺したいきさつが書いてあり、謎が解けた形で読めた。
- 2016年6月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入面白かった文章は、
人間は絶対的なものになろうと志向するよりも、過去のものに自己を見いだし、未来に自分の分身を残そうと志向する方が合っている。
と言った内容の文。
その後で四季が、「自分が誰から生まれたかは関係ない。」と言っていたが、その一言が自分には凄い励みになった。
- 2009年5月6日に日本でレビュー済みS&MやVやGとシリーズ分けしてるけど、すべて合わせて一つの作品と思った方がよいのでは。マンガのジョジョのように第何部、みたいな。
この一連の作品には順番を考える楽しみがありますね。
でも女王シリーズは汲み込まないでほしいなあ。まだ読んでないので伝聞ですが。
とにかく春はおもしろくなかったけど、夏はおもしろかった。ただ登場人物みんなひねくれてるなあと改めて思った。好みが分かれる所ですね。
- 2004年1月23日に日本でレビュー済み森作品の、特に、講談社刊の一連は、読んでいて、「あれ?もしかして私ってお利巧さん?」という自尊心をくすぐりまくってくれるところに、魅力があるのではなかろうか。
そんなことをしみじみと思わせる一冊でした。
パズルとも、心理ゲームとも、なぞなぞとも違う、思考ゲーム、そこにこの作品の色気を感じます。
なんだか作者の掌の中じゃん!って最後に思わなければ、幸せになります。
内容?
それはご自分で。
この本だけを読んでも、脳みそが刺激されることは請け合います。
装丁は「春」の方が好きですけど(^^;
- 2020年5月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入内容を忘れて再購入。安くてに入ってよかった
- 2004年5月23日に日本でレビュー済み前作「春」は物語の序章。「夏」になり一気に物語が加速しだしました。
特に真賀田博士が殺人を犯してしまった、その謎が解明されます。
森先生のS&Mシリーズ、Vシリーズの登場人物の昔の姿が書かれていたり、ファンにはたまらない作品でしょう。
特に印象的だったのは真賀田博士の思考シーン。
頭の中での思考のスピードが歯切れのよい活字、行間により再現されています。
- 2009年12月29日に日本でレビュー済み「すべてがFになる」読んだのっていつなんだろ?もう10年ほど前?いま引っ張り出してきたら1996年初版。内容なんて,すでに覚えていないです。忘れっぽいのかなんなのか。
とりあえず,読み返してみることにします。四季ってこんな感じの人でしたっけ??
- 2003年11月15日に日本でレビュー済み季節が巡り、世界に夏が訪れる。
太陽の日差しが強くなり、風景が鮮やかに彩られていく。
そんな季節をタイトルに冠しているように、本作はとても眩しい作品に仕上がっている。
過去のシリーズ作品の主要メンバが出演し、四季と輪舞を繰り広げる。
軸の中心に位置し、全てを俯瞰し、操る四季。
そして、四季自身に大きな変化が表れる。
凄まじいまでのスピード感と、随所に挿入されるエピソードの刺激がとても心地良い。
過去の作品群を読んでから、読むべし。