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源氏物語 巻一 (講談社文庫) 文庫 – 2007/1/12
購入オプションとあわせ買い
文化勲章受章記念 あの名訳がついに文庫化スタート!
美しい現代語ですらすら読める――初めてわかる面白さ!
史上最高の恋愛小説
誰もが憧れる源氏物語の世界を、気品あふれる現代語に訳した「瀬戸内源氏」。文学史に残る不朽の名訳で読む華麗なる王朝絵巻。巻一では、光源氏の誕生から、夕顔とのはかない逢瀬、若紫との出会いまでを収録。すべての恋する人に贈る最高のラブストーリー。
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/1/12
- 寸法10.8 x 1.4 x 14.8 cm
- ISBN-104062756331
- ISBN-13978-4062756334
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/1/12)
- 発売日 : 2007/1/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 376ページ
- ISBN-10 : 4062756331
- ISBN-13 : 978-4062756334
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,558位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
978?~1014?。平安時代中期の女流作家、歌人。本名は不明。生没年に多数の説がある。藤原為時の娘で幼い頃より漢文を読みこなすなど、才女として の逸話が残されている。藤原道長の長女で一条天皇の中宮である彰子に、女房兼家庭教師として奉仕。「桐壺」に始まり「夢浮橋」で終わる54帖にもおよぶ世 界最古の長編小説『源氏物語』などを著す(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 源氏物語 (名著をマンガで!) (ISBN-13: 978-4059006145)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
1922年、徳島生まれ。本名・瀬戸内晴美。東京女子大学入学。同大学在学中に婚約、卒業後、北京で新婚生活を送り、同地で長女を出産。敗戦後の48年、 26歳のときに家族を捨てて出奔、小説家を志す。63年『夏の終わり』で第2回女流文学賞受賞。73年に得度し、法名・寂聴となる。92年『花に問え』で 第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。98年、『源氏物語』の現代語訳を完成させる。2001年、『場所』で第54回野間 文芸賞。06年、文化勲章受章。現在は執筆活動のかたわら、名誉住職を務める天台寺(岩手県二戸市)のほか、四国「ナルトサンガ」(徳島県鳴門市)、京 都・寂庵(嵯峨野)などで定期的に法話を行なっている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 寂聴辻説法 (ISBN-13: 978-4797672046 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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谷崎源氏、与謝野源氏、円地源氏、田辺源氏、今泉源氏、中野源氏、角田源氏、……そして、この寂聴源氏。後代の訳出は、当然、前出の訳文を参照し、ひとつの解釈として世に出る。作家としての表現力、あるいは国語学者としての解析力に裏打ちされた作品としての源氏物語は、それぞれ魅力的だ。
読みやすさという点で、親しみのもてる寂聴源氏の価値は非常に高い。
文章読むのが苦手な私でもとても読みやすく、
楽しんで読書できます。
巻末で「源氏のしおり」と題し、源氏物語と紫式部を解説し、収録する五帖の読みどころを記しています。
また、登場人物の系図と語句の解説も載っていますので、初めての方にも安心できると思います。
私は、角川ソフィアの「源氏物語」と、講談社の「瀬戸内寂聴の源氏物語」を読んでから本書を読んだため、ストーリーも大筋をつかんでおり、登場人物にも馴染んでいたので読み易かったのですが、今後ますます登場人物が増えるため、混乱する方もいらっしゃると思います。
先に大筋をつかむと物語の伏線にも気付き楽しいですが、話の先が見える難点もあります。
もしこれが最初に行われた現代語訳だとしたら、それは「最初」という意味において、確かにスゴいことかもしれない。しかしこれまで『源氏物語』の現代語訳は、谷崎潤一郎を始め、与謝野晶子や円地文子、また田辺聖子など、過去に名訳とされている現代語訳がたくさん存在している。そんな中で行われた現代語訳だ。
ちなみに過去の文豪たちの現代語訳にはそれぞれに、この平安時代の王朝文学の名作をあえて自分が現代語に訳す意味というか、一貫した主義主張というものがあった。では瀬戸内はどうか?彼女がこの現代語訳をする際に抱いていたのは、ただ「過去の文豪たちの訳した現代語訳のどれにも似ていない現代語訳」といった程度の、およそクリエイティブとは無縁の低い意識だったんだろうと僕は思う。
おそらく彼女は、デスクの上に過去の文豪たちが残した名訳を並べ、見比べ、彼らとは違った言葉を探すというスタイルで訳していったんだろう。そう思わせる苦労の跡が彼女の現代語訳を読んでいると見てとれる。たとえば誰しも気合いの入る第一帖『桐壺』の冒頭では、これまでよく使われていた「寵愛」という言葉にかわり、「君寵」とか「鍾愛」などといった馴染みない単語を探し出し、他の文豪たちの名訳との違いをアピールしようと単語のすり替えに苦労している。しかしなぜかその後はもうそれで満足したのか、もっぱら「寵愛」という単語を使い続けているが。
このように瀬戸内の現代語訳は、ハッキリ言ってかなりレベルの低い現代語訳で、おそらく「瀬戸内寂聴」という名前とキャラクターで支持されただけの、間違っても過去の文豪たちの名訳と肩を並べて後世に伝えられる作品ではない。と、僕は個人的にそう思う。