自衛隊、ギャンブル、旅など、興味あることを存分にやる姿がうらやましい。
人間は情熱だけで存外生きてゆける、情熱とはそもそも不遜なものである、との言葉に、今の自分を照らしてみるとなんとも元気のないことよ。
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ひとは情熱がなければ生きていけない(勇気凜凜ルリの色) (講談社文庫 あ 70-17) 文庫 – 2007/4/13
浅田 次郎
(著)
いつかきっとと熱望しながら回り道をして小説家になった著者。遊びも仕事も生活も、当代のベストセラー作家は何を指針に生きてきたのか?ダンディズムの父、映画女優のような母が教えてくれたこと。後輩たちに伝えておきたいこと。痛快エッセイ〈勇気凛凛ルリの色〉シリーズに連なる、浅田ファン必読の書。
遊びも、仕事も、生活も。
「わが半生に悔いなし」のための浅田式エッセイ
いつかきっとと熱望しながら回り道をして小説家になった著者。遊びも仕事も生活も、当代のベストセラー作家は何を指針に生きてきたのか?ダンディズムの父、映画女優のような母が教えてくれたこと。後輩たちに伝えておきたいこと。痛快エッセイ〈勇気凛凛ルリの色〉シリーズに連なる、浅田ファン必読の書。
遊びも、仕事も、生活も。
「わが半生に悔いなし」のための浅田式エッセイ
いつかきっとと熱望しながら回り道をして小説家になった著者。遊びも仕事も生活も、当代のベストセラー作家は何を指針に生きてきたのか?ダンディズムの父、映画女優のような母が教えてくれたこと。後輩たちに伝えておきたいこと。痛快エッセイ〈勇気凛凛ルリの色〉シリーズに連なる、浅田ファン必読の書。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/4/13
- 寸法10.8 x 1 x 14.8 cm
- ISBN-104062756919
- ISBN-13978-4062756914
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/4/13)
- 発売日 : 2007/4/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4062756919
- ISBN-13 : 978-4062756914
- 寸法 : 10.8 x 1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 282,065位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 701位ロシア・東欧文学研究
- - 4,041位講談社文庫
- - 4,403位日本文学研究
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、東京都出身。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、それぞれ受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 終わらざる夏 上 (ISBN-13: 978-4087713466 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白い。さすがですね。
2004年9月9日に日本でレビュー済み
「勇気凛々ルリの色」と比較すると、かなり真面目な語り口のエッセイ。面白さを期待すると裏切られます。
が、言葉の美しさや心に残る名言など、別の魅力がたくさんあります。
そして、ただのエッセイだけでなく、各地での講演内容も文書になっているのが嬉しいところ。
自衛隊での講演、母校での講演など、おそらく聴けない人が大多数だったであろう講演の内容が入っています。
エッセイは、社会的・時事的な事は少なく、主に過去の経験や思い出などが中心。
他人に対してとても優しい感情を抱き、尊敬にあふれ、時に厳しい。真摯に学ぶ事を忘れない。
「蒼穹の昴」や「鉄道員」「壬生義士伝」を生んだ作家の姿が、確かにそこに見える気がします。
それでも星3つなのは、今まで「関係ない」と書かれ続けてきた三島由紀夫と自衛隊入隊の関係が、とっても関係深いものとして詳細に書かれている事。
多分こちらが本音だろうな、という気がするけれど、では今まで読んできたエッセイは何だったんだろう?という気持ちにもなるし、ちょっと混乱します。
が、言葉の美しさや心に残る名言など、別の魅力がたくさんあります。
そして、ただのエッセイだけでなく、各地での講演内容も文書になっているのが嬉しいところ。
自衛隊での講演、母校での講演など、おそらく聴けない人が大多数だったであろう講演の内容が入っています。
エッセイは、社会的・時事的な事は少なく、主に過去の経験や思い出などが中心。
他人に対してとても優しい感情を抱き、尊敬にあふれ、時に厳しい。真摯に学ぶ事を忘れない。
「蒼穹の昴」や「鉄道員」「壬生義士伝」を生んだ作家の姿が、確かにそこに見える気がします。
それでも星3つなのは、今まで「関係ない」と書かれ続けてきた三島由紀夫と自衛隊入隊の関係が、とっても関係深いものとして詳細に書かれている事。
多分こちらが本音だろうな、という気がするけれど、では今まで読んできたエッセイは何だったんだろう?という気持ちにもなるし、ちょっと混乱します。
2017年1月15日に日本でレビュー済み
浅田次郎さんのエッセイ好きで、制覇をしようと集中して読んでいます。その中で、尊敬していた三島由紀夫の自決によって、自衛隊に入ることにしたとの内容が印象的でした。
なぜ三島が自衛隊を鼓舞して失敗し、自決しなければならなかったのかの謎を解くために自分で入隊したとは驚きです。その一方、小説家にも体力が必要とのことで、彼は事あることに自衛隊の2年間で身体を鍛えられたと書いています。
村上春樹も同じように小説家にも体力が必要と書いていました。小説家を長く続けるためには、身体を鍛え規則正しい生活をする必要があるようです。自分の夢ややりたいことを続けていれば、いつか叶う。ただし、相当な努力を継続的に続けられればですね。
なぜ三島が自衛隊を鼓舞して失敗し、自決しなければならなかったのかの謎を解くために自分で入隊したとは驚きです。その一方、小説家にも体力が必要とのことで、彼は事あることに自衛隊の2年間で身体を鍛えられたと書いています。
村上春樹も同じように小説家にも体力が必要と書いていました。小説家を長く続けるためには、身体を鍛え規則正しい生活をする必要があるようです。自分の夢ややりたいことを続けていれば、いつか叶う。ただし、相当な努力を継続的に続けられればですね。
2017年2月1日に日本でレビュー済み
タイトルは勇気凛々だが、今までの勇気凛々とはちょっと違った感じ。浅田次郎の情熱を感じる。
2008年12月14日に日本でレビュー済み
浅田次郎のエッセイ集です。「ひとは何に生きがいを見つけるのか」という章では、私の小説家への道と題し、学而、寂寞の庭にて‐三島由紀夫の戦場という、彼が小説家になりたかった思いの全てを記しています。特に個人的に師事した三島由紀夫への憧憬はここに表出しており、憧れの存在の生きざまに言及していました。
「後輩諸君」(私の人生観)では、1999年10月13日、母校の駒場東邦高校の後輩たちに真摯にその歩みを語りかけたのを文章化したものです。母校の先輩として、また人生の先達として、若い人への言葉は生徒に対して優しく、辛かった青春の思いを吐き出していました。
「男の本領について」(私の自衛隊経験)は、2001年4月18日、自衛隊市ヶ谷駐屯地での講演をまとめたもので、まさしく浅田次郎が自衛隊に入隊していた頃の体験を後輩たちに伝えたもので、大変興味深いものでした。守秘義務がある特殊な自衛隊ですから、よく知らない実態を知るのにも好都合でした。
これらのエッセイは、1998年から2003年にかけて、『小説現代』『文学界』『小説新潮』などの各種の雑誌に掲載したものを1冊にまとめたもので、浅田次郎の人生観や価値観がかなり色濃く反映されたものになっています。小説家ですが、エッセイストとしても定評があり、本書の副題も「勇気凛凛ルリの色」と、一連のエッセイのシリーズ名をつけています。
ただ、個人的な感想ですが、売れっ子作家ですので、1990年代半ばのように勢いのある文章が少し影を潜めているようで、そのあたりは多忙ゆえのせいだと理解しています・・・。
「後輩諸君」(私の人生観)では、1999年10月13日、母校の駒場東邦高校の後輩たちに真摯にその歩みを語りかけたのを文章化したものです。母校の先輩として、また人生の先達として、若い人への言葉は生徒に対して優しく、辛かった青春の思いを吐き出していました。
「男の本領について」(私の自衛隊経験)は、2001年4月18日、自衛隊市ヶ谷駐屯地での講演をまとめたもので、まさしく浅田次郎が自衛隊に入隊していた頃の体験を後輩たちに伝えたもので、大変興味深いものでした。守秘義務がある特殊な自衛隊ですから、よく知らない実態を知るのにも好都合でした。
これらのエッセイは、1998年から2003年にかけて、『小説現代』『文学界』『小説新潮』などの各種の雑誌に掲載したものを1冊にまとめたもので、浅田次郎の人生観や価値観がかなり色濃く反映されたものになっています。小説家ですが、エッセイストとしても定評があり、本書の副題も「勇気凛凛ルリの色」と、一連のエッセイのシリーズ名をつけています。
ただ、個人的な感想ですが、売れっ子作家ですので、1990年代半ばのように勢いのある文章が少し影を潜めているようで、そのあたりは多忙ゆえのせいだと理解しています・・・。
2007年5月14日に日本でレビュー済み
遊びや仕事や生活といった人生を彩る情景について
過去から現在・未来まで描かれているエッセイです。
この中で、作家を以下の2つに分類している項があります。
「嘘話を構築する」
「現実の事件を脚色しなおす」
嘘・事件という言葉を除けば、執筆という括りで
全てのビジネスマンに当てはまるものでしょう。
そして、これら2つをこなすことが求められている。
大変な世界に足を踏み入れてしまったものです。
他の掲載内容では文章作法や仕事の片付け方(手順)も
役に立つでしょう。
実利面でも楽しみがあるエッセイです。
過去から現在・未来まで描かれているエッセイです。
この中で、作家を以下の2つに分類している項があります。
「嘘話を構築する」
「現実の事件を脚色しなおす」
嘘・事件という言葉を除けば、執筆という括りで
全てのビジネスマンに当てはまるものでしょう。
そして、これら2つをこなすことが求められている。
大変な世界に足を踏み入れてしまったものです。
他の掲載内容では文章作法や仕事の片付け方(手順)も
役に立つでしょう。
実利面でも楽しみがあるエッセイです。
2007年5月12日に日本でレビュー済み
本書は1998年で終了した「勇気凛凛ルリの色」シリーズの後に、様々な雑誌に掲載されたエッセイ集です。三島由紀夫論もあれば、すでに文庫本で発売された本の解説になるようなエッセイもあります。著者の真面目なのか破天荒なのか分からない性格が確認できる作品群です。その性格の切り替えに利用している旅行の話もありますが、説得力に欠ける笑い話となっています。
いずれにしても著者の本のファンなら、「勇気凛凛ルリの色」シリーズと同様、一読の価値があります。
いずれにしても著者の本のファンなら、「勇気凛凛ルリの色」シリーズと同様、一読の価値があります。