前作「麦の海に〜」の世界観が好きな人は気に入ると思います。
天真爛漫な幼馴染み、ニヒルで冷徹な医師、正統派な同級生、病弱な友達の弟等、4人の魅力的な美少年が出てきますが何より今回印象的だったのは理瀬の伯母、タイプの異なる美人姉妹でしたね。
感じの悪いとされた妖婦が実は正直で小心な操られていただけの娘で、清楚で優しいお姉さんが実はバイセクシュアルの妖婦で毒婦だったというオチは定番かもしれないけど見せ方が良かったせいか意外に感じました。
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黄昏の百合の骨 (講談社文庫 お 83-5) 文庫 – 2007/4/13
恩田 陸
(著)
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- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/4/13
- 寸法10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- ISBN-104062756943
- ISBN-13978-4062756945
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/4/13)
- 発売日 : 2007/4/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 416ページ
- ISBN-10 : 4062756943
- ISBN-13 : 978-4062756945
- 寸法 : 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 78,772位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。
1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。
ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国 常野物語』『ネバーランド』『木曜組曲』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
薔薇の中の蛇から読み始めたが、理瀬の魅力はこちらの方がずっとある。ここから蜜蜂に進むのかと思うと、作者の深化が怖い。
2024年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
登場人物のキャラも良くて普通に面白かったけど、『麦の海に沈む果実』の不思議な世界観とハラハラ感には負けちゃう。
2020年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『麦の海に沈む果実』からの流れは 裏切る事が無く 著者のミステリー感が直球で満載 (^.^)
個人的な事ですが1970年代(私の幼少期)の 筒井康隆のSF?小説のヒロイン『火田七瀬』を思い出します (@_@)
主人公:水野理瀬は 超能力者(テレパス)じゃないけれど どことなく現実離れしたストーリーや登場人物が昔懐かしい思い出と一緒に蘇りました!もったいないくらい一気読みでした!
タイトルの『黄昏の百合の骨』って読み終わってみるとヒネリもなく そのまんまですね (*_*;
個人的な事ですが1970年代(私の幼少期)の 筒井康隆のSF?小説のヒロイン『火田七瀬』を思い出します (@_@)
主人公:水野理瀬は 超能力者(テレパス)じゃないけれど どことなく現実離れしたストーリーや登場人物が昔懐かしい思い出と一緒に蘇りました!もったいないくらい一気読みでした!
タイトルの『黄昏の百合の骨』って読み終わってみるとヒネリもなく そのまんまですね (*_*;
2019年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな作家さんの本で、一気に読みました。中古本を店頭以外で購入したのは初めてでしたが、とてもきれいな状態で驚きました。また探して買いたいと思います。
2022年1月23日に日本でレビュー済み
暗いのだけど、登場人物は皆魅力的。
匂いとか不気味さとか、すごく伝わってくる文章。
半分くらいから、一気に最後まで読み終えました。最後も安心しておわりかなと思いきや、、、単純な私はハラハラでした。
面白かったです。
匂いとか不気味さとか、すごく伝わってくる文章。
半分くらいから、一気に最後まで読み終えました。最後も安心しておわりかなと思いきや、、、単純な私はハラハラでした。
面白かったです。
2022年1月13日に日本でレビュー済み
「図書室の海」の中の「睡蓮」、「三月は深き紅の淵を」の中の「ねじの回転」、そして「麦の海に沈む果実」の続編です。少なくとも「麦の海」だけは読んでおいた方が登場人物のバックグラウンドなどわかりやすいと思います。
前作がいい意味で少女漫画的な幻想味のある作品だったのに比べて、こちらは長崎を舞台とした現実的なミステリです。ただしそこは恩田陸作品なので社会派や本格推理にはなりません。
主人公の理瀬は中学生から高校生へと成長しています。登場人物は、階段から転落死したもののいまだに強烈な存在感を放っている祖母、その2度目の夫の連れ子である2人の叔母。そしてあとは10代から20代の若者ばかりで、理瀬の同級生たちと、いとこの稔は駆け出しの医者でその弟の亘は大学院生。ゆえに学園もの青春ものの甘さと切なさがあり、それでいて恩田節としかいいようのない不穏で不気味な緊張感が不思議な雰囲気をかもし出しています。
みんなが何を考えているかわからない、表面とはまったく違う人間性がちらりとのぞく気味悪さ。祖母の死は本当に事故死だったのか?その祖母がほのめかしていたこの古い洋館の謎ジュピターとは?近所では猫などの小動物が毒殺されているらしく、隣人の少年は理瀬に「逃げて。このままじゃ殺されてしまう」と忠告します。
明らかになった真相と、次々にむき出しにされる登場人物たちの本性、話は二転三転して最後まで気が抜けません。まるで舞台劇のような緊迫感です。
他校の誠実な高校生雅雪に惹かれた理瀬は一瞬自らの境遇からの逃避を夢見ますが、まるで成熟した大人のようにそれは不可能と諦念を持って運命を受け入れます。それほどまでに逃れることのできない得体の知れない理瀬の一族とは?この流れだと後はまるで国際謀略ものにならざるをえないと思うのですが、それは恩田さんの作風ではないような気がするし・・これからいったいどういう展開になるのでしょうか?
2021年5月に「薔薇のなかの蛇」が発表されていますがまだ未読です。理瀬が英国留学に戻ったその後のようですが、これから読むのがとても楽しみです。
前作がいい意味で少女漫画的な幻想味のある作品だったのに比べて、こちらは長崎を舞台とした現実的なミステリです。ただしそこは恩田陸作品なので社会派や本格推理にはなりません。
主人公の理瀬は中学生から高校生へと成長しています。登場人物は、階段から転落死したもののいまだに強烈な存在感を放っている祖母、その2度目の夫の連れ子である2人の叔母。そしてあとは10代から20代の若者ばかりで、理瀬の同級生たちと、いとこの稔は駆け出しの医者でその弟の亘は大学院生。ゆえに学園もの青春ものの甘さと切なさがあり、それでいて恩田節としかいいようのない不穏で不気味な緊張感が不思議な雰囲気をかもし出しています。
みんなが何を考えているかわからない、表面とはまったく違う人間性がちらりとのぞく気味悪さ。祖母の死は本当に事故死だったのか?その祖母がほのめかしていたこの古い洋館の謎ジュピターとは?近所では猫などの小動物が毒殺されているらしく、隣人の少年は理瀬に「逃げて。このままじゃ殺されてしまう」と忠告します。
明らかになった真相と、次々にむき出しにされる登場人物たちの本性、話は二転三転して最後まで気が抜けません。まるで舞台劇のような緊迫感です。
他校の誠実な高校生雅雪に惹かれた理瀬は一瞬自らの境遇からの逃避を夢見ますが、まるで成熟した大人のようにそれは不可能と諦念を持って運命を受け入れます。それほどまでに逃れることのできない得体の知れない理瀬の一族とは?この流れだと後はまるで国際謀略ものにならざるをえないと思うのですが、それは恩田さんの作風ではないような気がするし・・これからいったいどういう展開になるのでしょうか?
2021年5月に「薔薇のなかの蛇」が発表されていますがまだ未読です。理瀬が英国留学に戻ったその後のようですが、これから読むのがとても楽しみです。
2024年2月22日に日本でレビュー済み
初読の時は思わなかったが、理瀬も割と詰めの甘いトコはあるんだよねー
最近の印象だといつだって俯瞰で捉えて、余裕ありげな印象なんだが
…決別と称した呪縛振りまいてんなー…
ま、そこいら辺が理瀬の理瀬たる所以で
そろそろ新刊の「これ、なんだっけ」に繋がってきた
もう1冊読めば概ね全部通しで「そうだった」になるかな
合わせまして北見氏のイラスト装丁改めて堪能しております
最近の印象だといつだって俯瞰で捉えて、余裕ありげな印象なんだが
…決別と称した呪縛振りまいてんなー…
ま、そこいら辺が理瀬の理瀬たる所以で
そろそろ新刊の「これ、なんだっけ」に繋がってきた
もう1冊読めば概ね全部通しで「そうだった」になるかな
合わせまして北見氏のイラスト装丁改めて堪能しております