「リング」の鈴木光司の作品なので読んでみました。
連載開始直前にオウム真理教事件が起きてしまいプロットを変更したという曰く付きの作品らしいです。
前半戦は、ミステリーとしてかなり面白いし、読んでいて引き込まれたが後半がだらけ気味!
「えっ! こんな終わり方じゃ納得できん!」というオチです。
オウム事件でストーリーを変更したところがひびいているのかなぁ?
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
神々のプロムナード (講談社文庫 す 30-1) 単行本 – 2007/4/13
鈴木 光司
(著)
『リング』に先立つ世界観 息を呑む結末!
もうおまえとは暮らせなくなった――日曜日の夕方、テレビも点けたままの状態で姿を消した松岡邦夫。妻の深雪に相談された友人の村上史郎は、邦夫を捜し始めた。すると続発する不可解な失踪劇との関連性がちらつく。その陰にはある新興宗教組織の存在が……。世界を混沌の淵へとみちびくミステリー大作。
もうおまえとは暮らせなくなった――日曜日の夕方、テレビも点けたままの状態で姿を消した松岡邦夫。妻の深雪に相談された友人の村上史郎は、邦夫を捜し始めた。すると続発する不可解な失踪劇との関連性がちらつく。その陰にはある新興宗教組織の存在が……。世界を混沌の淵へとみちびくミステリー大作。
- 本の長さ603ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/4/13
- ISBN-104062757001
- ISBN-13978-4062757003
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/4/13)
- 発売日 : 2007/4/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 603ページ
- ISBN-10 : 4062757001
- ISBN-13 : 978-4062757003
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,935,117位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.2つ
5つのうち3.2つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
12グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「リング」のスピンオフ作品だと期待して読むと、ガッカリするでしょうね。
リングに名前だけ出てきた影山照高と、本作のは別人で、全く関係ありません。
評価が低いのはそのせいだと思います。が、面白かったですよ。これはこれで。
最初の方に出てくる「倉沢夏実」の扱い方が、スゴイ ですが。
リングに名前だけ出てきた影山照高と、本作のは別人で、全く関係ありません。
評価が低いのはそのせいだと思います。が、面白かったですよ。これはこれで。
最初の方に出てくる「倉沢夏実」の扱い方が、スゴイ ですが。
2011年1月29日に日本でレビュー済み
皆さんが言うように、上巻前半から下巻の真ん中辺りまで
面白くて、一気に読めましたが、オウム真理教の事件と(作品内容が)重なり、
多分、連載打ち切りとなったのだと思いますが、
後半は、無理やり終わらせた感があり、ぐだぐだです。
上下巻となっていますが、ストーリーの進み具合から観て、
本来は上中下の三部作で、構成させるはずの
作品だったので無いでしょうか?
オウム事件から大分経っていますし、改めて、
書き直して欲しい、実に惜しい作品です。
面白くて、一気に読めましたが、オウム真理教の事件と(作品内容が)重なり、
多分、連載打ち切りとなったのだと思いますが、
後半は、無理やり終わらせた感があり、ぐだぐだです。
上下巻となっていますが、ストーリーの進み具合から観て、
本来は上中下の三部作で、構成させるはずの
作品だったので無いでしょうか?
オウム事件から大分経っていますし、改めて、
書き直して欲しい、実に惜しい作品です。
2012年8月28日に日本でレビュー済み
これはひどいですね。
暇つぶし以上の価値はありません。
構成も素人チックで、この作者の作品とは信じられません。
2時間枠のドラマでも、もたない位の薄っぺらさです。
無駄が多い上に、提示されたテーマはうやむやに消え、唯一謎かけされた数字は、一目で意味に思い当たるのに主人公は全然気付かない・・・。
最後は「ふーん、そう。で?」ってなエンディング。
読者を馬鹿にしているのでしょうか?
暇つぶし以上の価値はありません。
構成も素人チックで、この作者の作品とは信じられません。
2時間枠のドラマでも、もたない位の薄っぺらさです。
無駄が多い上に、提示されたテーマはうやむやに消え、唯一謎かけされた数字は、一目で意味に思い当たるのに主人公は全然気付かない・・・。
最後は「ふーん、そう。で?」ってなエンディング。
読者を馬鹿にしているのでしょうか?
2005年8月15日に日本でレビュー済み
『リング』にちょっとだけ出てきた(らしいのだがあんまり覚えてない)新興宗教をメインに据えた作品です。連載開始直前にオウム真理教事件が起きて、ストーリーを修正せざるを得なかったという曰く付きの作品だそうです。そのせいか、ラストの結末の付け方はちょっと派手さが足りないような気がしました。鈴木光司にしては珍しく推理小説的な手法で失踪者の行方を捜していくのですが、作者は至るところで証拠もなく簡単に結論に飛びついてしまう推理小説を批判しているようにも思えます。
作者は大学時代、テレビ局の入社試験を受けて落ちたそうで、そのシーンを本作中に再現しているのですが、クライマックスのところで新興宗教家にテレビ局が翻弄されるという設定は、彼のちょっとした復讐なのかな?
作者は大学時代、テレビ局の入社試験を受けて落ちたそうで、そのシーンを本作中に再現しているのですが、クライマックスのところで新興宗教家にテレビ局が翻弄されるという設定は、彼のちょっとした復讐なのかな?
2003年6月8日に日本でレビュー済み
久々の鈴木作品。帯には、本人曰く「『リング』に先立つ原点がここにある」ということなので、ワクワクして読み始めた。前半は、不可解な失踪劇で、ぐいぐいと読み進んだものの、途中からは、何だかトーンダウン。ありがちな女性問題なんかもエピソードとして入ってきて、ストーリーのおもしろさを削っていたような気が…。
執筆中にオウム事件がおきてしまい、著者もどう展開していいのかわからなくなったというのもうなずけるが、結局は不発かな。
前半はよかったのになあ。
執筆中にオウム事件がおきてしまい、著者もどう展開していいのかわからなくなったというのもうなずけるが、結局は不発かな。
前半はよかったのになあ。
2011年3月1日に日本でレビュー済み
題に引かれて 読んでみましたが、みなさんが描かれているように 文章は上手で読みやすいですが、内容はあまりにも
お粗末でした。
「鈴木さん どうしてしまったんだろう」と驚くほどの終わり方で
連載中か何かでオウムのサリン事件が発生し、当初の予定通りにストーリーを進められず
変更を余儀なくされたのかもしれませんが 長編で この終わり方はちょっとひどいかなあと消化不良です。
ただ この浅い内容で 長編を書きとおした著者の筆力には感嘆を覚えました。
お粗末でした。
「鈴木さん どうしてしまったんだろう」と驚くほどの終わり方で
連載中か何かでオウムのサリン事件が発生し、当初の予定通りにストーリーを進められず
変更を余儀なくされたのかもしれませんが 長編で この終わり方はちょっとひどいかなあと消化不良です。
ただ この浅い内容で 長編を書きとおした著者の筆力には感嘆を覚えました。
2008年2月22日に日本でレビュー済み
厳しくいうと、何もかもが陳腐。
そもそも、夫がいなくなって、いきなり警察より前に
数回、家に遊びにきたことある友達に相談する妻ってのも??だし
あっという間に、その友達とデキちゃうのも??だし
しかも、その友達である主人公が
その妻とデキといて「松岡は、オレに妻と子供を頼むと言いたかったのではないか?」も??だし
本当に、松岡がそう思ってたのにも??
で、子供がいる深雪がお金のためって、あっさり風俗へ行くのも??
もう、なんか全てが、陳腐で、「はぁ??」です。
まぁでも、こんなに陳腐な話を、ここまで面白く読ませるのは、さすがです。
失踪物って、大概おもしろいし、宗教もからめるなら
何故、松岡がそこまで、その宗教に心酔してしまったのか。。。みたいな闇が書いてあると
少し違ったのになーって思います。
ラストの展開も、個人的には陳腐は話に、これ以上のない蛇足。。と思います。
そもそも、夫がいなくなって、いきなり警察より前に
数回、家に遊びにきたことある友達に相談する妻ってのも??だし
あっという間に、その友達とデキちゃうのも??だし
しかも、その友達である主人公が
その妻とデキといて「松岡は、オレに妻と子供を頼むと言いたかったのではないか?」も??だし
本当に、松岡がそう思ってたのにも??
で、子供がいる深雪がお金のためって、あっさり風俗へ行くのも??
もう、なんか全てが、陳腐で、「はぁ??」です。
まぁでも、こんなに陳腐な話を、ここまで面白く読ませるのは、さすがです。
失踪物って、大概おもしろいし、宗教もからめるなら
何故、松岡がそこまで、その宗教に心酔してしまったのか。。。みたいな闇が書いてあると
少し違ったのになーって思います。
ラストの展開も、個人的には陳腐は話に、これ以上のない蛇足。。と思います。