KGBで破壊工作の技術を習得した九鬼が各国で問題なく任務を遂行する。
次の任務は数年ぶりの日本に帰り2人の尾行をすることだ。尾行はエリート的立場にある工作員の九鬼がしなくていいものである。何か裏があると思った九鬼は訝しみながらも仕事を遂行する。そして明らかになる目的とは…
本編で身につけていた戦闘技術を既に習得してから本編は始まります。
各国での任務は数ページで語られる程度で、基本は日本での任務が描かれています。
これまで九鬼は「追われる側」、とかくと少し語弊がありましたが、とにかく主体的に行動する立場でありました。しかし、今回は尾行という「追う側」なので九鬼の視点から登場人物の行動を描いています。
解説を交えつつ登場人物の視点から物事を書くというのは非常にわかりやすいです。特に今回は尾行ということなので九鬼が説明口調でいてもなんら違和感は感じません。いうならば、ホームズシリーズにおけるワトソン的立場でしょうか。
単体としての評価は高いですが、反面、本編にいた人物は殆ど出てきません。あくまで「外伝」として話を描いているのでしょう。
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疾風のヴァンパイヤー 九鬼鴻三郎の冒険(2) (講談社文庫) 文庫 – 2007/6/15
笠井 潔
(著)
暴力と破壊の芸術家(アーティスト) 凄絶なる帰国!
東京の闇を切り裂き銃火を交わす殺しのプロフェッショナル――!
モスクワの上流訓練学校で破壊工作技術を叩き込まれた九鬼鴻三郎は、数年ぶりに日本の土を踏んだ。秘密工作員となった彼に与えられた任務は、全身が凶器と化したアメリカ人2人の来日目的を探ることから始まる。接触の一瞬後には、生死を分かつ闘いの分水嶺が待っていた! 〈『ヴァンパイヤー風雲録』改題〉
東京の闇を切り裂き銃火を交わす殺しのプロフェッショナル――!
モスクワの上流訓練学校で破壊工作技術を叩き込まれた九鬼鴻三郎は、数年ぶりに日本の土を踏んだ。秘密工作員となった彼に与えられた任務は、全身が凶器と化したアメリカ人2人の来日目的を探ることから始まる。接触の一瞬後には、生死を分かつ闘いの分水嶺が待っていた! 〈『ヴァンパイヤー風雲録』改題〉
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/6/15
- ISBN-104062757699
- ISBN-13978-4062757690
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/6/15)
- 発売日 : 2007/6/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 284ページ
- ISBN-10 : 4062757699
- ISBN-13 : 978-4062757690
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,339,537位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年4月24日に日本でレビュー済み
内容的には、「鮮血のヴァンパイヤー」の続編です。
ソ連にわたり、殺人テクニックを身につけた主人公は、KGBの工作員
となり、各国で破壊・殺人工作を繰り返す。
日本に帰ってきた主人公は、そこで、謎のアメリカ人たちの尾行を命じられる。
東京を舞台に始まる戦争、 アメリカ人たちの正体そして目的は、
そして舞台は、 香港へ。。
「いい所」で、この巻が終わっています。次の巻とで上下巻だそうです。
深まる謎と戦闘シーンが読みどころでしょうか。。
でも、まあ普通に楽しめる本でした。
ソ連にわたり、殺人テクニックを身につけた主人公は、KGBの工作員
となり、各国で破壊・殺人工作を繰り返す。
日本に帰ってきた主人公は、そこで、謎のアメリカ人たちの尾行を命じられる。
東京を舞台に始まる戦争、 アメリカ人たちの正体そして目的は、
そして舞台は、 香港へ。。
「いい所」で、この巻が終わっています。次の巻とで上下巻だそうです。
深まる謎と戦闘シーンが読みどころでしょうか。。
でも、まあ普通に楽しめる本でした。