デビュー作ながら圧巻の完成度です。
確かに長い描写も多いんですが、新人だからこその情熱というか自由に書けているというか…熱を感じるからこそ終盤はより胸が熱くなりました。かがみの孤城など他の作品も好きですが、この熱量やストーリー性の高さは引けをとらないと思いました。大好きな作品のひとつです。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,100¥1,100 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1,100¥1,100 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥291¥291 税込
配送料 ¥240 6月4日-6日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥291¥291 税込
配送料 ¥240 6月4日-6日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) 文庫 – 2007/8/11
辻村 深月
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,100","priceAmount":1100.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,100","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"5h%2BMHa7bdD3i160hhajIeUIwDC66XYtQP63h5P4mMUIUOiBXQZ5QFy7wrFyUdsouWUT2a5v2M1xOZ7SM%2Ft1ACjqSQcbDwrenMZoJPpoex6BtByt9tVDuwiNriVSdBk%2Fb","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥291","priceAmount":291.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"291","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"5h%2BMHa7bdD3i160hhajIeUIwDC66XYtQKiMqci0%2Fy2zS4Np4oGObKy6fwdhISK8%2FsiFooWBWjaClfVk1PdYWkldzS4bUlOsI%2BYjpkK8PNAE%2B2WcRdy3DcQquKMM8nfL5AgAwO4fEspSfB5Z%2F5ilN9TWDJJ86VI7P42FmPJCKfLFI9uW3IR7Vsg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
第31回メフィスト賞受賞作!
いとおしくなるほどの懐かしい記憶
「こんなことはいつか終わりになればいい」
――大丈夫、いつか、絶対に大人になれるから――
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください――。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。
いとおしくなるほどの懐かしい記憶
「こんなことはいつか終わりになればいい」
――大丈夫、いつか、絶対に大人になれるから――
学園祭のあの日、死んでしまった同級生の名前を教えてください――。「俺たちはそんなに薄情だっただろうか?」なぜ「ホスト」は私たちを閉じ込めたのか。担任教師・榊はどこへ行ったのか。白い雪が降り積もる校舎にチャイムが鳴ったその時、止まったはずの時計が動き出した。薄れていった記憶、その理由は。
- 本の長さ584ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/8/11
- 寸法10.8 x 2.2 x 14.8 cm
- ISBN-104062758237
- ISBN-13978-4062758239
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
¥1,100¥1,100
最短で6月2日 日曜日のお届け予定です
在庫あり。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/8/11)
- 発売日 : 2007/8/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 584ページ
- ISBN-10 : 4062758237
- ISBN-13 : 978-4062758239
- 寸法 : 10.8 x 2.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 47,803位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ロードムービー』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『V.T.R.』『光待つ場所へ』(以上、講談社)、『太陽の坐る場所』(文藝春秋)、『ふちなしのかがみ』(角川書店)など。
2010年に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が第142回直木賞候補作となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり明確な定義づけは必要ないように思いました。
物語の後半に説明があるのですが、どうも解説されるとミステリーでなくなるというか、科学小説になっちゃいますよね。
あと、ラストに会う人物の意味が分かりませんでした。
それには解説なかったので、何か複雑に感じましたが、
不満書きましたがストーリーや展開など、すごく良いです
世にも奇妙な〜が好きな方はハマるんじゃないでしょうか
物語の後半に説明があるのですが、どうも解説されるとミステリーでなくなるというか、科学小説になっちゃいますよね。
あと、ラストに会う人物の意味が分かりませんでした。
それには解説なかったので、何か複雑に感じましたが、
不満書きましたがストーリーや展開など、すごく良いです
世にも奇妙な〜が好きな方はハマるんじゃないでしょうか
2023年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半に散りばめられたピースが解決に向かって嵌っていく下巻。
読み終えて「あぁなるほど」とようやく合点が言った。
また読み返さねば。
読み終えて「あぁなるほど」とようやく合点が言った。
また読み返さねば。
2024年3月29日に日本でレビュー済み
榊や昭彦の過去は素晴らしく、梨香の持っている物の大きさもこの方だからこそ書けると思いましが、非難覚悟で書くと深月の経験した辛さが周りに劣ることが気になりました。もちろん人それぞれ痛みに耐えられるキャパシティは違いますが、それでも深月より確実に梨香や昭彦、鷹野の方が辛い思いをしてした(している)のでは?と。
大人になり、10代の頃特有の感情に「共感できない」ではなく「共感できなくなった」のかもしれませんが、深月がどうしてもかまってちゃんのような…深月を支えている子達の方がよっぽど辛いのにとなかなか深月に対して気持ちが入りませんでした。やっぱり普段から元気な子や大丈夫と言う子ほど気にかけなきゃいけないなと。
10代の頃に経験したあの頃にしかない思考や痛々しさをこの作者はえげつない程に書くことが上手く、私たちが一生懸命剥がしてした黒い歴史を表現することか凄いと思います。
もう思い出したくないくらいなのに、それを大切にできる方なのだと。
ただ、どうしても深月が悲劇のヒロインのようで…作者と同じ名前というのも話に入り込めない一つの理由でもあったように思います。
デビュー作ということで、かがみの孤城から先に読みましたが表現や語彙力の足りなさがデビュー作らしく感じ初々しかったです。こっちから読むと少し気になったかなと思います。
榊の過去話の小さな叙述トリックは作者さんらしいなと思いました。細かな演出で好きです。
親となった今、深月には共感できなくとも否定はしないようにしたいと思った1冊でした。
大人になり、10代の頃特有の感情に「共感できない」ではなく「共感できなくなった」のかもしれませんが、深月がどうしてもかまってちゃんのような…深月を支えている子達の方がよっぽど辛いのにとなかなか深月に対して気持ちが入りませんでした。やっぱり普段から元気な子や大丈夫と言う子ほど気にかけなきゃいけないなと。
10代の頃に経験したあの頃にしかない思考や痛々しさをこの作者はえげつない程に書くことが上手く、私たちが一生懸命剥がしてした黒い歴史を表現することか凄いと思います。
もう思い出したくないくらいなのに、それを大切にできる方なのだと。
ただ、どうしても深月が悲劇のヒロインのようで…作者と同じ名前というのも話に入り込めない一つの理由でもあったように思います。
デビュー作ということで、かがみの孤城から先に読みましたが表現や語彙力の足りなさがデビュー作らしく感じ初々しかったです。こっちから読むと少し気になったかなと思います。
榊の過去話の小さな叙述トリックは作者さんらしいなと思いました。細かな演出で好きです。
親となった今、深月には共感できなくとも否定はしないようにしたいと思った1冊でした。
2023年9月29日に日本でレビュー済み
ネタバレあります。
読んでない人は見ないでね。
下巻の解決偏に移る前に、作者から犯人当てのクイズがありました。
私はこう考えました。
自殺した生徒は誰か?
春子
どうしてそう考えたのか教えて下さい?
鷹野が深月を傷つけようとする意思がこの世界には感じると言っていた
当てはまる人物がクラスメートに春子以外にいなかったから
菅原=榊は上巻の早い段階で分かりました
髪色、ピアス、ライター、リカの進路を知ってるで分かりました、鷹野と同じ名前の弟分ヒロ
つまり、写真は最初から8人ではなく実は7人も早い段階で分かってました。
ホスト間違えました、ホストは榊だと思ってました。
動機は教職の立場を追われ、自殺を止められなかった生徒を恨んで閉じ込めた。
リカちゃんの話で榊が犯人だみたいなシーンでミスリードされました。
いやー騙されました、榊くん疑ってごめんなさい。
最後に蓋を閉めたのは春子ですね。
最後に光に包まれる時に、深月に謝ってましたからね
でもね、苛めっ子の自己中女の春子が練りに練った作戦を考え、深月を苦しめようと自殺までしたのに、幽霊になって同じ精神世界に入ってたら急に反省して謝罪し、実はいい奴だったんじゃね?はかなり納得いかない!アホか!
最後に春子の霊魂が出てきましたが、深月が春子と自分を許した事で、1人残されるルール理論だと、内側から開放されたと言う事になるんでしょう。
青春ミステリーってとこですかね。
合点がいかない点は沢山ありまが。
若い子は絆と純粋さを持ってるんだよ
を強調する尾木ママみたいな考え方が見え隠れするのは気持ち悪いです。
時間は測ってないけど8時間以上読んだ気がする、でも面白かった!作者さんお疲れ様でした。
読んでない人は見ないでね。
下巻の解決偏に移る前に、作者から犯人当てのクイズがありました。
私はこう考えました。
自殺した生徒は誰か?
春子
どうしてそう考えたのか教えて下さい?
鷹野が深月を傷つけようとする意思がこの世界には感じると言っていた
当てはまる人物がクラスメートに春子以外にいなかったから
菅原=榊は上巻の早い段階で分かりました
髪色、ピアス、ライター、リカの進路を知ってるで分かりました、鷹野と同じ名前の弟分ヒロ
つまり、写真は最初から8人ではなく実は7人も早い段階で分かってました。
ホスト間違えました、ホストは榊だと思ってました。
動機は教職の立場を追われ、自殺を止められなかった生徒を恨んで閉じ込めた。
リカちゃんの話で榊が犯人だみたいなシーンでミスリードされました。
いやー騙されました、榊くん疑ってごめんなさい。
最後に蓋を閉めたのは春子ですね。
最後に光に包まれる時に、深月に謝ってましたからね
でもね、苛めっ子の自己中女の春子が練りに練った作戦を考え、深月を苦しめようと自殺までしたのに、幽霊になって同じ精神世界に入ってたら急に反省して謝罪し、実はいい奴だったんじゃね?はかなり納得いかない!アホか!
最後に春子の霊魂が出てきましたが、深月が春子と自分を許した事で、1人残されるルール理論だと、内側から開放されたと言う事になるんでしょう。
青春ミステリーってとこですかね。
合点がいかない点は沢山ありまが。
若い子は絆と純粋さを持ってるんだよ
を強調する尾木ママみたいな考え方が見え隠れするのは気持ち悪いです。
時間は測ってないけど8時間以上読んだ気がする、でも面白かった!作者さんお疲れ様でした。
2014年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんで気付かなかったんだろう?って思いました。それに気付いていれば、もっと面白かったかもしれません。
最初に私が感じた予感?が当たっていたというのに。なかなか気付けませんでした。
最初に私が感じた予感?が当たっていたというのに。なかなか気付けませんでした。
2021年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻を持っているので買いました。小6ですが夢中になって読んでいます
2015年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューを読ませていただき、「話が長すぎる」って感想が多いですが
私の中では最高に面白い小説でした。
校舎に閉じ込められたところからは、登場人物それぞれの人となりが
詳しく書かれていて、こんな親切な小説は中々ないなぁって思いながら
じっくり読ませていただきました。
どこに伏線が張られているのかわかりませんもんね。
エンディングに近づくにつれて、それぞれの登場人物に
情が移ってしまい、この話がもっと長く続けばよいのに
終わらないでほしいと思いながら、読みすすめていきました。
そうそう
「指輪」のくだり、良い話です。
これも伏線です。
この小説を学生時代に書きあげた「?」とのことですが、
すごいですね。
素晴らしいデビュー作です。
私の中では最高に面白い小説でした。
校舎に閉じ込められたところからは、登場人物それぞれの人となりが
詳しく書かれていて、こんな親切な小説は中々ないなぁって思いながら
じっくり読ませていただきました。
どこに伏線が張られているのかわかりませんもんね。
エンディングに近づくにつれて、それぞれの登場人物に
情が移ってしまい、この話がもっと長く続けばよいのに
終わらないでほしいと思いながら、読みすすめていきました。
そうそう
「指輪」のくだり、良い話です。
これも伏線です。
この小説を学生時代に書きあげた「?」とのことですが、
すごいですね。
素晴らしいデビュー作です。