現代のミュンヘンの時計台で始まる。
時計台の鐘と仕掛け時計は見たことがあるので懐かしかった。
ミュンヘンでの事件の後、日本へ帰ってきてから続きが始まる。
その事件の最中に、三姉妹が、過去のドイツに時間(空間)移動する。
第二次大戦中のドイツ。
実際に、当時どうだったか、描写の妥当性はわからない。
今回は、次女がほとんど出ずっぱりで、姉と妹はやや役割が少ない。
登場人物一覧がないので少し記載すると
八木原
ハンナ
ルドルフ
荒木貞夫
有本
ソフィア
リーゼ
マリアンネ
クラウス教授
シュタイン
ハンス
アンナ
フランツ
マリア・クライン
ヒトラー
ペーター神父
ノーベルト
ヤン
三姉妹と国友。
ps.
ドイツの歴史を詳しく知らないので、なぜミュンヘンを舞台にしたかはわからなかった。
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三姉妹、ふしぎな旅日記 三姉妹探偵団(20) (講談社文庫 あ 21-46) 文庫 – 2008/1/16
赤川 次郎
(著)
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三姉妹の乗った車が大爆発!衝撃のため、時空を遡ってしまったナチスドイツで美しい女子大生・ソフィアと知り合うが、彼女には人には言えない重大な秘密があった……。自分たちの未来、そして自由と友情のために行動する決心をした三姉妹の運命は!?過去と現在、ドイツと日本が交錯する驚きの新展開!
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/1/16
- 寸法10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- ISBN-104062759608
- ISBN-13978-4062759601
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/1/16)
- 発売日 : 2008/1/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4062759608
- ISBN-13 : 978-4062759601
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 351,909位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 幽霊物語 下 (ISBN-13: 978-4198931827 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年1月29日に日本でレビュー済み
さて、今回の三姉妹はありえない設定で楽しませてくれます。
ドイツのミュンヘンで殺人を目撃した夕里子。
そのせいでネオ・ナチに命を狙われた三姉妹。
乗った車が爆破され、気付いたときには
第2次世界大戦真っ最中のドイツにいた・・・。
タイムトラベル物ですが、
大戦中のドイツで歴史を知っている三姉妹が取った行動は・・・
対戦中のドイツ国内で反ヒトラーを掲げ秘密裏に活動している
白バラ団のメンバーであるソフィアと固い友情で結ばれた
夕里子は何とかソフィアを助けようとするものの・・・
戦時中とはいえ、
人間の怖さを再認識させられる作品でした。
戦争に翻弄される人々、
怖くもあり、哀しくもある。
平和であることがどれだけ大事なことなのか、
また考える機会を与えられたような気がします。
しかし、タイムスリップ物か・・・。
ちょっと現実離れしすぎているかな?と思ったのも事実ですけどね。
ドイツのミュンヘンで殺人を目撃した夕里子。
そのせいでネオ・ナチに命を狙われた三姉妹。
乗った車が爆破され、気付いたときには
第2次世界大戦真っ最中のドイツにいた・・・。
タイムトラベル物ですが、
大戦中のドイツで歴史を知っている三姉妹が取った行動は・・・
対戦中のドイツ国内で反ヒトラーを掲げ秘密裏に活動している
白バラ団のメンバーであるソフィアと固い友情で結ばれた
夕里子は何とかソフィアを助けようとするものの・・・
戦時中とはいえ、
人間の怖さを再認識させられる作品でした。
戦争に翻弄される人々、
怖くもあり、哀しくもある。
平和であることがどれだけ大事なことなのか、
また考える機会を与えられたような気がします。
しかし、タイムスリップ物か・・・。
ちょっと現実離れしすぎているかな?と思ったのも事実ですけどね。
2008年4月7日に日本でレビュー済み
この話を読む前に、イマジネーションという赤川さんの作品を読んでいて、本当に良かった。
そうでなければ話の面白さが半減するだろうからだ。
作中で、三人は過去へそれもドイツへタイムスリップをするが、先生は今の日本人へ、警告しているのだと思う。自分の言葉を三人の言葉に乗せて、私達に伝えたいのだと思う。
それも難しいやり方ではなく、綾子のおとぼけや、夕里子の人に対する真摯な行動、珠美の熱演(!?)などが、柔らかく、かつ鋭く私の心へ響いて来た。
一人ひとりが出来る事は、小さいことかもしれないけれど、やはり自分という人間の自覚を持って生きて行きたいと、心から願った。
そうでなければ話の面白さが半減するだろうからだ。
作中で、三人は過去へそれもドイツへタイムスリップをするが、先生は今の日本人へ、警告しているのだと思う。自分の言葉を三人の言葉に乗せて、私達に伝えたいのだと思う。
それも難しいやり方ではなく、綾子のおとぼけや、夕里子の人に対する真摯な行動、珠美の熱演(!?)などが、柔らかく、かつ鋭く私の心へ響いて来た。
一人ひとりが出来る事は、小さいことかもしれないけれど、やはり自分という人間の自覚を持って生きて行きたいと、心から願った。