無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
治療塔 (講談社文庫 お 2-18) 文庫 – 2008/2/15
大江 健三郎
(著)
「選ばれた者」たちが「新しい地球」に移住した。「残留者」たちは、資源が浪費され、汚染された地球で生き延びてゆく。出発から10年後、宇宙船団は帰還し、過酷な経験をしたはずの彼らは一様に若かった。その鍵を握る「治療塔」の存在と意味が、イェーツの詩を介して伝えられる。著者初の近未来SF小説を復刊。
「新しい地球」から移住者たちが帰還した
「選ばれた者」たちが「新しい地球」に移住した。「残留者」たちは、資源が浪費され、汚染された地球で生き延びてゆく。出発から10年後、宇宙船団は帰還し、過酷な経験をしたはずの彼らは一様に若かった。その鍵を握る「治療塔」の存在と意味が、イェーツの詩を介して伝えられる。著者初の近未来SF小説を復刊。
※この作品は、1995年5月岩波書店より刊行されたものに、新たなあとがきを加えて文庫化したものです。
「新しい地球」から移住者たちが帰還した
「選ばれた者」たちが「新しい地球」に移住した。「残留者」たちは、資源が浪費され、汚染された地球で生き延びてゆく。出発から10年後、宇宙船団は帰還し、過酷な経験をしたはずの彼らは一様に若かった。その鍵を握る「治療塔」の存在と意味が、イェーツの詩を介して伝えられる。著者初の近未来SF小説を復刊。
※この作品は、1995年5月岩波書店より刊行されたものに、新たなあとがきを加えて文庫化したものです。
- 本の長さ295ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/2/15
- ISBN-104062759810
- ISBN-13978-4062759816
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/2/15)
- 発売日 : 2008/2/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 295ページ
- ISBN-10 : 4062759810
- ISBN-13 : 978-4062759816
- Amazon 売れ筋ランキング: - 63,916位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1935年愛媛県生まれ。東京大学仏文科卒。大学在学中の58年、「飼育」で芥川賞受賞。以降、現在まで常に現代文学をリードし続け、『万延元年のフット ボール』(谷崎潤一郎賞)、『洪水はわが魂に及び』(野間文芸賞)、『「雨の木」を聴く女たち』(読売文学賞)、『新しい人よ眼ざめよ』(大佛次郎賞)な ど数多くの賞を受賞、94年にノーベル文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 「伝える言葉」プラス (ISBN-13: 978-4022616708 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
5グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年7月28日に日本でレビュー済み
放射能の話などが 奇妙なほど現実にシンクロしてると思います。
2009年2月21日に日本でレビュー済み
この妙なカバーデザインはなんなんでしょうか…。
SFて。
内容は、そうですね。サイエンスフィクションではあります。
ただ、いわゆるSF小説というものとはちょっと違うかも。
なにせSFであることにあまり重きを置いていないようですし。
大江健三郎さんの新たな試みの内のひとつなのでしょうか?
文章から皮膚感覚みたいなものがあえて取り除かれているように思います。
それは今までの作品になかったことのような気がするので…。
そういう意味ではちょっと物足りないと感じるかも。
なんというか、読んでわかるもの以上でも以下でもない感じ。
個人的にはけっこう楽しめたので満足でしたが。
続編が出てるくらいだから作家本人も気に入ってるんですね。きっと。
ちなみにまだ続編のほうは読んでないです。
SFて。
内容は、そうですね。サイエンスフィクションではあります。
ただ、いわゆるSF小説というものとはちょっと違うかも。
なにせSFであることにあまり重きを置いていないようですし。
大江健三郎さんの新たな試みの内のひとつなのでしょうか?
文章から皮膚感覚みたいなものがあえて取り除かれているように思います。
それは今までの作品になかったことのような気がするので…。
そういう意味ではちょっと物足りないと感じるかも。
なんというか、読んでわかるもの以上でも以下でもない感じ。
個人的にはけっこう楽しめたので満足でしたが。
続編が出てるくらいだから作家本人も気に入ってるんですね。きっと。
ちなみにまだ続編のほうは読んでないです。
2000年11月16日に日本でレビュー済み
この話は近未来SFとなっています。SFなどというと恐ろしくのっぺらぼうでスピーデイな生活を思い浮かべてしまいますが、この近未来は間違いなく今のこの世界とつながっています。懐かしい感じさえする。苦い草っぱらの匂いがします。荒れた地球になおやさしく穏やかな人々の生活が切なく、またほのかな光と思え、それがまさしく治療塔のイメージと重なって引き込まれてしまいます。
発売当初に読んでいましたが、数年後子供を生んだ時また無性に読みたくなり、夜授乳しながら何度も何度も読み返していました。 ふっと思い出し手にとってみる、いつまでもそばにあって欲しい1冊です。
発売当初に読んでいましたが、数年後子供を生んだ時また無性に読みたくなり、夜授乳しながら何度も何度も読み返していました。 ふっと思い出し手にとってみる、いつまでもそばにあって欲しい1冊です。