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θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ (講談社文庫) 文庫 – 2008/3/14
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25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θ(シータ)という文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する!
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/3/14
- 寸法10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- ISBN-10406276007X
- ISBN-13978-4062760072
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/3/14)
- 発売日 : 2008/3/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 406276007X
- ISBN-13 : 978-4062760072
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 178,915位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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森博嗣さんの作品を読む際、トリックや犯人について深く考えることはせず、
漠然と「こんな感じじゃないかな?」とか思いながら読んでいる僕ですが、
それでも十分に楽しめる魅力が、この作品にもあります。
前作もそうでしたが、やはり主人公達の会話や行動を楽しんでいます。
特に海月及介。彼自身、そして彼を取り巻く人間関係の描写は、僕にとって
このシリーズの見所の一つとなりました。
φやθといった、記号が意味することにも期待を抱かされるシリーズです。
どうやらGシリーズはこれがデフォルトらしい。
所詮フィクションなので、辻褄があう推理が描けていれば、物語的にそれがどうだったか、というのは蛇足ということだろうか?
まぁ、それはそれでありかもしれないが・・・
前作では名前のみ登場だった犀川が今回はちゃんと登場。そして萌絵とのラブコメも健在。
萌絵の携帯番号を犀川が覚えていなかった事実が発覚したシーンは本書の白眉でしょう。
事件の推理ですが、ラスト数ページというところで一気に述べられ急転直下な展開になります。
高所から落ちて死んだ人たちがみな、体の一部にΘの記号を同じ口紅で描いており、どうやら謎の宗教団体がからんでいそうだ、という事件だったのですが、鮮やかな推理で面白かったです。
前作で裏切られた、と感じた人もこれはお薦めします。
真相解明パートはややせかせかしてますが、辻褄合わせの時間といった感じなので、それほど重要ではないかもしれません。
で、事件。θのマークを体のどこかに描かれた奇妙な自殺死体。しかも描くのに使った塗料は同一の可能性が高い・・・。森博嗣、久々のシリアルキラー物です。じかも自殺者に共通項は見当たらず、状況的には完全な自殺。あぁゾクゾクします。
この事件そのものは作中で解決するのですけどGシリーズ全体に張られた伏線らしきものが見え隠れするので今後の展開にも多いに期待です。しかもキーパーソンとなるであろうあの人の名前まで出てきちゃうし!
この話を読めば、講談社から出てるシリーズ全部時系列順に読みたくなる事請け合いです。森博嗣ファンはぜひどうぞ。
しかし、今までに構築してきた作品世界とのリンクのさせ方は秀逸です。シリーズが完結したとき、何かがわかる、そんな期待を持たせる終わり方でした。今シリーズも全作買うことになりそう。
タイトルが印象的なのにシータについてはついぞ解明されない。
1冊の本の中に謎は残さないでくれ〜と言いたい。
薄気味の悪い登場人物たちが、うすら寒い会話を重ねるだけで、大して進展もないままに第3章に入ったところで、
結末にまるで関心がなくなっていることに気づいて、読むのを止めました
良い悪いではなく、この雰囲気が僕には合いませんでした
でもあっさりしている分、不気味な怖さがシリーズを通して流れている気もします。
S&Mシリーズと 女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫) 二作が好きで、Vシリーズは地の文の煩雑さやねっとりとした人間関係のからみが苦手で 赤緑黒白 (講談社ノベルス) と黒猫の三角ぐらいしか好きになれなかったのですが、これは面白かったです。
つまりVシリーズのような濃度を期待しているとがっかりするかもしれません。
θは遊んでくれたよ、は、途中で真相に気付いた時に何故かぞっとして本を閉じ、その日は読むのをやめたのを思い出します。
なぜぞっとしたのかはわかりませんが、描写があっさりしている分、コアのようなものが現れていてそれがリアルで怖いのかもしれませんね。
事件のからくり解明モノとしては面白いのかどうかわかりません。ぼんやり読んでいる私でも真相に気付いたぐらいなのでミステリをたくさん読む人には物足りないだろうなと思ったぐらいです。
謎解きやキャラクタの魅力でもたせようとしている部分がない作品に見えるので、この本をお薦めできるのは「何かをさらっと読みたい人」かなと思います。
ライトな感じなので本ですがレビューを書きました。