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クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社文庫) 文庫 – 2008/8/12
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『戯言シリーズ (講談社文庫) 全9巻セット』 こちらをチェック
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ミッションは少女救出!
“ぼく”が学園で見た惨劇は――
知らない誰かと仲良くするためには絶対に守らなければならない約束がひとつだけ存在する。その約束とは、相手に対して常に友愛の情を持つことだ。つまるところそれがどういうことかといえば、知らない誰かと仲良くすることなんて結局は不可能だという意味なのだろう。いや、そもそも、知らない誰かと仲良くしようだなんて考え自体が常軌を逸しているとしか思えない。絵空事を語ることさえ自らに許さず、たったひとつの矛盾さえも生理的に見逃すことのできない誠実な正直者、つまりこのぼくは、6月、人類最強の請負人・哀川潤に、およそ問答無用に引き連れられて、高名なお嬢様学校であるところの私立澄百合学園へと向かうことになった。そして事件はその学園の中で起きる。それは巻き込まれたと言えるかもしれないし、また、自ら渦の中へと飛び込んだと言えるかもしれない。まあ別に、どう言い、どう言いつくろったところで、それはきっと意味がないのだろう。だって起きた事件自体が、そもそも戯言みたいなものだったのだから――戯言シリーズ第3弾
“ぼく”が学園で見た惨劇は――
知らない誰かと仲良くするためには絶対に守らなければならない約束がひとつだけ存在する。その約束とは、相手に対して常に友愛の情を持つことだ。つまるところそれがどういうことかといえば、知らない誰かと仲良くすることなんて結局は不可能だという意味なのだろう。いや、そもそも、知らない誰かと仲良くしようだなんて考え自体が常軌を逸しているとしか思えない。絵空事を語ることさえ自らに許さず、たったひとつの矛盾さえも生理的に見逃すことのできない誠実な正直者、つまりこのぼくは、6月、人類最強の請負人・哀川潤に、およそ問答無用に引き連れられて、高名なお嬢様学校であるところの私立澄百合学園へと向かうことになった。そして事件はその学園の中で起きる。それは巻き込まれたと言えるかもしれないし、また、自ら渦の中へと飛び込んだと言えるかもしれない。まあ別に、どう言い、どう言いつくろったところで、それはきっと意味がないのだろう。だって起きた事件自体が、そもそも戯言みたいなものだったのだから――戯言シリーズ第3弾
- 本の長さ298ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/8/12
- 寸法10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-104062761335
- ISBN-13978-4062761338
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/8/12)
- 発売日 : 2008/8/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 298ページ
- ISBN-10 : 4062761335
- ISBN-13 : 978-4062761338
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 54,564位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビューする(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (ISBN-13: 978-4061826816 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Word word word word word word word word
2006年1月23日に日本でレビュー済み
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学園を舞台にした話です
この巻は三巻ですので今から読もうと思われてる方は
一巻のクビキリサイクルから読んでください
主人公いーちゃんの戯言が多い為、話が前に進みにくいですが
その戯言が好きな人は毎度のごとく充分楽しめる作品です
トリックなどはあまり難解ではないですが、それを差し引いても
この雰囲気が良いのでおもしろいですよ
この巻は三巻ですので今から読もうと思われてる方は
一巻のクビキリサイクルから読んでください
主人公いーちゃんの戯言が多い為、話が前に進みにくいですが
その戯言が好きな人は毎度のごとく充分楽しめる作品です
トリックなどはあまり難解ではないですが、それを差し引いても
この雰囲気が良いのでおもしろいですよ
2014年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
西尾維新の書く独特の主人公。
狂った(狂いそうで踏みとどまっている)性格の主人公が抱く感情や行動、又名推理?が好きだったのだが今回はアクションの割合が多かった。
ただ私自身はそういったアクションも含め楽しく読めた。ただ赤とジグザグの戦いはさすがに反則だろって思いましたが。
全体としてやはり、各キャラクターの描写が独特であり日常に見えて非日常的な世界観を楽しめた。
狂った(狂いそうで踏みとどまっている)性格の主人公が抱く感情や行動、又名推理?が好きだったのだが今回はアクションの割合が多かった。
ただ私自身はそういったアクションも含め楽しく読めた。ただ赤とジグザグの戦いはさすがに反則だろって思いましたが。
全体としてやはり、各キャラクターの描写が独特であり日常に見えて非日常的な世界観を楽しめた。
2005年12月13日に日本でレビュー済み
戯言シリーズ三作目。
これは今迄のミステリーよりもコメディー重視です。
コメディーとしてはもう笑いが止まらないほど面白いのですが、
シリーズ一作目と二作目を読んでいないと詰まらない部分が大半を占めると思われます。
私は一作目と二作目を読んでからこの三作目を読んだので、大変面白く読めました。
シリーズの他の作品と比べると短い作品なので、
コメディーだと思っていたらシリアスな場面に変わり、
シリアスな場面だと思っていたらコメディーに変わっている、
そんな作品です。
前作品二つと比べるとアクションが多いですね。
シリーズが回を重ねる毎にアクションが増えていくようです。
これを読み終わったら学校なんて行きたくなくなります。
えっ、もう行きたくないって?
なら行きたくなります。
何故か知りたい方は作品の方を書見してみてください。
これは今迄のミステリーよりもコメディー重視です。
コメディーとしてはもう笑いが止まらないほど面白いのですが、
シリーズ一作目と二作目を読んでいないと詰まらない部分が大半を占めると思われます。
私は一作目と二作目を読んでからこの三作目を読んだので、大変面白く読めました。
シリーズの他の作品と比べると短い作品なので、
コメディーだと思っていたらシリアスな場面に変わり、
シリアスな場面だと思っていたらコメディーに変わっている、
そんな作品です。
前作品二つと比べるとアクションが多いですね。
シリーズが回を重ねる毎にアクションが増えていくようです。
これを読み終わったら学校なんて行きたくなくなります。
えっ、もう行きたくないって?
なら行きたくなります。
何故か知りたい方は作品の方を書見してみてください。
2005年12月11日に日本でレビュー済み
人の期待には答えない。騙し合いの信頼をするんなら一人になって死んだほうがましだ
そうは言っても、一人で生きられる人は決していない。いーちゃんの心は、それを知っていても決して表に出さない。騙す人、ダマサレル人。
そんな人達が、姫ちゃんのような人に多分、弱い。
ある意味、姫ちゃんの役割は多分、語り部よりも大きいと思う。
そうは言っても、一人で生きられる人は決していない。いーちゃんの心は、それを知っていても決して表に出さない。騙す人、ダマサレル人。
そんな人達が、姫ちゃんのような人に多分、弱い。
ある意味、姫ちゃんの役割は多分、語り部よりも大きいと思う。
2006年6月28日に日本でレビュー済み
戯言シリーズ三作目。澄百合学園、通称クビツリハイスクールを舞台にある生徒の脱出計画に力を貸すこと(ハメ)になったいーちゃん。本作はシリーズ上では箸休め的な番外編らしい。が、そんなことは関係なくやっぱりおもしろかった。
今回もベースは殺人事件だがバトルの要素も。強いやつが多かったし。まあ、トリックはあっけないものだったが(自分は密室殺人のトリックが解らなかったが…)。
見所はなんといっても人類最強の赤色。なんかもう少年漫画の主人公のようなおきまりのかっこよさ。無茶苦茶だけどいい人。今回の主役は間違いなく哀川潤だろう。
それと小ネタが多い。前作を読んだほうが楽しめるパロディやコントのような場面もあり。個人的にテンションの高い看護婦が好き。
ページも薄めでサクッと楽しめる話。でも色々と考えさせてくれるはず。
今回もベースは殺人事件だがバトルの要素も。強いやつが多かったし。まあ、トリックはあっけないものだったが(自分は密室殺人のトリックが解らなかったが…)。
見所はなんといっても人類最強の赤色。なんかもう少年漫画の主人公のようなおきまりのかっこよさ。無茶苦茶だけどいい人。今回の主役は間違いなく哀川潤だろう。
それと小ネタが多い。前作を読んだほうが楽しめるパロディやコントのような場面もあり。個人的にテンションの高い看護婦が好き。
ページも薄めでサクッと楽しめる話。でも色々と考えさせてくれるはず。
2019年1月5日に日本でレビュー済み
中二病全開のシリーズ。そもそも「戯言」なんて普段使わない言葉の選択から、嫌悪感を覚える人もいると思う。言葉の使い方から、無理矢理な登場人物のキャラやら、屁理屈をこねる冗長な展開まで、見事なもの。だがジャンクフードみたいなもので、手軽に読めるし、そういう小説だと割り切ればエンタメ度は高い。スプラッタだけど、気分の悪くなるような描写はない。
ただ一応謎解きミステリ成分に主張のあった前2作に比べて、異能力者のバトルものと化した今巻は呆気にとられてしまった。こんな人間離れした殺害方法で密室を構成し大量虐殺してしまうとは……そして私には理解不能だったのが、殺害の動機。と、言うか犯人のみならず、語り手も「人類最強の請負人」も、殺された生徒達も、作者の妄想の中で動いてるだけでその心理は不可解だ。
ケチを付けるばかりではいけない。「こりゃ、ひでえな」と心の中で突っ込みを入れながら、数時間で読み終えてしまったように、面白いのは確かなのである。語り手は名前も明かさず、たびたび出て来る玖渚友との過去も明かされないのは、想像を掻き立て、シリーズものを書くテクニックだなと感じる。シリーズものは全部読む主義の私としては、苦笑しているところだ。でも本書を読む前に古本屋で見かけた第6巻を買ってしまったからなあ……
ただ一応謎解きミステリ成分に主張のあった前2作に比べて、異能力者のバトルものと化した今巻は呆気にとられてしまった。こんな人間離れした殺害方法で密室を構成し大量虐殺してしまうとは……そして私には理解不能だったのが、殺害の動機。と、言うか犯人のみならず、語り手も「人類最強の請負人」も、殺された生徒達も、作者の妄想の中で動いてるだけでその心理は不可解だ。
ケチを付けるばかりではいけない。「こりゃ、ひでえな」と心の中で突っ込みを入れながら、数時間で読み終えてしまったように、面白いのは確かなのである。語り手は名前も明かさず、たびたび出て来る玖渚友との過去も明かされないのは、想像を掻き立て、シリーズものを書くテクニックだなと感じる。シリーズものは全部読む主義の私としては、苦笑しているところだ。でも本書を読む前に古本屋で見かけた第6巻を買ってしまったからなあ……
2005年11月11日に日本でレビュー済み
いまま生きてた中でいちばんいいです!
これから戯言シリーズを読む人はこの作品からよんでも大丈夫です!
とにかく色々な世代の人にこれを知ってもらいたいです!
これから戯言シリーズを読む人はこの作品からよんでも大丈夫です!
とにかく色々な世代の人にこれを知ってもらいたいです!