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新版 偽造・贋作・ニセ札と闇経済 (講談社文庫) 文庫 – 2008/9/12
門倉 貴史
(著)
増加するニセモノでわかる闇経済のしくみ!経済学的な観点から、なぜこれほどまでに「ニセモノ」商品が氾濫するのか解明する。ヴィトンやエルメスなどの「ニセモノ」はどう作られ、どう流通しているのか!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/9/12
- ISBN-104062761459
- ISBN-13978-4062761451
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/9/12)
- 発売日 : 2008/9/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 272ページ
- ISBN-10 : 4062761459
- ISBN-13 : 978-4062761451
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,187,730位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年神奈川県生まれ。エコノミスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、銀行系シンクタンクの研究員となり、日本経済研究センター、東南アジア経済研究所 (シンガポール)へ出向。2002年に生保系シンクタンクに移籍し、経済調査部主任エコノミストとしてアジアやBRICs諸国についての論文を数多く発 表。’06年にBRICs経済研究所代表に就任。同志社大学大学院非常勤講師(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『ゼロ円ビジネスの罠』(ISBN-10:4334035833)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2004年3月に刊行された講談社+α新書に新しい情報を加え文庫本化したもの。
ブランドの「ニセモノ」、絵画の「ニセモノ」、お札の「ニセモノ」といった、
ニセモノマーケットを巡り歩く、裏経済ツアーといえばよいのでしょうか。
「ニセモノ」について、その発生原因と影響、需要と供給等についてまじめな
経済学的分析をおこなっていますが、やはりこの部分は主題ではないようです。
裏経済は門倉氏の得意ジャンルの一つで、かなり改編されているものの、全体に
題材はやや古いものが多く、去年から続いている食品等の「偽装」の問題の本では
ありませんので、その点はお間違えないように。
ブランドの「ニセモノ」、絵画の「ニセモノ」、お札の「ニセモノ」といった、
ニセモノマーケットを巡り歩く、裏経済ツアーといえばよいのでしょうか。
「ニセモノ」について、その発生原因と影響、需要と供給等についてまじめな
経済学的分析をおこなっていますが、やはりこの部分は主題ではないようです。
裏経済は門倉氏の得意ジャンルの一つで、かなり改編されているものの、全体に
題材はやや古いものが多く、去年から続いている食品等の「偽装」の問題の本では
ありませんので、その点はお間違えないように。
2010年4月17日に日本でレビュー済み
門倉貴史氏の幅広い執筆範囲に驚かされながら本書も読了しました。本職のBRICs経済研究所に係る書籍も内容の濃い書でしたし、ワーキング・プアに対しては豊富な実例を挙げて、有効な提案をしていました。「ヨイショ」では、会社組織で生きる人生訓、処世術の集大成のように受け取りました。
そして今作では「ニセモノ」をテーマにしています。
はじめにで、近年話題になった食品儀装事例を列挙しています。忘れていることもありますが、いかに多くの「ニセモノ」が世に出回っているかの証明のようです。
本書は2004年3月に講談社プラスα新書から発売された同名の書に最新の情報を加えて改訂し、文庫版としたものだ、と書かれていますが、通読して古さを感じさせない内容でした。
個人的には、第4章の「絵画のニセモノ」の記述が参考になりました。6枚のニセ「モナ・リザ」も興味深かった内容でした。フェルメールのニセモノ事件は有名ですが、分かりやすくその顛末について記されていますので、美術ファン以外の人も関心を呼ぶことでしょう。美術作品の真贋を見分ける難しさがここにでています。サルバドール・ダリのニセモノが日本で大量に出回った理由は面白かったです。なるほどそれなら「ニセモノ」の大量流通も仕方がないと思えました。
その他、有名ブランドのニセモノでの巧妙な偽造の過程と流通の広がりは確かに経済的な問題でもありました。なぜニセモノがこれほど氾濫するのか、究極のニセモノ・ニセ札、アジアのニセモノ・マーケットなど、よく調査がなされていました。
そして今作では「ニセモノ」をテーマにしています。
はじめにで、近年話題になった食品儀装事例を列挙しています。忘れていることもありますが、いかに多くの「ニセモノ」が世に出回っているかの証明のようです。
本書は2004年3月に講談社プラスα新書から発売された同名の書に最新の情報を加えて改訂し、文庫版としたものだ、と書かれていますが、通読して古さを感じさせない内容でした。
個人的には、第4章の「絵画のニセモノ」の記述が参考になりました。6枚のニセ「モナ・リザ」も興味深かった内容でした。フェルメールのニセモノ事件は有名ですが、分かりやすくその顛末について記されていますので、美術ファン以外の人も関心を呼ぶことでしょう。美術作品の真贋を見分ける難しさがここにでています。サルバドール・ダリのニセモノが日本で大量に出回った理由は面白かったです。なるほどそれなら「ニセモノ」の大量流通も仕方がないと思えました。
その他、有名ブランドのニセモノでの巧妙な偽造の過程と流通の広がりは確かに経済的な問題でもありました。なぜニセモノがこれほど氾濫するのか、究極のニセモノ・ニセ札、アジアのニセモノ・マーケットなど、よく調査がなされていました。
2008年10月13日に日本でレビュー済み
2004年に刊行された本に加筆したとのことですが、本書のテーマに沿った事例は最近の方が豊富であり、説得力のある内容となっています。また多くの統計数値も最新のものに改められていて、古さを感じさせる内容ではありません。
ブランド、絵画、ソフトウェア、紙幣などのニセモノについて解説しながら、それがどのように経済的に影響するのかを説明しています。「悪貨は良貨を駆逐する」といった説明もさらりと分かりやすくこなしています。
またブランドものには興味かなかったという著者の変身ぶりにもなかなか面白いものがあります。
ブランド、絵画、ソフトウェア、紙幣などのニセモノについて解説しながら、それがどのように経済的に影響するのかを説明しています。「悪貨は良貨を駆逐する」といった説明もさらりと分かりやすくこなしています。
またブランドものには興味かなかったという著者の変身ぶりにもなかなか面白いものがあります。