何ともいえない不思議な雰囲気が漂うのが良い。
ちょっと軽めの倉橋由美子のような感じ。
姉と弟の出くわす不可思議な世界が、現実世界と過不足無く噛み合っているというか、
自然と物語世界の中に引き込まれる。
伝説と言うほどでもない普段の風習・慣習・言い伝え、
思いつきのようなものが渾然一体となって、
柔らかく明るい冥界の光に包まれたかのような短編集。
こんな風に生きて行けたら・・・。
逝ってしまった人の往還を身近に感じながらゆるゆると日常生活を送るのだ。
ふとした偶然は目に見えない力の必然の中で巡る、ある種の守りの中で。
読後感、何とも風情のあるひとときを過ごしたことを実感できる一冊。
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箪笥のなか (講談社文庫) 文庫 – 2008/9/12
長野 まゆみ
(著)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/9/12
- ISBN-104062761521
- ISBN-13978-4062761529
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/9/12)
- 発売日 : 2008/9/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062761521
- ISBN-13 : 978-4062761529
- Amazon 売れ筋ランキング: - 292,029位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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