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あわせ鏡に飛び込んで (講談社文庫) 文庫 – 2008/10/15

3.3 5つ星のうち3.3 15個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/10/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/10/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 416ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062761653
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062761659
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 15個の評価

著者について

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井上 夢人
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1982年「岡嶋二人」で第28回江戸川乱歩賞、第39回日本推理作家協会賞、第10回吉川英治文学新人賞を受賞。

1989年に「岡嶋二人」解散。

1992年「井上夢人」としてソロデビュー。

最新刊は『魔法使いの弟子たち』講談社。

Facebook公式ページ「井上夢人ですっ!」

http://www.facebook.com/yumehitodesu?sk=app_147983078607823

カスタマーレビュー

星5つ中3.3つ
5つのうち3.3つ
15グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岡嶋二人から読んでいるとどうしても期待値が上がってしまう。
もしかしたらこの評価はほかの作家さんから見たら辛いかもしれない。

もっと書いて欲しい作家さんです。
2020年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1億円を盗み、遺体を隠す主人公と妻の騙し合いを描いた千載一遇という作品の先が読めない展開が面白く気に入った。
2010年8月31日に日本でレビュー済み
この本を古本屋さんで見つけて、はじめて井上夢人さんを知りました。

30ページから40ページの短編が10本入っていて、
とてもすっきりとした読後感があります。

私としては星新一さんと(黒)乙一さんを足して2で割った印象を受けました。
違和感なくその世界へ溶け込め、またすっと現実へ戻った時の恐怖。
毎回ラストが秀逸で、後腐れがありません。

主人公の心境、その後を想像すると、背中がぞくぞくします。
猛暑の中でミステリー、納涼にぴったりです。
2011年9月30日に日本でレビュー済み
気の進まないままパーティに出席した城所病院の院長城所優一は、主催者である天沼稔に声を
かけられる。城所病院で死んだ妻の死因に疑問を持つ天沼は、言葉巧みに城所をアトリエに誘い
真相を聞きだそうとする。だが、城所は決して真実を語ろうとはしなかった。ついに天沼は最後の
手段に出た・・・。表題作「あわせ鏡に飛び込んで」を含む10編を収録。

軽いミステリーという感じだが、星新一さんのショートショートのような独特の味わいの話もある。
「ノックを待ちながら」の話は、読み手に強烈な余韻を残す。「いったいどうするのだ!?」と叫び
たくなる。「あなたをはなさない」では、愛する男と別れたくないという執念にも似た女心の恐ろしさを
見せつけられる。「さよならの転送」は、携帯電話がそれほど普及していなかった頃に描かれた話
なので今読むとちょっと古臭い感じもするが、アイディアが面白かった。どの話も巧みな展開で、
サラリと読める。ラストのまとめ方もすっきりとしていて、読後感も悪くなかった。まあまあ楽しめる
作品だと思う。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月19日に日本でレビュー済み
 著者が岡嶋二人から独立した頃から数年間にわたって書かれた10の短篇をまとめたもの。文庫オリジナルで、収録作品の初出は以下のとおり。

☆「あなたをはなさない」 週刊ポスト(1992年9月4日号)
☆「ノックを待ちながら」 別冊小説現代(1992年6月増刊号)
☆「サンセット通りの天使」 IN☆POCKET(1994年7月号)
☆「空部屋あります」 小説すばる(1993年8月号)
☆「千載一遇」 オール讀物(1993年11月号)
☆「私は死なない」 海燕(1994年新年号)
☆「ジェイとアイとJI」 小説推理(1992年11月号)
☆「あわせ鏡に飛び込んで」 JIGPUZZ BOOKS(1992年)
☆「さよならの転送」 小説現代(1995年3月号)
☆「書かれなかった手紙」 アンソロジー『やっぱりミステリーが好き』(1990年6月)
 巻末に、井上夢人と大沢在昌の特別対談を掲載。

 主人公にとってまるで悪夢のような出来事であるとか、疑心暗鬼にとらわれた主人公の不安をテーマにした話であるとか・・・。対談で大沢在昌も言っていたけど、どこに連れて行かれるのか分からない妙味がありましたね。ただ、執筆されてから10年以上経っていることもあり、正直、新鮮味はなかったなあ。岡嶋二人時代からのファンということもあり、著者にはもっとバンバン書いてほしいです。

 面白かった作品は、留守番電話をモチーフにした「さよならの転送」、パソコン通信が主要材料のひとつになっている「ジェイとアイとJI」、このふたつ。前者は、伏線の大胆不敵な提示と、その生かし方がキマっていたこと。後者は、パソコン通信への郷愁と、2台のパソコンが会話するっていうSF風の映像に惹かれたこと。そこに魅力を感じました。

 最後にもう一度、次の文章、ゴシック太文字で →→→ 井上夢人様。この次は新しい作品を書いて、どうか読ませてくださーい。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月9日に日本でレビュー済み
表題作を含む10編の短編集で,収録作はすべて90年代に発表されたものです.

『男と女』を扱った編が多く,サスペンスのようなゾッとする結末であったり,
ブラックな雰囲気の漂う,なんとも言えないあと味の悪さや切なさが印象的です.
また,コンピュータや珍しいアイテムの出てくる編などは星新一さんの作品に近く,
これら以外にも粒が揃っていて,笑えないと思いつつもついニヤリとしてしまいます.

ほかにも,各編の冒頭には執筆時のエピソードが現在の視点から添えられおり,
巻末のほうでは大沢在昌さんとの対談を収録.こちらも当時ことを振り返りつつ,
お互いの作品評や小説観,作品の生み出し方などが語られているのが興味深いです.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月8日に日本でレビュー済み
表紙の奇妙な絵に魅せられて購入。内容的にヒヤヒヤとしながらもさらさらとページをめくらせてくれます、また独特の読後感がありますね。
私的には何となくですが「世にも奇妙な物語」を見ているかのような錯覚に陥りました。
奇妙な世界…でもないのですがね(汗)

なかなか面白いですよ。
短編なので区切り区切り読めるという点もお気に入りの一つですね。