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小説 金融庁 (講談社文庫) 文庫 – 2008/11/14

4.1 5つ星のうち4.1 90個の評価

「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松嶋哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で――。巨大化した組織の闇。金融庁vs.銀行。企業統治(コーポレートガバナンス)の心はどちらに。


こんな検査官がいれば……
サブプライム、株価暴落、為替相場の乱高下。世の中は金融不況!

「銀行が嫌いだから、金融庁に入った」。まじめで、公正。最も信頼される金融庁検査官、松嶋哲夫。ある日、大合併による綻びが噂される大東五輪銀行の怪文書が届く。哲夫に下った、そのメガバンクへの査察命令。しかもそこは弟が勤める銀行で――。巨大化した組織の闇。金融庁vs.銀行。企業統治(コーポレートガバナンス)の心はどちらに。

※本書は2006年6月、実業之日本社より『霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語』として刊行されたものを改題し、文庫化したものです。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/11/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/11/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 448ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062761963
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062761963
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.7 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 90個の評価

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江上 剛
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年11月16日に日本でレビュー済み
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金融庁・・・・。
当時の事柄が本当によくえがけてますよね。
2010年11月4日に日本でレビュー済み
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面白かったが、金融庁の検査員はもっときついはずなので、現実身にかけたのが4つ星にさせた原因。
負債を取締役等に抱えてもらうとこまで、小説で書いてくれると相当面白いと思えた。
もう少し責務について内容が濃ければもっとアグレッシブに読書が出来た気がして、せっかくのタイトルが
勿体無い気がする。
総合的には良いと思う。
金融関連はこれから山場を迎えるので、益々期待感が沸いてきて、購買意欲が増してくる小説をもっと
読みたくなる一品であった。
2014年3月28日に日本でレビュー済み
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他の方のレビューにあります通りリアルさはあると思いますが、読後の印象があまり残らない点、もう一つ物足りない感じがします。
2017年8月17日に日本でレビュー済み
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amazonで検索して気になったのが、『小説 金融庁』でした。
最初に江上剛氏の小説を読むなら、これかな?と勝手に決めて購入しました。

池井戸潤氏の小説では悪役にされていた金融庁が、この小説では金融行政を正常化させる役廻り。
本来、こうであるべきなのだろう。。。

作者は違えど、鍵になるのが人間同士の心の繋がりとなっているのが、とても私好みの小説でした。
金融庁の正義と、大東五輪銀行の倉敷専務の正義の戦いを描いた、読み応えのある内容でした。

また、江上剛氏の他の作品も購入してみたいと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月9日に日本でレビュー済み
 2006年の小説。父を自殺で亡くした松嶋哲夫と直哉兄弟が主人公。哲夫は金融庁のノンキャリ検査官で、父を自殺に追いやった銀行にはいい感情をもっていない。少し年の離れた弟の直哉は、父の自殺は幼くて覚えていない。直哉は大東五輪銀行の新宿支店副店長を経て広報部次長までトントン拍子で出世するエリート銀行員である。直哉は、専務の倉敷に目をかけられている。大東銀行はたぶん東海銀行で、五輪銀行はたぶん三和銀行。大東五輪銀行はたぶんUFJ銀行がモデル。ちなみにUFJは東京三菱に吸収合併され、東京三菱UFJ銀行になるのだが、本書もその流れは同じ。
 大東と五輪の合併後は、五輪銀行が主導権を握り、大東銀行を見下す風潮がある。新宿支店長の柿内(五輪出身)は直哉の後任の副支店長野呂(大東出身)をいびる。大東の取引先にも冷たい。取引先に厳しくなるのは金融庁が不良債権を減らせというから、というのが銀行の言い分。金融庁は、銀行をいったんは信頼したが結局先送りばかり、という銀行不信感をもっている。
 銀行は、収益が一定程度落ちると、金融庁のルールで経営陣は責任を取らされる。立岡頭取を支え、次の頭取を狙う倉敷にとって、金融庁の特別検査をどうやって乗り切るかは大問題。倉敷は、かつて哲夫の上司の井上を陥れることで銀行を守り切ったという過去もある。哲夫は、井上についてのわだかまりもかかえつつも、あくまでもルールに則って検査する。
 取引先が要注意先に格下げされると引当金の積み増しが必要になり、そうなると金融庁のルールにひっかかってしまい、経営責任をとらされる。それを避けるために大東五輪銀行は帳簿改ざんに手を染める。しかし、野呂など旧大東系の裏切り(内部告発)もあり、銀行は追い詰められていく。倉敷の部下であるが正義感の強い直哉は悩む。薮内大臣(竹中平蔵?)は、大東五輪の吸収合併も辞さずという強硬策をちらつかせる。最後は、直哉は倉敷と対立する。倉敷は経産省のパイプを生かしてなんとか財務諸表をとりつくろってしのぎきったかに見えるが、金融庁は監査法人に手を回し、改ざん決算を認めさせず、ついに倉敷は万事休す。倉敷は逮捕され、直哉は企業再建専門の投資ファンドに転職し、大東五輪は吸収合併される。
 一冊でギュッとまとめられているので重層感はあまりないけれども、セリフ部分が多く、登場人物もそれほど多くなく、スジも明快なので読みやすい。
2017年3月27日に日本でレビュー済み
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金融庁検査官対銀行専務の終わりなき戦いを検査官である兄と銀行前副支店長という兄弟を中心に銀行検査に対する壮絶な物語である。
構成、描写ともに優れた作品である。
一般文学通算1052作品目の感想。2013/08/25 21:20
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年6月28日に日本でレビュー済み
本書はUFJ銀行が、問題を隠しながら金融庁検査を受け、結局は
東京三菱銀行に経営統合されるに至る経緯を、金融庁のノンキャリア
の検査官を主人公にして描いた物語である。フィクションであり、
銀行は実名では登場しないが、この種の小説によくあるように
似た名称を使っているため、あぁこれはみずほ銀行で、これは
昔の太陽神戸銀行、こっちは破綻した北海道拓殖銀行のことか、
などと考えながら読める。
銀行への公金投入や再編成については、そのような経済情勢の
大きな変化とは無縁の業界に勤めていたため詳しく知らなかった
が、本書を読みながら、あぁそういえばそんな事件があったなあ、
料亭の女主人のせいで信用金庫がダメになったっけ、とか、この
巨大スーパーはダイエーのことか、などと思いながら当時を思い出し
ながら読んだ。
金融庁と言えば、半沢直樹のドラマに登場したような、銀行イジメ
をすることを楽しんでいるような集団というイメージがあったが、
本書に登場する検査官たちは、ルールに則って、不正をゆるさず、
銀行のみならず、関係企業や預金者を守るために働いている姿が
立派であった。実際にはどうなのだろうか、わからないが。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年12月2日に日本でレビュー済み
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 金融庁と銀行の抗争を描いたが、それでは銀行は誰のためのものなのか、組織のトップが
変われば解決なのか? 膨大な税金の投入、膨大な倒産、失業者のことなどにも、金融庁も、銀行の責任などにも、作者の視線がまったく感じられなかった。  それでも、現在の安倍内閣の財務大臣と金融庁の大臣の兼務が、極めておかしいという、批判は出ていて良かったと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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