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御暇 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫) 文庫 – 2008/11/14

3.7 5つ星のうち3.7 2個の評価

その疾さ、佐伯泰英!
長崎、江戸、伊那。めまぐるしく舞台は回る。愛しき人の想いを胸に、武士の矜持を貫け!
『黙契』『御暇』 シリーズ初の2冊同時刊行

無敵の南蛮剣(クレイモア)を玲奈の母から譲り受け、日本人だけで江戸を目指す観光丸で藤之助は長崎を後にする。当主の見違える偉丈夫ぶりに、腰を抜かす座光寺家江戸屋敷の面々。縁談の持ち上がった文乃を連れ、藤之助は懐かしき故郷へ……。幕末を駆ける快男児を描く人気シリーズ、怒濤の2冊同時刊行!!〈文庫書下ろし〉

講談社創業100周年記念出版

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/11/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/11/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 336ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062762110
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062762113
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 2個の評価

著者について

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佐伯 泰英
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佐伯泰英(さえき・やすひで)

1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。

闘牛カメラマンとして海外で活躍後、国際的スケールの小説・ノンフィクション作品を手がける。99年、初の時代小説『密命―見参! 寒月霞斬り』を発表、迫力ある剣戟シーンと人情味あふれる庶民を描き、時代小説の旗手として高い評価を得る。以降、数々の人気シリーズを抱えるベストセラー作家に。

主な著書に、「密命」「居眠り磐音 江戸双紙」「吉原裏同心」「鎌倉河岸捕物帖」「古着屋総兵衛影始末」「酔いどれ小籐次留書」「交代寄合伊那衆異聞」シリーズなど多数。

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
2グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年12月29日に日本でレビュー済み
「御暇」という通り、長崎での暮らしを御暇した座光寺藤之助がいよいよ江戸へと戻って来ます。勿論、そう簡単に江戸に帰ってくるわけにはいかず、長崎では最愛の女性・玲奈との結婚式もあれば、彼をキリシタン取り締まりの邪宗改めに売ろうとする人間を一人片付けなくてはならなかったりと色々あるわけですが、それも無事終わり、いよいよ本拠地の江戸へと主人公は戻っていきます。
 その主人公に、今巻からは新しい武器が与えられます。
 クレイモアという巨大な剣がそれです。日本刀ではなく、両刃打ちの西洋刀で日本刀の倍くらいの長さを持ち、扱う人次第では人馬ごとそのままぶった切るような豪刀です。刃渡りが四尺ですから、1メートル30センチ強、柄を入れると1メートル80センチほどの巨大なこの刀を藤之助はふりまわすことになります。乱戦の剣である「天竜暴れ水」と舞いのような剣も持ちつつ、なおかつ小鉈、44マグナムまで使いこなす主人公は、或る意味すでにランボーのような歩く武器庫となっています。正直、やり過ぎです。時代劇、武士ものとして読んでいくとやっぱりどうしても違和感が出ちゃうと思います。
 ただ、この物語は背景が明治維新直前の激動の時代なので、主人公がただの剣客だけではなく、時代そのものを反映していく人物であるという設定だから、こういう無茶もまた著者の狙い通りなのかも知れません。恋にも奔放、武器も自在、身分も幕臣でありながら将軍家の最後を看取るお役目を持ち、と通常ではない主人公の物語です。