やっぱり、スカーペッタ・シリーズを待っています。
確かに面白いのですが、どうしても比べてします。
連載ものだから、尺などの規制があるので、コーンウェルの絵が描けそうなくらいの描写力は活かされていません。
事件解決そのものは難しいことではないのでしょうが、
いわゆる「政治」が絡むので、すんなり解決はされません。
いまいち入り込めなくて残念です。
ガラーノは魅力的なように書かれていますが、私には、これまたいまいちです。
アメリカで昨年12月に「スカーペッタ」が発売されました。
かなり評価がいいので、期待します。
今年の年末が楽しみです。
そんなに厚くないので、薄い上下巻にせず、分厚い1冊で…出版不況だからムリか…
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前線 捜査官ガラーノ (講談社文庫 こ 33-28) 文庫 – 2008/12/12
パトリシア・コーンウェル
(著),
相原 真理子
(翻訳)
今から45年も前に起きた殺人の再捜査を命じられたガラーノ。被害者は有名な「ボストン絞殺魔」の最初の犠牲者である可能性もあるというが、州警察側を代表して、地方警察の連携組織・FRONTのメンツをつぶす役目も負わされているようだ……。秀でた容姿と明晰な頭脳を持つ新ヒーロー、第2の事件。
- 本の長さ242ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/12/12
- ISBN-104062762226
- ISBN-13978-4062762229
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商品の説明
著者について
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。 その他の作品に、正義感あふれる女性警察署長とその部下たちの活躍を描いた『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、未解決事件に科学捜査で挑む『捜査官ガラーノ』シリーズ、7億円の私費と現代科学の粋をかけて 切り裂きジャック″の正体に迫ったノンフィクション『真相』など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/12/12)
- 発売日 : 2008/12/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 242ページ
- ISBN-10 : 4062762226
- ISBN-13 : 978-4062762229
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,120,173位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月3日に日本でレビュー済み
第1話を読んでいない人には、☆2つと言うか、読めないと思うなぁ。連載モノだから、それでいいと言えばいいのかもしれないけど、例えば池波正郎のの
剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)
(例えとしては変ですがぁ)の場合、つい途中で読んだら、どうしても最初から読みたくなる魅力がありますね。その途中のも十二分に楽しめて。
でも、このガラーノシリーズ。正直、コーンウエルのフアンで、だからガラーノ第1話を読んだ、そういう読者しか、まず読まないな。
単独の作品としては、非常に荒くって気ぜわしく、また荒い気がします。
多分シリーズ最後まで読み続けると何か違う印象なのかもしれませんが、さて、コーンウエルフアンの自分も、自信はないなぁ、最後まで付き合う。
ま、とは言え、コーウエルフアンとしては、読むでしょね。
でも、このガラーノシリーズ。正直、コーンウエルのフアンで、だからガラーノ第1話を読んだ、そういう読者しか、まず読まないな。
単独の作品としては、非常に荒くって気ぜわしく、また荒い気がします。
多分シリーズ最後まで読み続けると何か違う印象なのかもしれませんが、さて、コーンウエルフアンの自分も、自信はないなぁ、最後まで付き合う。
ま、とは言え、コーウエルフアンとしては、読むでしょね。
2009年8月29日に日本でレビュー済み
すぐに読める翻訳ミステリと言えば、これでしょう。マサチューセッツ州警察捜査官、ウィン・ガラーノの活躍するシリーズ第二作。上司の命令で45年前のイギリス人女性の殺害事件を捜査することになったガラーノだが。
「コールド・ケース」を扱うのなら、同じ版元の某作家のシリーズを思い浮かべてしまいますが、残念ながら、そこまでの深みはありませんでした。素材としては面白いのに、残念。
「コールド・ケース」を扱うのなら、同じ版元の某作家のシリーズを思い浮かべてしまいますが、残念ながら、そこまでの深みはありませんでした。素材としては面白いのに、残念。
2008年12月24日に日本でレビュー済み
前作の「捜査官ガラーノ」に引き続き、ニューヨーク・タイムズ・マガジンで連載していたもの。
軽いノリで、思考を要さずに流すように読むのであればそこそこ楽しめます。
が、それはストーリーで楽しむというよりも個性的な登場人物に由来する楽しさでしょう。
ガラーノシリーズ(シリーズ化されれば)は、しいて言えば1時間枠のドラマの台本と思って読めば納得、楽しめるでしょう。
が、この約230ページの使われかたには、読み手としてがっかり感が強くなっても結局は「連載物だから」であきらめている自分がいました。
検死官シリーズで複雑に絡み合ってしまった人間関係がどうにもならなくなっての、妙に軽いガラーノか?と訝ってしまいます。
軽いノリで、思考を要さずに流すように読むのであればそこそこ楽しめます。
が、それはストーリーで楽しむというよりも個性的な登場人物に由来する楽しさでしょう。
ガラーノシリーズ(シリーズ化されれば)は、しいて言えば1時間枠のドラマの台本と思って読めば納得、楽しめるでしょう。
が、この約230ページの使われかたには、読み手としてがっかり感が強くなっても結局は「連載物だから」であきらめている自分がいました。
検死官シリーズで複雑に絡み合ってしまった人間関係がどうにもならなくなっての、妙に軽いガラーノか?と訝ってしまいます。
2008年12月18日に日本でレビュー済み
コーンウェルの新シリーズ第2弾です。
主人公は、ウィンストン(ウィン)・ガラーノで、ジェロニモとも呼ばれています。この呼び名の由来は本編に登場します。
彼の上司は美貌の地区検事モニーク・ラモントです。
ウィンは、彼女に余り良く思われていないようですが・・・。
今回は、45年前の未解決事件(コールド・ケース)の捜索を命じられます。
この捜索を共にするのが、グルメショップのオーナーを本業という変わり種のスタンプ主任刑事です。
この本自身は、中編あるいは短編と言えるもので、「検屍官シリーズ」のように錯綜とした展開がある訳ではありません。むしろ、直線的に解決に向かってゆく感じがします。従って、サスペンスとしての面白さは今一かも知れませんが、ユニークな人物たちの生き生きとした描写が良いと思います。
でも、やはりコーンウェルは「検屍官シリーズ」です。
スカーペッタの活躍を早く読みたいと思います。
主人公は、ウィンストン(ウィン)・ガラーノで、ジェロニモとも呼ばれています。この呼び名の由来は本編に登場します。
彼の上司は美貌の地区検事モニーク・ラモントです。
ウィンは、彼女に余り良く思われていないようですが・・・。
今回は、45年前の未解決事件(コールド・ケース)の捜索を命じられます。
この捜索を共にするのが、グルメショップのオーナーを本業という変わり種のスタンプ主任刑事です。
この本自身は、中編あるいは短編と言えるもので、「検屍官シリーズ」のように錯綜とした展開がある訳ではありません。むしろ、直線的に解決に向かってゆく感じがします。従って、サスペンスとしての面白さは今一かも知れませんが、ユニークな人物たちの生き生きとした描写が良いと思います。
でも、やはりコーンウェルは「検屍官シリーズ」です。
スカーペッタの活躍を早く読みたいと思います。
2009年3月7日に日本でレビュー済み
ガラーノの前作より、失速した感は否めません。
みなさんが書かれているように、連載の制約のせいかもしれません。
その短さに対し、登場人物が濃すぎて、描かれ方が中途半端です。
せっかく、一人一人を主人公にして一作書けそうなくらいキャラ設定は面白いのに残念です。
制約を受けずに思い切り書きまくったガラーノ作品を読んでみたいです。
みなさんが書かれているように、連載の制約のせいかもしれません。
その短さに対し、登場人物が濃すぎて、描かれ方が中途半端です。
せっかく、一人一人を主人公にして一作書けそうなくらいキャラ設定は面白いのに残念です。
制約を受けずに思い切り書きまくったガラーノ作品を読んでみたいです。
2008年12月13日に日本でレビュー済み
数年前までの年末のミステリーファンのお楽しみは、コーンウェルの「検屍官」シリーズの相原真理子訳による日本語版の発売であった。しかし、コーンウェル自身がスカペタのネタが尽きたのか、新しい「捜査官・ガラーノ」シリーズを出してきた。本書は、その2作目。
2008年発表という事で、IT機器に時代の流れを感じる。ウィンは、日本では繋がりにくさで評判のあの"i-Phone"を使いまくっている。アメリカでは、サクサクと繋がっているようだ。
閑話休題、前作同様、美人の検事ラモントから依頼された迷宮入り殺人事件の掘り起こしを依頼されたウィン、今回はコンビを組むスタンプ"stump"なるニックネームを持つ食料品店オーナーでありながら、刑事でもある女性との仕事の合間のロマンスめいたお話が進行する。
そして、本来の現在の事件は、あっという間に事件は解決してしまうのだ。
第2作目にして、中篇ではあるが、なかなか面白くなってきたが、それにしても、コーンウェルのファンとしてはスカペタ・シリーズをもっともっと読みたいものである。
2008年発表という事で、IT機器に時代の流れを感じる。ウィンは、日本では繋がりにくさで評判のあの"i-Phone"を使いまくっている。アメリカでは、サクサクと繋がっているようだ。
閑話休題、前作同様、美人の検事ラモントから依頼された迷宮入り殺人事件の掘り起こしを依頼されたウィン、今回はコンビを組むスタンプ"stump"なるニックネームを持つ食料品店オーナーでありながら、刑事でもある女性との仕事の合間のロマンスめいたお話が進行する。
そして、本来の現在の事件は、あっという間に事件は解決してしまうのだ。
第2作目にして、中篇ではあるが、なかなか面白くなってきたが、それにしても、コーンウェルのファンとしてはスカペタ・シリーズをもっともっと読みたいものである。