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ふふふ (講談社文庫) 文庫 – 2009/1/15

3.9 5つ星のうち3.9 16個の評価

苦笑、失笑、嘲笑、哄笑――。世の中、笑い事ではないけれど、ぐるっと見回せばあちこちにつつきどころがあふれんばかり。言葉のもつ面白さ、政治と社会への溜め息、文化が受け継いで来たぬくもり……。シニカルながら温かい、著者ならではの視点が光る! 日々の思いを綴った現代版『徒然草』的エッセイ集。(講談社文庫)


世の中を、嘲いに嗤って笑い倒す当世の『徒然草』

苦笑、失笑、嘲笑、哄笑――。世の中、笑い事ではないけれど、ぐるっと見回せばあちこちにつつきどころがあふれんばかり。言葉のもつ面白さ、政治と社会への溜め息、文化が受け継いで来たぬくもり……。シニカルながら温かい、著者ならではの視点が光る! 日々の思いを綴った現代版『徒然草』的エッセイ集。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2009/1/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/1/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062762412
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062762410
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 16個の評価

著者について

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井上 ひさし
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昭和9年(1934)、山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語科卒。浅草フランス座文芸部兼進行係などを経て、戯曲「日本人のへそ」、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」などを手がける。47年「手鎖心中」で直木賞受賞、54年「しみじみ日本・乃木大将」「小林一茶」で紀伊國屋演劇賞、翌年読売文学賞戯曲賞を受賞。56年「吉里吉里人」で日本SF大賞、翌年読売文学賞小説賞を受賞。平成11年、菊池寛賞受賞。平成16年、文化功労者。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ボローニャ紀行 (文春文庫) (ISBN-13:978-4167111281 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なるほどと思いつつ読みました。井上ひさしさんの考え方がよくわかります。
2015年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
井上さんは もうお亡くなりになりましたが、
それでも時代を切り取り 井上流に読み解く力はスゴいです。
2012年8月19日に日本でレビュー済み
講談社の「小説現代」に連載されたエッセイ45本。「ふふふ」は「おもしろいなかにもまじめなことが含まれ、ユーモアの中にも怒りが含まれているような、そんな笑い」(解説:「ふふふ」とは、どんな笑いなのか? P.190)。

全体を通読すると、辛口の批評である。プロ野球の話題が結構多く、著者は殊のほか野球が好きらしい。それもスワローズが。ここでも辛口の批評は生きていて、コミショナーやオーナーをやり玉にあげ、もっと選手とファンを大切にせよ!と檄をとばしている。

「経営方針」のところで経営に失敗する12カ条というのが面白い(p.116)。全部はここに書けないが、'@どうにかなると考えていること、'Aそんなことは出来ないといって、改善しないこと、'B旧来の方法が一番よいと信じていること、などは、経営だけでなく、いろいろなことに応用可能である。

自らの過去を語った部分も貴重、お店で窃盗をしたことと、その店のおばさんの対処の仕方(「万引き」)、そして人生の3つの「分かれ道」。

林芙美子の半生の考証、「ハムレット」とチェホフの「かもめ」の類似性、東京裁判の西春彦資料、アーヴィングの歴史偽造資料などは著者ならではの余滴、参考になる。鋭い研ぎ澄まされた視点が随所にあって、自らの蒙が啓かれる思い。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おもわず、吹き出しそうな短編がたくさんあります。
毎日、少しずつ読んでいけるので、とてもいいです。
手軽な本でいいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月9日に日本でレビュー済み
■作家・劇作家井上ひさしによる『小説現代』連載エッセイの単行本化。45の随想が収められている。短く独立した文章なのでどこからでも読める。演劇と平和問題とプロ野球に関する文章がかなり多い。

■彼は昔、浅草フランス座(ストリップ劇場)の文芸部進行係をしていた人なので、当時の回想も登場。系統の劇場の文芸部員を集めて労組結成を画策しクビになったとの由。

■パ・リーグのプレーオフ制についてその導入前年に「愚策である」と断言し、「こんなことも分からないオーナー達がプロ野球を仕切っているのだから、見事なくらい哀れな話である」と書く。そして労働組合《プロ野球選手会》のストライキの際にも「オーナー達は自分を殿様のようなものだとうぬぼれており、選手を家来くらいにしか考えていない」と、選手会支援の論陣をはり、小気味良い。

■またテロリズムの背景を考察し、米国の身勝手さを批判。例えばアフガニスタン人の平均寿命が四十三・五歳で平均年収約2万2千円という現状を見つめ、富を少しは平均化することが世界の安全につながるのではないかと提起する。書評子も全く同感である。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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