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機巧館のかぞえ唄 (講談社文庫 は 78-6 名探偵夢水清志郎事件ノート) 文庫 – 2009/1/15
はやみね かおる
(著)
「わき目もふらずお読みなさい。童心に満ちたあのころに返って、妖しくも楽しい赤い夢を結ぶことができると、保証しよう。」――辻真先
シリーズ屈指の「本格指数」!
霧に包まれる機巧館(からくりやかた)。館に住む老推理作家は密室の書斎から煙のように消えた。机に残された『夢の中の失楽』という題名の推理小説。やがて作中のかぞえ唄の通りに見立て殺人が起きて……。どこまでが現実でどこまでが夢なのか。名探偵夢水清志郎をして、「謎を解くのが怖い」と言わしめた事件の真相とは!?
シリーズ屈指の「本格指数」!
霧に包まれる機巧館(からくりやかた)。館に住む老推理作家は密室の書斎から煙のように消えた。机に残された『夢の中の失楽』という題名の推理小説。やがて作中のかぞえ唄の通りに見立て殺人が起きて……。どこまでが現実でどこまでが夢なのか。名探偵夢水清志郎をして、「謎を解くのが怖い」と言わしめた事件の真相とは!?
- 本の長さ281ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/1/15
- ISBN-104062762552
- ISBN-13978-4062762557
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/1/15)
- 発売日 : 2009/1/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 281ページ
- ISBN-10 : 4062762552
- ISBN-13 : 978-4062762557
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,526,474位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年、三重県に生まれる。三重大学教育学部を卒業後、小学校の教師となり、クラスの本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書きはじめる。『怪盗道化師』で第三十回講談社児童文学新人賞に入選(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『おもしろい話が読みたい!(ワンダー編) (ISBN-13: 978-4062162166)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の時何度も読んで懐かしくて購入しました。子供向けではありますが、大人になってから読んでも楽しめます。どこからが夢なのか意識してもう一度読んでみたらまたトリックに気がついて二度楽しめると思います。併せて匣の中の失楽を読んでみるとまた面白いかもしれません。ぜひ推理小説好きの小中学生のみなさん挑戦してみて下さい。
2007年9月15日に日本でレビュー済み
原点は、悪霊ですね。。
虹北恭助の冒険で、出てきます。
でも。。。
ミーハーですね^^
虹北恭助の冒険で、出てきます。
でも。。。
ミーハーですね^^
2018年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時、マナカナ主演でNHK教育にてドラマ化もされていた「夢水清志郎シリーズ」。
小学生くらいの時に何作か読んだ記憶があるのですが、この作品だけ異様に記憶に残っていたため再読。
3部構成となっていますが、物語の中心は何と言っても「夢の中の失楽」でしょう。
「見立て殺人」についての新たな考え方や、「匣の中の失楽」へのオマージュなど、児童文学の枠組みを逸脱した著者自身の挑戦心が感じられる一作です。小学生だった僕は、そもそも「叙述トリック」なんてものが何か分からなかったし、ましてやフィクションにおける「脱構築」なんて知りようがありませんでした(今もよく分かっていないですが)。
大人になって読み返してみると、ところどころ展開に無理があって、推理小説としてのクオリティは決して高くないことに気づきます。しかし、あくまでも児童文学の枠組みの中でこのような入り組んだ構成を書いてきた筆者の挑戦心には、あらためて脱帽します。
「たまごっち」がモデルと思われる携帯ゲームなど、時代を感じさせる箇所があるのは確かですが、できれば本を読むことが好きな小学生・中学生くらいに読んでもらいたい作品です。
小学生くらいの時に何作か読んだ記憶があるのですが、この作品だけ異様に記憶に残っていたため再読。
3部構成となっていますが、物語の中心は何と言っても「夢の中の失楽」でしょう。
「見立て殺人」についての新たな考え方や、「匣の中の失楽」へのオマージュなど、児童文学の枠組みを逸脱した著者自身の挑戦心が感じられる一作です。小学生だった僕は、そもそも「叙述トリック」なんてものが何か分からなかったし、ましてやフィクションにおける「脱構築」なんて知りようがありませんでした(今もよく分かっていないですが)。
大人になって読み返してみると、ところどころ展開に無理があって、推理小説としてのクオリティは決して高くないことに気づきます。しかし、あくまでも児童文学の枠組みの中でこのような入り組んだ構成を書いてきた筆者の挑戦心には、あらためて脱帽します。
「たまごっち」がモデルと思われる携帯ゲームなど、時代を感じさせる箇所があるのは確かですが、できれば本を読むことが好きな小学生・中学生くらいに読んでもらいたい作品です。
2003年5月25日に日本でレビュー済み
この本はたかが 児童小説となめてかかると酷い目に遭います。
私はとりあえず3回目にしてようやくこの本の内容を理解しました。
いや、もしかしたら理解したように思っているだけで本当はまだ理解していないのかもしれません。それほど複雑なのです!この本を読んでいる子供たちの大半は内容を理解していないと思います。
読んでいるとだんだん作者の術中にハマッてしまい、頭の中が混乱してどれが現実でどれが虚空なのかわからなくなります。なので読み終わると不思議な読後感を味わえます!たぶん、もういちど読んで内容を理解したくなるでしょう・・・。
私はとりあえず3回目にしてようやくこの本の内容を理解しました。
いや、もしかしたら理解したように思っているだけで本当はまだ理解していないのかもしれません。それほど複雑なのです!この本を読んでいる子供たちの大半は内容を理解していないと思います。
読んでいるとだんだん作者の術中にハマッてしまい、頭の中が混乱してどれが現実でどれが虚空なのかわからなくなります。なので読み終わると不思議な読後感を味わえます!たぶん、もういちど読んで内容を理解したくなるでしょう・・・。
2015年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生で本があまり好きでない方でも結構好んで読んでくれるシリーズです。
同じシリーズをよく購入しています。ただ、小学生が買うには高いので、いつもアマゾンやブックオフの古書で選んでいます。
図書館にも多くあったと思います。
同じシリーズをよく購入しています。ただ、小学生が買うには高いので、いつもアマゾンやブックオフの古書で選んでいます。
図書館にも多くあったと思います。
2004年9月20日に日本でレビュー済み
名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズの中でも最も本格ミステリ的な作品だと思います。青い鳥文庫ということで子供向けのイメージがあるかもしれませんが、大人の方も十分楽しめるものになっているのではないでしょうか。
ただし気になることが一つ。この本は1998年の再発のようですが、値段が倍近くになっています。
私もこのシリーズは大好きで小学生の頃からずっと愛読しているのですが(読み出した頃は三姉妹より年下だったのに、気づけば大学生になってしまいました。)小中学生にとってはかなりの大金です。
児童書業界も苦しいのかもしれませんが、青い鳥文庫の主な読者層を考えるとこれはいただけません。
ということで星は3つとさせていただきます。中身は五つ星です。
ただし気になることが一つ。この本は1998年の再発のようですが、値段が倍近くになっています。
私もこのシリーズは大好きで小学生の頃からずっと愛読しているのですが(読み出した頃は三姉妹より年下だったのに、気づけば大学生になってしまいました。)小中学生にとってはかなりの大金です。
児童書業界も苦しいのかもしれませんが、青い鳥文庫の主な読者層を考えるとこれはいただけません。
ということで星は3つとさせていただきます。中身は五つ星です。
2007年8月7日に日本でレビュー済み
今回の舞台は老探偵小説家の住む機巧館で開かれた
パーティーに夢水はじめ、亜衣、真衣、美衣の三姉妹、いつものメンバーが参加する。
そこで老探偵小説家が失踪するという事件が起こる。
そしてその後に起こる殺人事件。
二度ほど、こちらを『えっ!?』と思わせる箇所があり、
面白い仕掛けになっている。
しかし最後まで
この話が夢か現実の世界か分からないような終わり方で
これまでのシリーズの中では
異色とも思える。
だが、これまでの作品の中で
一番大人が読んでも面白いと思える作品ではないだろうか?
最後の夢水と赤ん坊の話はなくても好かったかな、と思う。
余韻に浸るまもなく、
また別の話(しかも短編)に入るのは
落ち着かなかったなぁ〜。
パーティーに夢水はじめ、亜衣、真衣、美衣の三姉妹、いつものメンバーが参加する。
そこで老探偵小説家が失踪するという事件が起こる。
そしてその後に起こる殺人事件。
二度ほど、こちらを『えっ!?』と思わせる箇所があり、
面白い仕掛けになっている。
しかし最後まで
この話が夢か現実の世界か分からないような終わり方で
これまでのシリーズの中では
異色とも思える。
だが、これまでの作品の中で
一番大人が読んでも面白いと思える作品ではないだろうか?
最後の夢水と赤ん坊の話はなくても好かったかな、と思う。
余韻に浸るまもなく、
また別の話(しかも短編)に入るのは
落ち着かなかったなぁ〜。
2007年8月29日に日本でレビュー済み
ミステリーが現実世界とどう関係しているのか、がテーマです。ミステリーはあまり知らないので、原典が誰の何なのかよくわかりません。はやみねさんも、自分でも理解するのに時間がかかったというように、ちょっと話が入り組んでいて、プルーストみたいな感じの本です。ただし、尻切れとんぼの欲求不満が残ってしまいます。かぞえ唄の出来が悪いことも不満の原因のような気がします。普通のミステリーにちょっと飽きたときに読むと良いと思います。