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リンカーン弁護士(上) (講談社文庫) 文庫 – 2009/6/12
スティーヴン・キング激賞!「本書は、ほんものの極上品(キャデラック)だ」高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。収入は苦しく誇れる地位もない。そんな彼に暴行容疑で逮捕された資産家の息子から弁護依頼が舞い込んだ。久々の儲け話に意気込むハラーだが……警察小説の名手が挑む迫真のリーガル・サスペンス。
名手コナリーが挑む初のリーガル・サスペンス
職業、弁護士 オフィスは高級車
スティーヴン・キング激賞!「本書は、ほんものの極上品(キャデラック)だ」
高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。収入は苦しく誇れる地位もない。そんな彼に暴行容疑で逮捕された資産家の息子から弁護依頼が舞い込んだ。久々の儲け話に意気込むハラーだが……警察小説の名手が挑む迫真のリーガル・サスペンス。
名手コナリーが挑む初のリーガル・サスペンス
職業、弁護士 オフィスは高級車
スティーヴン・キング激賞!「本書は、ほんものの極上品(キャデラック)だ」
高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。収入は苦しく誇れる地位もない。そんな彼に暴行容疑で逮捕された資産家の息子から弁護依頼が舞い込んだ。久々の儲け話に意気込むハラーだが……警察小説の名手が挑む迫真のリーガル・サスペンス。
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/6/12
- ISBN-104062763923
- ISBN-13978-4062763929
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/6/12)
- 発売日 : 2009/6/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 392ページ
- ISBN-10 : 4062763923
- ISBN-13 : 978-4062763929
- Amazon 売れ筋ランキング: - 275,036位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,059位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み進めるに従ってどんどん引き込まれる。もやもやした不安感が高まる感じがたまらなく良い
2013年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
注文後 即配送され 満足した本でした。 今後もこういう状態で対応されますよう希望します。
2022年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作はマシュー・マコノヒー(『インターステラー』での演技は素晴らしかった!)主演で映画化されています。
原作にほとんど忠実に映像化されていたため、先の読めない展開にハラハラするといった楽しみ方が減少し、しまった、先に原作を読んでおけば良かった、と思いはしたものの、あらすじが分かっていても面白いと感じるのは、さすがマイクル・コナリーの巧さなのでしょう。
主人公ミッキー・ハラーの顔が、最初からマシュー・マコノヒーの顔を思い浮かべながら読むことになりましたが、まさに印象通りといえます。
刑事弁護人であるミッキー・ハラーにとって、被告人が実際に「やったかやってないか」は訴訟戦略上問題とならない。
重要なのは「被告人に対する証拠をいかに無効にするか」である。
つまり「証拠に基づく結論を葬り去ることであり、証拠による結論に合理的疑いを生じさせること」が彼の仕事なのだ。
その証拠によれば、誰が見ても被告人が有罪だと思える事案でも、その証拠が違法に収集されたものであるとか、被告人が犯人であるとの証人の発言に信頼性を疑う事実があることを指摘することにより、その証拠を裁判の資料として採用できなくさせ、被告人が有罪であるとの根拠をつぶしていく、もしくは、有罪が免れないとしても可能な限り軽い罪におとしていく、といった戦術である。
ただ、この戦術の前提が、被告人が罪を犯した否かは関係ない、つまり有罪であることを前提に弁護するわけであり、そのような考えで弁護をしていく中で、一番担当したくない被告人は、「無実の依頼人」だという。
弁護士がへまをして無実の依頼人が刑務所にいくようなことがあれば、そのことが、生涯、弁護士を悩ませることになる。
ミッキー・ハラーはいう。
「無実の人間ほど恐ろしい依頼人はない。そして無実の人間ほど、こちらに傷跡を残していく依頼人はいない」
本作からスタートしたミッキー・ハラーものは、ボッシュシリーズと肩を並べる人気シリーズになっており、マイクル・コナリーのお蔭でこれからしばらく至福の読書タイムが味わえそうです。
原作にほとんど忠実に映像化されていたため、先の読めない展開にハラハラするといった楽しみ方が減少し、しまった、先に原作を読んでおけば良かった、と思いはしたものの、あらすじが分かっていても面白いと感じるのは、さすがマイクル・コナリーの巧さなのでしょう。
主人公ミッキー・ハラーの顔が、最初からマシュー・マコノヒーの顔を思い浮かべながら読むことになりましたが、まさに印象通りといえます。
刑事弁護人であるミッキー・ハラーにとって、被告人が実際に「やったかやってないか」は訴訟戦略上問題とならない。
重要なのは「被告人に対する証拠をいかに無効にするか」である。
つまり「証拠に基づく結論を葬り去ることであり、証拠による結論に合理的疑いを生じさせること」が彼の仕事なのだ。
その証拠によれば、誰が見ても被告人が有罪だと思える事案でも、その証拠が違法に収集されたものであるとか、被告人が犯人であるとの証人の発言に信頼性を疑う事実があることを指摘することにより、その証拠を裁判の資料として採用できなくさせ、被告人が有罪であるとの根拠をつぶしていく、もしくは、有罪が免れないとしても可能な限り軽い罪におとしていく、といった戦術である。
ただ、この戦術の前提が、被告人が罪を犯した否かは関係ない、つまり有罪であることを前提に弁護するわけであり、そのような考えで弁護をしていく中で、一番担当したくない被告人は、「無実の依頼人」だという。
弁護士がへまをして無実の依頼人が刑務所にいくようなことがあれば、そのことが、生涯、弁護士を悩ませることになる。
ミッキー・ハラーはいう。
「無実の人間ほど恐ろしい依頼人はない。そして無実の人間ほど、こちらに傷跡を残していく依頼人はいない」
本作からスタートしたミッキー・ハラーものは、ボッシュシリーズと肩を並べる人気シリーズになっており、マイクル・コナリーのお蔭でこれからしばらく至福の読書タイムが味わえそうです。
2010年5月30日に日本でレビュー済み
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コナリー大ファンなので迷わず読みましたが、前半退屈でミッキー・ハラーもあまり魅力的ではありませんでた。
ボッシュシリーズがあまりにも面白いので物足りなさを感じます。ただ、後半に行くに従い本来の作家マイクル・コナリーの力を実感出来、終わりまではあっとゆう間でした。登場人物の絡みが少し省かれていて内容が軽く残念でした。腹違いの兄弟の設定のハラーとボッシュが活躍してくれる渋いコナリー作品を期待しています。その為にもこれは読んでおくべきです。
ボッシュシリーズがあまりにも面白いので物足りなさを感じます。ただ、後半に行くに従い本来の作家マイクル・コナリーの力を実感出来、終わりまではあっとゆう間でした。登場人物の絡みが少し省かれていて内容が軽く残念でした。腹違いの兄弟の設定のハラーとボッシュが活躍してくれる渋いコナリー作品を期待しています。その為にもこれは読んでおくべきです。
2020年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
刑事弁護士 "ミッキー・ハラー" シリーズの『『罪責の神々 リンカーン弁護士』を読み終え、多くの賞を受賞したこのシリーズ第一作『リンカーン弁護士』を読むことにした。
上下巻とも同時に入手したので下巻の訳者あとがきをまず読んでみた。
リーガル・サスペンスの大御所スコット・トゥロウが「コナリーは、捜査官や警官の領域にひろい識見をこれまでずっと発揮してきたのとおなじように、刑事弁護士の世界にもみごとに精通していることを明らかにした。とてもすばらしいかきてによるとてもすばらし本がまたあらたに生み出された」
と、絶賛していた訳者の古沢嘉通氏が書いていた。
プロにも認められるだけあってコナリーは、本書『リンカーン弁護士』を、上質なリーガル・サスペンスに仕上げている。
評者は、ジョン・グリシャムの『法律事務所』と並ぶ上質な作品だと思いながら本書の上巻を読み終えた。
上下巻とも同時に入手したので下巻の訳者あとがきをまず読んでみた。
リーガル・サスペンスの大御所スコット・トゥロウが「コナリーは、捜査官や警官の領域にひろい識見をこれまでずっと発揮してきたのとおなじように、刑事弁護士の世界にもみごとに精通していることを明らかにした。とてもすばらしいかきてによるとてもすばらし本がまたあらたに生み出された」
と、絶賛していた訳者の古沢嘉通氏が書いていた。
プロにも認められるだけあってコナリーは、本書『リンカーン弁護士』を、上質なリーガル・サスペンスに仕上げている。
評者は、ジョン・グリシャムの『法律事務所』と並ぶ上質な作品だと思いながら本書の上巻を読み終えた。
2020年8月17日に日本でレビュー済み
遅ればせながら最近すっかりコナリー作品のファンになり、ボッシュ・シリーズを順番に読み進めている。
コナリー作品はそれぞれのシリーズの登場人物を随時共演させているとのことで、途中この<ミッキー・ハラー・シリーズ>第1弾に立ち寄ったのだが、前半、あまりにも退屈で、ネタバレを恐れながら意を決してこのカスタマーレビューを読んだ(今まで幾度か痛い目に遭った)。
「上巻の終盤からおもしろくなる」との意見どおり、途中から俄然おもしろくなった。しかし、やはりレビューの一部にはばっちりネタバレが記載されており、未知の期待度は半減してしまった "(-""-)"
ミッキーの際立つ刑事弁護士としての辣腕ぶりは見事。金に固執しているが、生活背景など現実問題を考慮すれば致し方ないことで、なかなか魅力的なキャラだと思う。別れた妻たちとはいい友情関係を築いており、このドライさはいいようにも都合よすぎるようにも…女性側から見ると微妙。
ストーリーとしては、板挟み状態を彼がどう切り抜けて決着つけるのか、期待しながら読んだ。
ボッシュとの共演を含め、ミッキーのシリーズも今後楽しみだ。コナリー小説ははずれがない。
コナリー作品はそれぞれのシリーズの登場人物を随時共演させているとのことで、途中この<ミッキー・ハラー・シリーズ>第1弾に立ち寄ったのだが、前半、あまりにも退屈で、ネタバレを恐れながら意を決してこのカスタマーレビューを読んだ(今まで幾度か痛い目に遭った)。
「上巻の終盤からおもしろくなる」との意見どおり、途中から俄然おもしろくなった。しかし、やはりレビューの一部にはばっちりネタバレが記載されており、未知の期待度は半減してしまった "(-""-)"
ミッキーの際立つ刑事弁護士としての辣腕ぶりは見事。金に固執しているが、生活背景など現実問題を考慮すれば致し方ないことで、なかなか魅力的なキャラだと思う。別れた妻たちとはいい友情関係を築いており、このドライさはいいようにも都合よすぎるようにも…女性側から見ると微妙。
ストーリーとしては、板挟み状態を彼がどう切り抜けて決着つけるのか、期待しながら読んだ。
ボッシュとの共演を含め、ミッキーのシリーズも今後楽しみだ。コナリー小説ははずれがない。
2012年9月21日に日本でレビュー済み
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かつて(昭和の時代ですが)、弁護士が主人公になるような小説は、「法廷もの」とか「法廷ミステリ」と呼ばれていました。
そんな中、「リーガル・サスペンス」という用語が普及し始めたのは、1990年代のことだったでしょうか。
ジョン・グリシャムの著作のように、単なる法廷での駆け引きにとどまらない小説が台頭し、直訳すれば、「法律上の推理」という用語が定着したのでしょう。
本作品も、主人公は「弁護士」ですが、まさに「リーガル・サスペンス」。
法廷でのやり取りも十分に盛り込まれていますが、「法廷」を超えたスケールでのサスペンスが展開する、逸品です。
著者の代表作であるハリー・ボッシュシリーズは、警察小説やハードボイルドといった分野にも関わらず、「裁判」が中核になる作品があります。
どうやら、著者は、リーガル・サスペンスへの関心は以前から強かったようで、それが結実したといってよいのでは。
著者の作品は、「発表順に読むこと」が一番とされていて、私もそれに従い、順番に読んできて、ようやく16番目の長編である本作品に至ったのですが、「読むことができて幸せ」。
前半は、初の主人公、ミッキー・ハラーとはどんな人物?
という紹介混じりのストーリーなので、畳み掛ける展開ではないものの、下巻に入り、陪審審理という、いわゆるドラマや映画でいうところの「法廷シーン」に入ってからの展開は見事!
――と、いうのも、上巻の終わりの方に、著者お得意の「思わぬ展開」があり、「陪審審理だけでは終わらない」ことが約束されているから。
法廷上の駆け引きだけでも、面白いのに、「その後」への興味が読者を惹き付けて止みません。
2012年には、映画化もされたことですし、ハリー・ボッシュシリーズを最初からというのは、あまりにしんどい…という方にオススメの作品。
(※「コメント欄」に、ちょっとだけネタバレっぽいことを記しました)
そんな中、「リーガル・サスペンス」という用語が普及し始めたのは、1990年代のことだったでしょうか。
ジョン・グリシャムの著作のように、単なる法廷での駆け引きにとどまらない小説が台頭し、直訳すれば、「法律上の推理」という用語が定着したのでしょう。
本作品も、主人公は「弁護士」ですが、まさに「リーガル・サスペンス」。
法廷でのやり取りも十分に盛り込まれていますが、「法廷」を超えたスケールでのサスペンスが展開する、逸品です。
著者の代表作であるハリー・ボッシュシリーズは、警察小説やハードボイルドといった分野にも関わらず、「裁判」が中核になる作品があります。
どうやら、著者は、リーガル・サスペンスへの関心は以前から強かったようで、それが結実したといってよいのでは。
著者の作品は、「発表順に読むこと」が一番とされていて、私もそれに従い、順番に読んできて、ようやく16番目の長編である本作品に至ったのですが、「読むことができて幸せ」。
前半は、初の主人公、ミッキー・ハラーとはどんな人物?
という紹介混じりのストーリーなので、畳み掛ける展開ではないものの、下巻に入り、陪審審理という、いわゆるドラマや映画でいうところの「法廷シーン」に入ってからの展開は見事!
――と、いうのも、上巻の終わりの方に、著者お得意の「思わぬ展開」があり、「陪審審理だけでは終わらない」ことが約束されているから。
法廷上の駆け引きだけでも、面白いのに、「その後」への興味が読者を惹き付けて止みません。
2012年には、映画化もされたことですし、ハリー・ボッシュシリーズを最初からというのは、あまりにしんどい…という方にオススメの作品。
(※「コメント欄」に、ちょっとだけネタバレっぽいことを記しました)
2012年2月20日に日本でレビュー済み
刑事弁護士を主人公としたコナリーの新シリーズ。 被告側に最も有利となる結果を得るべく奮闘する刑事弁護士のストーリーである。だが最も有利となる結果を得るためには司法取引、公訴の取下げなど、あの手この手を繰り出し、時には違法な手段を用いて求める結果をもたらすプロである。2度の離婚歴はあるが頼もしいパートナーでもある前妻たち、またドラッグビジネスで頻繁に検挙される顧客たち、なにやら問題がありそうなセレブ一家など、一筋縄ではいかない人々の間でスピーディーにストーリーが展開される。 ボッシュシリーズと違い過去の出来事に端を発する内省的な描写は少ないが(ミッキーの生い立ちで一部あるが)、結果が全てと割り切った悪徳弁護士ぶりに引き込まれた。ミッキーの悪徳ぶりに次作も大いに期待したい。